音声解説はこちらをどうぞ。
以前、海外事業部の違いを紹介、その中で手取り収入が増えるとお伝えしました。
参考記事
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手取り収入が増えるのは大変大きなメリットですが、海外での経験は知見を広めるのにもいいですし、日本の良いところを再発見できる機会にもなります。
さて、そんな海外勤務ですが、お金の代わりに失うものもけっこうあります。
今日は、それを紹介していきます。
お金と引き換えに失うもの
前回の記事で、手取り収入が増えることを紹介しました。
手当に加えて、生活費が下がるので、結果してそうなると。
しかし、海外で生活する以上、日本で当たり前にある生活を失ってしまうことを覚悟してください。
順番に解説します。
家族(恋人)との時間
これは単身で行く場合のみ起こります。
しかしながら、日系企業に勤めている方の半分以上が、ご家族を連れずに単身で来られていました。
エジプトという過酷な土地環境が影響しているかもしれません。
しかし、実際に暮らしてみるとそこまでの大変さはなかったことはお伝えしておきます。
エジプト生活で必要な知恵は、こちらをどうぞ。
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英語が話せるかどうかで、ハードルは変わってはくると思います。
ですが、実際に現地に行ってしまえばなんとかしようとするのが人間です。
わたしの友人にも、ご家族を連れて海外駐在されている方がいますが、その友人の奥さんは全く英語が話せませんでした。
しかし、現地では子供の送迎をはじめ学校での行事も普通にこなしています。
なので、あとは本人の覚悟だけかと。
我が家は、妻に有無を言わさずに拒否されたので、単身になりました。
でも、逆にそのおかげで、現地ので生活を満喫することができましたし、なにより自己啓発に集中できたことが大きいと思います。
はじめて現地に行ったときは、決して得意といえなかった英語も、現在はある程度、使いこなすことができるようになりましたので。
家族がいるとそうもいきませんからね。
買い物からクルマの手配まで、全て英語ができる人(我が家でいえばわたし)がやらなければなりませんから。
会社の福利厚生
会社の福利厚生の一例
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健康保険、
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通勤交通費。
その他にも、さまざまな福利厚生があるかと思いますが、基本的には日本での生活のためにあります。
会社員である以上、一部は自身で費用負担しているものもありますが、海外にいると払い損になってしまいます。
1つ目の健康保険。海外にいる場合は、会社が契約している保険会社との契約になります。
もちろん、費用は会社負担ですが、全てをカバーしている訳ではありません。
わたしの場合では、歯科治療がNGでした。
なので、現地で歯医者に行くと、ビックリする金額を請求されます。
物価が日本の約10分の1なエジプトでもです。なので、わたしは一時帰国時には必ず歯科検診に行っていました。
歯は一生大事にしたいですからね。
それと通勤交通費。
「もらった金額をそのまま定期に使ってしまうので差し引きゼロでしょ」って思っている方、定期券をクレジットカードで買ってますよね?そのポイントで自分の買い物していますよね?
細かいところですけど、そういうのもありません。
あとは、会社独自の福利厚生があるかと思います。それらのほとんどが使えないのはけっこう不便ですよね。
友達
あとは友達ですね。
集まることがそもそもできませんし、時差があるため連絡も遅くなりがち。
おかげで次第に誘われることも無くなり、ドンドン疎遠になっていきます。
しかし、個人的にはあまり重要ではありません。
友達がたくさんいても疲れるだけですし、気の合う仲間であれば、事情をわかってくれるはずですので。
わたしの場合は、自分の意思ですることなく断捨離することができました。
うがんじんは後悔していません
もともと自分で目指していた海外事業部とはいえ、思っていたものとは違う場合もあります。
実際、それを達成した現在では転職したい気持ちでいっぱいですので、、、
しかし、少なくともエジプトにいるときは、そんなことは一度も考えませんでした。
だって、夢にまで見た海外生活でしたから。
本来であればアメリカが良かったのですが、結果してエジプトでも大満足でした。
毎日充実した日々を送りながら、現地でのメンバーにも恵まれ、楽しく生活することができました。
その上、手取り収入も増え、いうことはありませんでした。
家族との時間が失くなってしまったのは心残りではあります。
しかし、少ない一時帰国時には家族最優先で予定を組むことができましたし、エジプト生活で得た貯金があったからこそ、いまこうやって育児休業を取得し、お金のことを気にせず副業に没頭できるわけで。
お金が十分に無かったら、そんなことはできません。
給料から給付金に変わって減額になった分だけ、生活費を下げる必要があったはず。
その心配がないのは非常に大きいです。
物事の両面をみて、自分にとって有益かどうかを考える。
なにをするにしても必ずメリットとデメリットがあります。
それを自分ならどう捉えるか。
マイナスが大きすぎると思うならやらなければいいだけですし、ちょっとでもプラスが大きいと思ったり、マイナスが小さいかあまり感じられないのであれば、積極的にチャレンジしていくべきです。
実際にマイナス面を強く感じたら、軌道修正をかければいいだけですから。
なにごともまずはチャレンジあるのみです。勇気を出して第一歩を踏み出しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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