記事を読んでほしい方
- エジプトに興味がある、
- エジプトの食文化が知りたい、
- エジプトに行く予定の人。
ここでは、エジプトで実際に食べたり飲んだりした食べ物、飲み物を紹介します。
全てのアイテム、音声配信でも配信しています。
コシャリだけがエジプトを代表する食事ではありません!そのほか想定外のものもたくさんあります。
ぜひ現地に行った際は、自分の舌で確かめてみてください!!
- 食文化
- まずはざっくり紹介します
- 全体的にレベルはかなり低め
- エジプトのソウルフード:コシャリ【炭水化物のオンパレード】
- モロヘイヤはエジプト原産
- ハトも食べるぞエジプト人
- デーツは中東のスーパーフード!
- エジプトのお米は安くてうまい
- 生卵での「打率」は、9割以上?!
- 現地で紅茶を頼むときは砂糖少なめで頼め
- エジプトのみかんは種がいっぱい
- マンゴーが安くてうまい(11~12月限定)
- 国産ワインもビールもある
- 家でも作れるうまいエジプト料理、ターメイヤはそら豆のコロッケ
- ウーバーイーツのクオリティは最低
- カフェで”コーヒー”と頼んででてくるものは?
- たまごは安心できる味
- エジプトで楽しむ焼き肉スタイルとは??
- ブラックシードオイルはクレオパトラも愛した健康食
- サンドイッチは三角と丸形、どっち?
- エジプトのピザは四角形が常識?!
- 野菜や果物が年中食べられると思ったら大間違い!!
- 食品包装用ラップフィルムは必須のアイテム
- 中東のゴディバと称される「Patchi」が安く買えるのはエジプトならでは
- まとめ:ぜひ1度は訪れたい場所、それがエジプト!
食文化
まずはざっくり紹介します
全体的にレベルはかなり低め
食に関する興味があまりない
見ていて感じるのは、エジプト人は「食への関心」があまりないこと。”お腹いっぱいになればそれでヨシ”とするような素振りがよく見られます。
そもそも細かいところにはこだわらない人たちなので、食への関心もその程度なのかと。
レストランの品質も残念
レストランでの食事も決しておいしいとはいえません。
- パスタなどの麺類はくたくた、
- 野菜炒めなんかもコゲていたり、生焼けだったり。
これはチェーン店に限らず、ホテルの中にあるレストランでも、エジプト人が料理をしていれば同じです。世界的にも有名なインターコンチネンタルホテルやシェラトンホテルで食事をしたこともありますが、なんとも残念でした。
値段は日本のそれらには劣りますが、現地のレストランと比べればホテルでの食事はずっと高いんですけどねwww
マズイ食事ばかりではつまらないので、このサイトでは以下の3つに絞ってご紹介したいと思います。
エジプトのソウルフード:コシャリ【炭水化物のオンパレード】
正体はパスタ、マカロニとごはん!
コシャリはエジプトでは最もポピュラーな食事の1つです。家庭でも作るし、外食でも食べられています。その正体は以下の通り。
- パスタ、
- マカロニ、
- ごはん、
- 少量のヒヨコ豆、レンズ豆(写真黄色い粒)
- 少量のトマトソース。
ちょっと大きめの茶わん、例えるならカップめんの「赤いきつね」サイズのどんぶりが現地でいうところの小サイズになります。
そこに、1/3の高さまで炊いたごはんをしきます。その次に、もう1/3味付けをしていないパスタをのせます。残った1/3にゆでただけでのマカロニをのせ、最後にヒヨコ豆、レンズ豆をミックスし、揚げた玉ねぎとトマトソースをかけて完成です。
サワーソースとホットソースをかけて召し上がれ
最後に乗せたトマトソースにしか味がついていないので、サワーソースとホットソースをかけて食べます。ホットソースはお店によって、ニンニクがきいているところがあり、そのほうがおいしく食べられます。
感想:1度食べれば十分
味については、見たまんまといえばいいのでしょうか。味がついてないごはんとパスタを少量のトマトソースで食べるイメージです。
サワーソースはただ酸っぱく、ホットソースもニンニクがきいてなければただ辛いだけなので、どちらかというと「味変」用です。
唯一のメリット:たったの60円!
なんといってもメリットは安いこと、それに尽きます。写真のサイズでも60円しかしないので、お金がないときはグッドです。日本でいうなら、牛丼のポジションでしょうか。
一番大きいサイズ(カップめんで例えるならスーパーカップ、でかまる、などの大盛サイズのヤツ)でも、200円しかしません。日本人にとってお金に困るというより、旅行の「話のタネ」に食べてみるのが正解ですね。
実は、錦糸町で食べられます
ちなみに、日本でも錦糸町にあるコシャリ屋コーピーさんにて食べることができます。
わたしはいったことがありませんが、写真を見る限り、かなりアレンジされていておいしそうである分、現地の「ザツな」感じは薄そうです。わたしもコロナが落ち着いたら、思い出す意味も込めて、食べに行こうと思います。
モロヘイヤはエジプト原産
モロヘイヤは王様の野菜?!
みなさんはモロヘイヤをご存じですか?緑黄色野菜の1つで、ゆでるとぬめりを出すのが特徴です。
モロヘイヤは、古代エジプトの王様の難病が、モロヘイヤを食べて治ったという伝説があります。なので、現地では「王様の野菜」とも呼ばれております。
現地ではモロヘイヤスープでいただく【これはうまい】
現地でのメジャーな食べ方はモロヘイヤスープでたべることです。
ちなみに、現地では、鶏むね肉とウサギの肉で選ぶことができます。
出来たスープをごはんにかけていただきます。鶏肉はスープの中に旨みが出てしまっているので、現地では食べないのが普通。もちろん、食べても問題ありません。
モロヘイヤスープでいただくときは、お米は短粒種を使用します。現地のお米は少し水分がすくないので、スープの味がしみ込み、おいしく食べられます。
スーパーなどでも、味つけをする前の細かくした段階のモロヘイヤが冷凍で売られているので、現地でもかなりメジャーな食べ物ということがわかります。
数あるエジプト料理の中でも、おいしい部類に入ります。残念ながら提供しているお店は、日本ではわからないので、機会があれば、おうちで作ってみてください。
ネットでレシピを検索したところ、これが一番近そうです。
ハトも食べるぞエジプト人
ハトはおもてなし料理
キリスト教の教えでは「ハトは平和の象徴」とされています。しかし、イスラム圏のエジプトではそれも食べますwww
しかも実は高級品(チキンより高い)で、お客を招待するときなどに食べられます。実際、わたしも現地の顧客に食事を招待されたときに食べました。
丸焼きにして、中にはごはんがギッシリ
食べ方としては、クリスマスで食べるターキーとほとんど同じ。内臓を取り出し、そこへスパイスで味つけをしたごはんを詰め込み、オーブンで焼き上げます。
ハトの肉自体に臭みはなく、エジプト料理の中ではおいしいほうです。
しかし、骨がものすごく多くて食べるのが大変。手羽先のように、骨についた肉をしゃぶる感じですが、その肉の中に魚のように小骨があり、骨とりが非常にめんどう。エジプト人に教わるも彼らのようにキレイに食べることができません。
彼らがいうには、骨以外をキレイに食べられるようになると一人前だそうです。中には、骨までバリバリ食べてしまう方もいましたが、わたしにはムリでした(笑)
デーツは中東のスーパーフード!
デーツ=ナツメヤシの実
デーツはヤシの木の仲間のナツメヤシの実のことを言います。スーパーなどでみかけるのは、その実から種とヘタをとり乾燥させたものです。
ドライフルーツとして、現地ではお茶うけやお菓子代わりに食べられます。中には10万円/粒もあると言われ、種類はピンキリです。わたしも下は6円/粒から、上は飛行機のビジネスクラスで提供される高級品(?)まで食べました。味は、値段ではかわらないというのが、正直な感想ww
食べてよいのは5粒/日まで
所説ありますが、だいたい5粒/日といわれております。その理由は、デーツはたくさんの栄養素がいっぱいつまっていますので、食べ過ぎると栄養の取り過ぎになってしまうからです。
それぐらい、優秀な食べ物として知られています。砂漠の中、このデーツと水だけで1週間生き延びた人もいるというくらいなので。
デーツ+クリームチーズが最高!
日本でも最近では栄養面で優れているということで、みかけることが多くなりました。無印良品、コストコなどの量販店で購入することができます。
そういったスーパーでは、乾燥デーツがそのまま入っていますが、それだけでは甘みが強くなかなかとっつきにくいもの。例えるなら、プルーンのような甘さです。わたしもはじめは慣れませんでした。しかし、以下のような食べ方でよりおいしく食べられます。
クリームチーズとの組み合わせはおやつにちょうど良いです。また、ナッツ類との組み合わせは、実際に中東でも売られていますので、ハズレがありません。ぜひ試してみてください。
エジプトのお米は安くてうまい
短粒種、長粒種、どちらもある
エジプトではパン食がメジャーですが、ごはんもあります。日本で食べられる短粒種から、タイなどで食べられる長粒種まで、なんでもありといった感じです。
タイ料理店では、長粒米が提供されますが、そのほかのお店ではほぼ短粒米が提供されます。短粒米に関しては、多少固さが残るものの、味はほとんど日本のものと変わらず、おいしく食べられます。
短粒種は水多めで炊くことで日本のものとほとんど大差なし
自身で炊く場合は、水を多め(約1.2~1.5倍)にすることでほぼ変わらなくなります。逆にこれをしないと、あとで食べるときに固くなってしまいます。特に余ったごはんを冷凍し、あと食べるときに、少し芯があるような感じがあります。
値段は200円/kg
値段もかなりお手頃。もちろん、もっと安いものもありますが、安すぎるとさすがにおいしくないです。なんなら50円/kgなんてのもありますが、味がしないというか、うまく表現できないですけど、おいしくないですwww
はじめのころは帰国の都度、日本からお米を持参していました。しかし、途中から現地で購入できることがわかったため、日本からは持って行っていません。
”お米ももってくの?”って思った方もいると思います。しかし、ホントに現地ではおいしいものが少ないので、食べ物はなんでも持っていきましたよ。冷凍食品や梅干し、わたしはニンニクと長ネギがすきなので、生のまんまもっていったこともあります。
生卵での「打率」は、9割以上?!
要は、お腹をこわすこと
これはエジプトに限った話ではなく、日本やごく限られた国を除く話しです。
海外では、たまごを生で食べるとほぼ確実に当たります。しかしながら、今でも、日本人にはあまり浸透していないように感じます。少なくとも、エジプトでは90%以上の確率でアタリます。これはわたしも1度経験があります。
にわとりからたまごが産まれるとき、糞尿が通るみちを通ってくるわけで、そのときにいっしょにサルモネラ菌をもってきてしまいます。そして、生で食べるとき、いっしょに食べてしまうことでおなかを壊してしまいます。
”にわとりのエサによって、生で食べられる卵を産むか変わる”、という話しもあるようですが、なんといっても徹底された衛生管理が根底にあります。
日本では、それが徹底されているので、生食でも問題なく食べられます。
半熟でもNG
サルモネラ菌は、多少火を通した程度では、無くなりません。しっかり完熟になるまで火を通さないとアタリます。
これはわたしの経験ですが、休みの日のお昼にインスタントラーメンを鍋で作ったとき、麺を煮込みながらたまごを落としたことがあります。日本でもよく見る普通の光景ですね。
出来上がった後、よくみるとたまごが若干半熟だったのですが、気にせず食べてしまいました。
そしたら、トイレに直行、午後はずっとトイレから出られませんでした。結局、夜には落ち着いたので良かったのですが、これはまだまだ軽いほう。もし、ホントにサルモネラ菌にかかったら、もっと重症化していました。
わたしの場合は、自業自得ですので文句は言えません。しかし、ホテルの朝食で出されるオムレツも要注意です。もし、その場で焼いてくれるタイプであれば、完熟にしてもらいましょう。
海外では、そういった自己防衛も必要になってきます。途上国では「特に!」です。日本とは全く異なるので、気をつけましょう。
現地で紅茶を頼むときは砂糖少なめで頼め
紅茶1杯に砂糖3杯が基本
現地では、紅茶やコーヒーをよく飲みます。エジプトではティーボーイという方がいて、要はなんでも屋さんですが、普段の業務はスタッフのお茶くみが仕事です。わたしがいた事務所でも雇っていて、ほぼ毎時、すきなお茶を作ってくれます。
はじめこそ、わたしはいろいろなものを注文していましたが、途中からはもっぱら水しか頼まなくなりました。紅茶やコーヒーってトイレが近くなりますからねwww
ここでおもしろいのが、紅茶やコーヒーを頼む際、彼らがあることを聞いてきます。それは”砂糖は何杯?”です。
これは、わたしの事務所に限った話ではなく、他事務所で雇われている人も同じです。ちなみに、レストランでは、飲み物を頼むと別で砂糖を目いっぱい提供してくるので、心配ありませんwww
ここで、なにも言わないとスプーン3杯分が入ったチョー甘い紅茶やコーヒーが出来上がります。また、人数が多い会議になると、それぞれの砂糖の数をティーボーイが覚えられないので、1杯分などほかの人が頼まないようなオーダーだと、必ず甘くなってしまいます。
”覚えられないなら聞くなよ”って感じですが、こういった中途半端なサービスも「エジプトあるある」です。いちよ、要望は聞くんだけど、結局やってくれない、それがエジプトです。
ほとんどが甘党のエジプト人
なぜ、そこまで甘いものが主流なのか。それは、エジプト人のほとんどが甘党だからです。これは、女性だけに限った話ではなく若い男性も同じです。
わたしの事務所で3名雇われている男性スタッフ(わたしと同い年1名、20代が2名)も、もれなく甘党です。
彼らが3人がキッチンでココアを作っているのを見かけたことがあります。ココアの素をスプーン3杯、砂糖を3杯入れ、その上温めた牛乳で作っていました。もう見るからに甘そうだったので、味見は遠慮させてもらいました。
いま思えば、試してみても良かったと思っています、、、
なので、がっしりした体型の方が多いです。ま、砂糖3杯のコーヒーと、炭水化物まみれのコシャリを食べていれば、そうなるのも時間の問題ですが、、、
ショッピングモールなど、人が集まるところにいくと顕著です。女性はほぼ全員ヒジャブをかぶっており、男性も短髪の方が多いので、人込みはドラクエに登場する「トロル」が歩いているようですwww
まさに「ドラクエウォーク」の世界です。去年のいまごろ、ちょうどリリースされ現地で話題になりました。
話しがそれましたが、くれぐれも「砂糖は少なめで」ということを忘れずに。
エジプトのみかんは種がいっぱい
この写真の比ではない
エジプトでも日本と同じように手のひらサイズのみかんから、ソフトボール大のオレンジといったように2種類が存在します。その中で、今日は小さいほうのみかんの紹介です。
なにがすごいってタネの量です。現地で写真を撮ってこなかったのでネットで探しました。タネが多い写真をこのエピソードのアイコンにしていますが、こんな生易しい量ではありません。
現地のものは1房に2~3この種が入っています。これはマジです!
なので、ホントに食べずらい。みかんを食べているのか、タネを食べているのか、わからなくなるくらいの量です。
種がない日本のみかんはホントにすごい
日本のみかんはホントにすごいんです。だって、タネが全くないですよね。たま~にありますが、無いのがほとんど。
これを当たり前のように食べているとタネの存在を忘れてしまいます。実際、わたしもエジプトで食べるまで、忘れてました。
それぐらい日本のみかんは入ってないし、逆にエジプトのは入りまくっているしで。他にもすいかだったりタネが多いのはありますが、みかんの比ではないので、それほど衝撃はなかったです。
マンゴーが安くてうまい(11~12月限定)
日本と同じサイズで200円/個
エジプト産のマンゴーはとても甘く、現地ではよく食べていました。値段もとても安く、日本とほぼ同じサイズで200円/個しかしないので、売りだしたら毎週のように八百屋へ行って、買いだめしていました。
みかんのタネがいっぱいで食べずらかったり、リンゴはパサパサだったりするなかで、マンゴーだけは日本のそれを超える品質でした。ちなみに、わたしは宮崎の「太陽のたまご」は食べたことがないので、あくまで普通にスーパーで売られている500円/個で売られているものと比較しています。
日本に持って帰ろうとする人がいるくらいのおいしさ
ホントに安くておいしいので、日本へ持って帰ろうとする人もいました。ちなみに、わたしはやってません。それよりもデーツのが家族に人気だったので。
本来、生鮮食品の持ち込みが禁止されている日本ですが、なんとか持って帰ろうとがんばっていました。しかし、ことごとく税関で見つかってしまい没収されてしまったようです。
やはり、審査官は見ればわかるんでしょうね。わたしも、空の発泡スチロールをもって入国したことがありますが、中身について何もきかれず、そのまま素通りでした。
本来であれば、発泡スチロールなんてもって入国する人なんていないんでしょうけど、怪しい素振りをしてなかったので、ノールックパスでしたwww
冬しか食べられないのが欠点
エジプトの「憩いのフルーツ=マンゴー」ですが、1つ欠点がありまして、それは11~12月しか手に入らないことです。売り出したと思ったら、あっという間に時期が終わってしまいます。なので、今度は、そういった農業にも支援がいけばと思います。
冬のエジプトは日本人にとって、ほとんど寒くないので行くのは悪くないです。それにサンクスギビング(Thanks giving)やクリスマスといったイベントも行われますので、訪れるには良い時期だと思います。
しかし、エジプト人にとっては冬に変わりはなく、現地の人はよく風邪をひきます。その上、マスクをしないので、移されるリスクはあります。しかも、現地の風邪はタチが悪いので要注意です。
気候や風邪の話はまた今度お話ししますが、マンゴーはおいしいので一見の価値アリです。
国産ワインもビールもある
イスラム圏なのにアルコールも売っている
上写真はエジプトのワイン「Domaine de Gianaclis」。こちらはエジプト産になります。ビール党のわたしでもおいしく飲めました。
エジプトはイスラム圏ではありますが、現地ではアルコールを提供しているお店もあります。ただ、提供していないお店の方が多いです。イタリア料理やフランス料理といった、外国籍料理のお店でも、アルコールを提供していないところもあります。
また、スーパーではアルコールの取り扱いはなく、酒屋でのみ購入することができます。その酒屋も、ラマダン期間は閉まってしまうなど、やはりお酒に対する意識の違いを感じることができます。
ワインは値段が高いがおいしい
エジプトでは、ぶどうもワインも作っていますが、消費量が少ないせいか、近隣諸国からの輸入ワインよりも高額です。
念のため言っときますが、飲めるワインのお話しです。破格の値段、750mlで300円などで売っているワインもありますが、飲めたものではありません。味もそうですが、次の日は必ず二日酔いになります。
「飲んで楽しいワイン」だと、750mlで1,200円くらいします。一方、南アフリカ産のワインですと、半額くらいで買えるので、わたしのような違いのわからない人には安いので十分です。
ビールはバドワイザー系の薄いものからアルコール度数が高いものまでさまざま
エジプトのビールは2種類あります。
ステラの由来は忘れましたが、サッカラは最古のピラミッド「サッカラピラミッド」から来ています。ビールの缶にもそのピラミッドが描かれています。
大別すると、ステラは薄め、サッカラは苦みが強め、といったところ。ただ、どちらもいろいろな種類があります。ホップが強めだったり、アルコール度数が強めだったり。
なので、どちらかに限定するのではなく、その日の気分に合わせて飲むことができます。ただレストランなどでは、ステラとサッカラ、それぞれ1種類ずつしかないので、お店で飲むときは、ブランドで使い分ける必要があります。
家でも作れるうまいエジプト料理、ターメイヤはそら豆のコロッケ
パンに挟んで食べるとうまい
ターメイヤはアラブ料理の1つで、じゃがいものかわりにそら豆を使った、そら豆版コロッケです。クレオパトラが住んでいたアレキサンドリア市(カイロより北、地中海沿岸の都市)では郷土料理として有名です。
そら豆を含め豆類は、安価で腹持ちがよいことから、現地でもよく食べられています。たまに、現地スタッフが煮豆をもってきてくれ、たべることもありました。以前に紹介した「炭水化物のオンパレード コシャリ」の上にも、レンズ豆とひよこ豆が乗っていますからね。
その中でも、そら豆を使ったこのターメイヤはかなり上位に食い込むおいしさです。妻を現地に呼んだ際、観光している途中、タクシーの運転手さんが買ってくれたこのターメイヤが入ったサンドイッチを大変気に入ってくれました。今でも、友人などにエジプトの話しを聞かれると、このときの話しをしています。
その時は、既にわたしは駐在して1年以上が経過していたのでなんとも思いませんでした。しかし、ポンと来た妻でもおいしいと思うくらい、味も良いです。ざっくりとした作り方は以下の通り。
作るのが大変
作り方をざっと紹介しましたが、これが作るのが大変なんです。帰国後、友人を自宅に招待した際に2回ほど妻と作りましたが、それっきりになっています。あげるまえの、豆類の準備がかなり大変です。
エジプトでもメジャー料理でありながら、作業の大変さゆえ、家庭で作ることはほとんどないそうです。
そのため現地では、あげる前までの作業を終えてあるペースト状にしたものが、スーパーやレストランなどで買うことができます。それを使えば、家で揚げるだけなのでカンタン、しかも味付けも終わっているので、おいしくいただけるようになっています。
わたしも現地にいたころ、事務所でペーストをデリバリーしてもらい、それをティーボーイにあげてもらったこともありました。ん~懐かしいですね。
もし、興味があれば、わたしが日本で試したレシピをラジオの概要欄に貼っておくので作ってみてください。
ウーバーイーツのクオリティは最低
エジプトではなんでも出前ができる
エジプトでは、出前文化が発達しています。日本では宅配できる食べ物やレストランに限りがありますが、エジプトではほぼすべてのレストランで出前ができます。飲食店に限らず、スーパーや酒屋、ドラッグストアまで出前してくれます。
なんなら出前サービスをやっていなくとも、サービス料として、多少のお金(300円程度)を店員に渡せば、たいていは持ってきてくれます。
それぐらい現地では出前はメジャーで、ウーバーイーツに限らず、いろいろな出前アプリがあります。わたしが現地でよく使っていたのがotlob(オトロフ)です。〇〇はよくって、✖✖はダメというのはありませんが、現地ではotlobが一番メジャーでしたので、これをよく使っていました。
品質はひどいなんてもんじゃない
出前はメジャーな文化であっても品質はサイテーです。汁もののつゆがこぼれているなどはまだまだカワイイほうです。
- 中身がよっていたり、
- 出前の容器はボコボコ、
- 付属のドレッシングやケチャップなどは袋の中で、こぼれていることも多々あります。
そんなクオリティでも、エジプト人はなにも文句は言わないので、わたしたちも仕方なく諦めて使っていました。強いて良いところをあげるなら、オーダーミスがないところでしょう。一度もミスがなかったので、そこだけはほめられるところですwww
そういったレストランからのデリバリーはまだいい方で、問題なのはスーパーからくるデリバリー。こっちの品質はもっとひどいです。
野菜は悪くなったものを平気でもってくるし、お肉などの冷蔵品は外の気温で温まっています。
玄関で中身を確認し、お金を払う前ならば再配達もしてくれますが、そのやり取りがめんどうなので、わたしは1度しかやっていません。これは、わたしの推測ですが、きっと一度文句をいったからといって、キレイなものをもってくるかはかなり怪しいところです。
それでも、配達料としては、数十円しか取られないので、安かろう悪かろうではないかと思います。そんな金額で持ってきてくれるのであれば、レストランからの配達に限って言えば、家で待ってれば持ってきてくれるので非常に良いサービスだと思います。
カフェで”コーヒー”と頼んででてくるものは?
コーヒー=トルココーヒー
エジプトでのコーヒーについて、紹介します。現地のレストランや事務所にて、コーヒーが飲みたくなったとき、なんと注文すればよいか知っていますか?
日本で頼むように”コーヒー”というと、想像しているものとは違うものが出てきます。それはなにかというと、トルココーヒーです。
トルココーヒー(ターキッシュコーヒー)とは?
上写真がまさにそれです。手で持っているものはイブリックと呼ばれ、コーヒー粉と水を入れ、煮立たせる鍋になります。
写真ではわかりずらいですが、コップは非常に小さくお酒のショットグラスぐらいの大きさです。
コーヒー粉と水で煮立たせ作るのが特徴で、非常に味が濃く、苦味も強めです。なので、コーヒーが苦手な方にはかなりキツイです。わたしもなれるまでに、かなり苦労しました。
また、粉は飲まず、上澄みの液体の部分のみを飲みます。しらずにそのまま粉ごと飲んでしまい、むせる人もいるので注意が必要です。実際、わたしもはじめは飲み方がわからず、がんばって粉ごと飲み干してしまったこともありましたwww
エジプトを含む中東ではコーヒーといえば、このトルココーヒーが一般的で、カフェやレストラン、事務所などでは、必ずこちらが出てきます。なので、くれぐれも気をつけましょう。
普通のコーヒーを頼みたいときは”ネスカフェ!”
では、日本で飲むような、いわゆる普通のコーヒーが飲みたい場合、なんと注文すればよいでしょうか。
それはカンタンで”ネスカフェ”といえば、ごく一般的なコーヒーを飲むことができます。
おそらく信用していない人もいると思います。しかし、本当に本当です。ネスカフェは本来、インスタントコーヒーの名称の1つですが、現地ではしっかりコーヒーを代替するものになっています。
実際に現地でも”ネスカフェ ゴールドブレンド”はたくさん売られております。というか、日本人にとって馴染みのあるコーヒーはネスカフェぐらいしか売っていないですね。スタバもあるにはありますが、現地人にとっては少々高く、客層はいつ行っても欧米人が多かったです。
ということで、中東の国では、コーヒーには2種類あることを覚えておいてください。
たまごは安心できる味
日本とかわらず、いつもの味です
エジプトのたまごを紹介します。現地に住んでいるときは、これにホントにお世話になりました。
というのも、味が若干薄いくらいで、日本で食べるのとほとんど変わりませんでした。なので、毎日食べていました。
毎日3つは当たり前、多いときで毎食2つずつ食べたりもしました。
現地で売っているネギは硬かったり、ニンニクはニオイが大変少なく物足りなさを感じている中で、ホントにたくさん食べました。
現地では、6の倍数でたまごが売られており、最小単位が6こパック、多いものは36こも入っているのがあり、毎週36こ入のセットを買ってましたwww
加熱は絶対!
現地のたまごと日本のたまご、大きな違いは加熱してたべなければならないところです。
しかも、ちょっと加熱した程度ではやられてしまいます。しっかり、完熟になるまで火を通さなければなりません。
なので、インスタントの素を使ってカツ丼を作るときは、完熟たまごのカツ丼になってしまいます。現地で食べる分には美味しいのですが、物足りなさは否めません。
生卵であたってしまうのも、ちょっとした腹痛くらいなら、それを覚悟してでも食べたくなります。しかし、サルモネラ菌の疑いもあり、ホントに当たってしまった場合は、マジの腹痛を覚悟しなければなりません。
わたしも、一度だけ半熟の卵が入ったインスタントラーメンを食べましたが、見事に当たりました。当時は、そこまで激しいものでなかったので、ホントにラッキーでした。それ以降、インスタントラーメンにたまごを落とすのは止めたのは言うまでもありません。
エジプトでは、ゆで卵ばかり食べていました。ゆで卵は生卵と違い、鮮度が悪いほうが殻をむくのがカンタンで調理が楽ですのでwww
値段は現地の他食材と比較し少々高め
最後に、気になる値段ですが、たまごの値段は日本とあまり変わらない印象ですね。セール時のたまごと申しますか。
約10円/個といったところ。ただ、それでも他の食材は安いですし、なにより安心して食べられるので、その保険と思えば安いものです!
エジプトで楽しむ焼き肉スタイルとは??
エジプトにもある韓国料理店
ステーキもいいですけど、たまに無性に食べたくなるもの、焼き肉ですよね。(そうでもない?)
みんなでテーブルを囲み、ビールを飲みながら食べる焼き肉はサイコーじゃないですか!わたしは大好きです!
そんな焼き肉は日本や韓国で食べるスタイルとされており、外国ではなかなか出会うことができません。しかし、エジプトでは体験できます。
それにしても、韓国料理と中国料理はどこに行ってもありますね。日本人にとっては、そういう比較的に身近な料理が食べられるのは、とてもありがたいことです。また、たいていそういうお店では、ニセ日本料理も食べられるので、どうしてもというときの、駆け込み寺になりえますwww
話を戻して、韓国料理屋さんでは、日本で食べるのと同じスタイルの焼き肉を楽しむことができます。韓国焼肉と聞くと、サムギョプサルを焼くときのような斜めに傾いた鉄板を思い浮かべます。そのスタイルもあるお店もありますが、日本式?の丸い鉄板が机の真ん中にセッティングされたスタイルのほうが、エジプトでは多かったですね。
味も日本で食べるのとほとんど変わらずで、ニンニクや辛味噌といったテーブル調味料も変わらないので、想像しているままの焼き肉を楽しむことが出来ます。
そんなエジプトでの焼き肉、もっと大きなメリットもあります。
エジプトなのに、豚肉も食べられます
焼き肉が食べられることも大きなメリットの1つですが、一番大きいのは豚肉が食べられるということ。
レストランで豚肉が食べられることはほとんどありません。基本、豚肉専門店へ行き、家で調理するのが一般的です。
家で焼く肉よりも、火力の強い火で鉄板を使って焼いたほうが美味しいに決まってます!なので、ホントにおいしい豚肉を食べることが出来ます。
もし現地で、どうしても豚肉がたべたくなったら外国籍の料理店、中でも韓国料理店は日本人のお口にも合うものを提供してくれるはずです。ぜひ、お試しください。
ブラックシードオイルはクレオパトラも愛した健康食
なんにでも効く最高のオイル
エジプトでも美に対する欲求はあります。それも大昔、クレオパトラのころにさかのぼります。
当時の王姫がすでに使っていたとされているのが、今回ご紹介するブラックシードオイルです。
このオイルは、万能オイルとも称され、”死”以外のすべての症状に効果があるとされています。
死以外とは極端ですが、ホントにそう言われているのだから仕方がありません。実際に、肌荒れや鼻詰まりにはじまり、成人病などにも効果があります。
いまでもエジプトの市民に愛され、スーパーなどで売られ、そのまま飲んだり、ハチミツといっしょに食べたりされています。
わたしも、現地にいたときは、毎日ヨーグルトに入れて食べていました。そのおかげで、薄毛も少しは改善されたのでは、と感じていますwww
味は、良薬口に苦しです!
さて、そんなスーパーフードですが、強いて上げるなら、問題は味です。
そのまま食べると、のどを通る際に、辛いといいますか、刺激物を食べたかのような刺激が走ります。なので、はじめは、そのまま食べるのはしんどいです。
実際、わたしも現地にいたときは、どうしても慣れず、現地スタッフに優しい食べ方を聞き、ヨーグルトに入れて食べることで落ち着きました。いまでは、ただの水に浮かべて飲んでいますが、なれるまではムリですね。
実際、わたしの妻は、嫌がって食べません。どうしても、その刺激や味が受け付けられないようです。
ニオイもキツい
また、ニオイがきついのも難点ですね。なんと表現すればいいでしょう、漢方とはまた違った、中東独特の香辛料の香り。
わたしは、クミンといった現地の香辛料は苦手でしたので、どのニオイが近いかはわかりません。
ただ、そのなんとも言えない”エジプト(中東)の香り”があるので、ここでも好みが分かれます。ちなみに、ウチの妻は、このニオイもダメです。わたしがブラックシードオイルを飲むために使ったコップはすぐに片付けるよう促してきます。
そこまでニオイが強いわけではないと感じていますが、慣れですね。なので、はじめてチャレンジする方は、まず少量で購入されることをオススメします。
いきなり大量に買うと余ってしまいますので。ただ、良薬口に苦しですので、健康や美容を気にされる方には、ぜひオススメしたいですね。
サンドイッチは三角と丸形、どっち?
日本人の常識ではやはり三角かと
日本や先進国で”サンドイッチ”、というと三角形を思い浮かべる人がほとんどですね。
わたしも、そう考えている人のひとりです。
しかし、これもエジプトでは異なります。
エジプトはラウンド形が主流
これがエジプトでいう”サンドイッチ”。すでに見た目からして、日本でのそれとは180度異なっていることがわかりますね。
クレープのように薄く伸ばして焼いた生地、その真ん中に具を挟むスタイル。
写真のは、以前に食べ物編で紹介したターメイヤと呼ばれるそら豆のコロッケ。
これはうまいのでオススメです。値段も安く、おそらく写真の量で200円しないはず。
しかも、彩りはあまりキレイとは言えない
ターメイヤのサンドイッチはまだ彩りはいいほう。これがマメのサンドイッチになるとパンも茶色、マメも茶色になるので、エジプトを表したかのような配色になりますwww
しかも、マメ類のサンドイッチは非常に安く、1枚30円です。なので、大衆食となっており、顧客の事務所でも何度もいただいたことがあります。
味はご想像の通り。現地でも煮豆は甘く煮るので、それをただパンに挟んだだけ。ボソボソで口の水分をもってかれます。
エジプトのピザは四角形が常識?!
エジプトのピザ「feteer」=ファティール
みなさんはピザって聞いて、どんな形のものを思い浮かべますか?
たぶんほとんど、いや日本人であれば全員が丸い形のものを思い浮かべるのではないでしょうか。わたしもそのひとりです。
しかし、エジプトのそれは、みなさんの期待を裏切る形をしています。それは、丸ではなく四角形をしています。
エジプトのピザは”ファティール”といい、現地でもポピュラーな食べ物です。
我々が想像するピザも食べることができますが、ドミノピザなど、チェーン店で食べるのが一般的。
エジプトでピザといえば、四角いのが普通です。
どちらかというと甘い系が多い
ファティールは、日本人の感覚ではお昼などのメインで食べるというより、3時のおやつ感覚に近いです。
なぜなら、基本的に甘いものが多いからです。
砂糖をまぶしたもの、カスタードクリームを中に入れたものが多く、どれもすごく甘いのが特徴です。
ただ、3時のおやつに食べるにはアリ、な食べ物です。
甘いものが好きな人はきっと好きになれる、そんな食べ物です。
ここに黒蜜をつけることも
現地の人々は、これをそのままは食べません。
そこに、ハチミツやきなこ、黒蜜につけて食べます。
さすがにそこまでくると、わたしたちにはついていけない領域になります。
メッチャ甘いです!
そんなものを毎日のように食べているわけですから、現地の人は肥満体質が多いです。
現地では、痩せている人は非常に少ないです。
たいていの人は、太っています。ま、彼らの食事を間近で見ていれば納得できますが、、、
野菜や果物が年中食べられると思ったら大間違い!!
季節によってスーパーや八百屋に並んでいないものも普通にあります
日本のスーパーでは、毎日たくさんの商品が並んでいます。
それらは、季節に関係することなく買うことができますね。
もはやそれは、日本人にとって当たり前のことです。
季節限定品というのは、かなり少ないです。野菜や果物でいえばスイカやメロン、柿などは、まだ季節感がありますね。
しかし、エジプトではそうはいきません。
普段使いの野菜まで、季節に左右されてしまいます。
現地では、鍋キューブなどを使って鍋ものをメインに食べていたわたしにとって、はくさいが季節限定なのはけっこう致命的でした。
あとは、しょうがもなかったので、しょうが焼きができなかったのも大きかったですね。
といっても、しょうが焼きはタレが日本に売っているので、それをもっていくことで解決できました。
いずれにしても、食べたいときに食べられないのが、ツラかったですね、、、
売っていても鮮度や品質も変わる
そんな中、探し回ると売っているお店もあります。
ですが、そういう場合はたいてい品質が悪いことが多いです。たぶん冷蔵庫などでしまっていたんでしょう。
萎れていたり、多少色が変わっています。
あとは、輸入品の場合があります。こうなると、値段がべらぼうに高くなる(たいだい10倍)ので、買いません。
さすがに、そこまでしてまで食べたいとは思いませんし、1度ぼったくられてからは輸入の野菜、果物は買わないことにしましたので。
強いて食べるとすればお肉ですね。ステーキ肉なんかは、南アフリカ産がおいしかったので、それはよく食べてましたwww
好き嫌いしないで食べることの重要性を再認識
そういう環境を経験して言えるのは、好き嫌いせずに食べることですね。
どうしても日本だと嫌いなものがあれば、それを食べなくても、他の野菜で代替ができてしまいます。
しかし、エジプトではそうもいきません。そもそも売られている野菜が限定しているため、種類にも限りがあります。
好き嫌いせず、出されたものを食べる。これって基本なんですけど、子供の頃はワガママ言ってました。
ワガママできることがどれだけ裕福な暮らしをしていたのか、エジプトに来てはじめて知ることができました。
ワガママだったがために、外国人と比べて弱い体になってしまったのかも知れません。
自分の子どもにはそうなってもらいたくないので、食育はがんばっていこうと思います。
みなさんにも、なるべく好き嫌いせずに食べてほしいです。それが結果として、自分の健康にも繋がりますし、つくってくれる家族に感謝を伝えることにもなりますので。
食品包装用ラップフィルムは必須のアイテム
現地のは全く役に立ちません!
調べたところによると、サランラップは商品名だったことがわかりましたので、こちらでは一般名称である食品包装用ラップフィルムで記載します。
ごはんや果物など、食品を保存するのにラップは必須のアイテムですね。
日本のラップフィルムの性能はホントにすばらしいものがあります。それか、エジプトのが残念なのか、、、
おそらく、エジプト人が現地のラップフィルムを使っていないところを見ると、その両方が当てはまると思います。
というのも、現地のラップフィルムは全く役に立たないのです。
上記写真のように、食品に巻きつけても「ふわっと」自然に外れてしまいます。
お皿に蓋をするようにやっても「ふわっと」外れてしまいます。お皿につけるには、輪ゴムをつけると、お皿全体を覆うようにやらなければ意味がありません。
ラップは日本のものが最強!
その点、日本のそれは非常に便利です。
- 食品やお皿にくっつき、
- 熱や冷却にも強く、
- 切るものカンタン。
エジプトのは、全て逆と言っても過言ではありませんwww
ただし電子レンジは要注意
しかし、それでも日本のラップフィルムが負けてしまう場面があります。
それは電子レンジです。
現地の電子レンジはAV200Vで動作しているので、日本のそれに比べ強力です。
冷蔵品を温めるくらいなら問題はありません。
しかし、冷凍ご飯などの冷凍品を温めるとなると、話は変わってきます。
冷蔵品に比べ、長時間温めなければなりません。その熱にラップフィルムが耐えきれず、溶けてしまいます。
わたしもそのことを忘れ、何度もラップフィルムを溶かし、食品をダメにしてきました。
エジプトに限らず、AC200Vで動いている電子レンジは気をつけてください。
火力が強く、日本のラップフィルムがそこまでの熱に耐えきれず溶けてしまいますので。
中東のゴディバと称される「Patchi」が安く買えるのはエジプトならでは
まとめ:ぜひ1度は訪れたい場所、それがエジプト!
ものすごく濃い国、エジプト。日本とは全く文化も歴史も異なり、想像つかないことが連発します。
「教科書で習った表側」だけではなく、裏側までをも自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか?
一度体験すれば、みなさんの中にあったエジプトの概念、培ってきた常識をぶち壊し、今後の生き方を変えてくれるです!
わたしの中で、エジプトの経験は大きな変化をもたらしました。
本ブログが、みなさんの挑戦の一歩を後押しできたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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2年半生活してわかったエジプトの生活、状況をすべて紹介します
記事を読んでほしい方エジプトに興味がある、エジプトのことが知りたい、エジプトに行ってみたい人。現地で2年半生活してわかっことを余すことなく紹介します。各アイテムは文章だけでなく、ラジオでも配信していま...