記事を読んでほしい方
- エジプトに興味がある、
- エジプトのことが知りたい、
- エジプトに行ってみたい人。
現地で2年半生活してわかっことを余すことなく紹介します。各アイテムは文章だけでなく、ラジオでも配信しています。
補足説明
2020/11/28:カテゴリが増えてきたので、それぞれの話題ごとに記事を分けてあります。
- 全般
- 食文化
- 気候
- 文化・宗教
- 安全・治安
- 衛生
- 娯楽・レジャー
- 観光
- 国民性
- お土産
- その他なんでも
- まとめ:ぜひ1度は訪れたい場所、それがエジプト!
全般
エジプトはざっくりこんな感じ
日本円よりもドルやユーロを持っていこう
日本でエジプトポンドへの両替は不可
日本国内でエジプトポンド(EGP)へ両替することはできません。なので、円または他国通貨を持っていく必要があります。
具体的には米ドル(USD)が一番です。それ以外では、ユーロ(EUR)やイギリスポンド(GBP)でも現地で両替が可能です。
米ドル→エジプトポンドへの両替が一番
日本円から両替する場合、手数料を考慮すると米ドルが一番割安になりますので、米ドルを持っていきましょう。
持って行った米ドルは、現地の銀行ATMや街中にある両替所で両替をすることができます。国によっては、シワがあるお札は取り扱ってくれないこともありますが、エジプトではそこまで厳しくありません。余っているお札も使うことができます。旧札もわたしがいたときは使えました。
注意事項
わたしの場合、エジプト人が両替に行っているので、日本人がいく場合が異なることがあります。旧札に関しては参考程度にしてください。
ATMが読み取れるくらいのシワや汚れであれば、全く問題はありません。
現地で日本円が使えないこともないが現地ではかなりの円安
一部のお店では、日本円が使えることもあります。しかし、有名ではないため円安になります。米ドル等両替での両替レートがだいたい「1エジプトポンド=6円」のところ、日本円から両替しようとすると「1エジプトポンド=12円」になってしまい、約2倍のお金を払うことになります。(円換算は2020年での目安。)
なので、現地ではドルやユーロからエジプトポンドを作るようにしましょう。最悪、エジプトポンドが無くてもドルやユーロで買い物もできますので。
エジプトでの通貨:エジプトポンド、ピアストルを覚えよう
エジプトポンド=ドル、ピアストル=セントの位置づけ
現地通貨は「エジプトポンド」といいます。略して「エジポン」です。エジプトポンドがアメリカのドル、ピアストルがセントに相当し、1エジプトポンド=100ピアストルになります。
また、紙幣と硬貨の種類は以下の通りです。
50エジプトポンドと50ピアストル、2つの紙幣は要注意
ここで注意したいので、この2つの紙幣。50という同じ数字ではありますが、価値は100倍ことなります。なので、おつりで受け取る際はくれぐれも注意が必要です。
観光客だとわかると、我々のスキをついて、わざと50ピアストル紙幣を渡してくるエジプト人もいます。
なので、余計なトラブルに巻き込まれないためにも、慣れないうちはできる限りクレジットカードで買うようにしましょう!
クレジットカードはVISA or MasterでOK
個人経営のお店を除いてカードOK
エジプトでもキャッシュレス化は進んでおり、クレジットカードが使えるところが多くなっています。
使えるお店ではVISA or Masterが主流です。最低でもどちらか1枚、できれば1枚ずつ持っていってください。現地では、機械の故障などで使えないこともあります。
またクレジットでの支払いでは「決済の適用通貨を何にするか」を聞かれることがあります。その場合は、「ドル払い」にしてください。エジプトポンド払いだと、お店のレートを適用することになるので、たまに高い手数料を支払うコトもあります。
JCBやアメックス、ダイナースはNG
エジプトは日系のJCB、アメリカ系のアメックス、ダイナースはほとんど使えません。
クレジットカードが使えないところもある
個人で経営されているお店、観光地の拝観料、お土産屋さんなどは、まだまだクレジットカードが使えないところが多いです。なので、前述のとおり、ある程度の現金ももっていってください。
現金が足りなくなったときには、エジプトのATMでも日系クレジットカードでのキャッシングが使えます。”キャッシング→ネットバンキングを使って返済”することで最低限の利子を払うだけで現地通貨を手に入れることもできます。場合によって、普通に両替するより手数料が安いことがあります。
わたしはキャッシング枠は使えなくしているのでやったことはありませんが、友人が現地でやっていましたので問題ありません。ただ、現地は木曜日(週末)になると、ATM内の現金が不足することがよくあるので、キャッシング枠があっても、現金が手に入らないことがあります。
ATM内の現金が不足って、日本では絶対にありえないですよねww
しかし、これは「エジプトあるある」のまだ入り口にすぎません。これからも随時紹介していきます。
入国に絶対必要なもの2つ【6か月以上有効期限あるパスポート、25USD】
6か月以上有効期限あるパスポート
入国のために必須アイテム1つ目はパスポートです。これは言わずもがなですね。
エジプトでは、有効期限6か月以上が求められます。国によって、必要な有効期限までの長さはまちまちですので、くれぐれもご注意ください。
25USD:アライバルビザ用
入国のために必須アイテム2つ目は25USDです。これは現地の空港でアライバルビザを取得するためのお金になります。
購入時、おつりはもらえませんので、ピッタリ25ドルを準備してください。たまに紙幣を指定してくることもあるので、$10、$5、$1紙幣をそれぞれ持って行った方がよいです。わたしは1度、1ドル紙幣を受け取ってもらえないことがありました。(理由はわかりません)
日本のパスポートであれば、現地の空港の入国審査ゲート手前にあるカウンターでアライバルビザを購入することで、事前申請なしで入国することができます。アライバルビザといっても、ただのシールですが、、、
注意点として、機内から出るのが遅くなるとビザを購入する人の列ができてしまうことです。そのため、同行者がいれば、どなたかが先にカウンターへ行き人数分を買ったり、何度も入国の予定があれば、前もって複数枚をいっきに購入することをオススメします。
他の国だったら、こんなことはあり得ないのですが、こんなことが通用してしまうのも「エジプトあるある」ですwww
アライバルビザのシールは、入国審査官がパスポートに張り付けるので、自分で張ってはいけません。買ったまま、パスポートに挟んで、審査官に渡してください。その際、審査官になにか聞かれることはほぼありませんので、英語orアラビア語ができなくても問題ございません。
エジプトの物価は日本の〇分の1
現地の給与水準は日本の1/10
今日は、エジプトの物価について、ご紹介します。なんだかんだたくさん紹介している割に、こういった重要なことが紹介できていなかったですね、すみません。初めて行く人にとってみれば、いくらくらいもっていけばよいかは、重要ですもんね。
わたしの場合、約半年の渡航でいつも2,000ドルもっていってましたね。それで、足らなくなったことは1度もありません。なので、旅行であれば、どんなに多くても1,000ドルもっていけば十分です。
さて、まず現地の物価ですが、もちろん日本より安いです。たまごなどモノによって同等ぐらいのもありますが、野菜、肉類含め、日本の半額以下と思ってもらえれば大丈夫です。
それもそのはずで、だいたい現地の給与水準が日本の1/10くらいなので、商品の値段もそのくらいになっています。何度も紹介していますが、品質にこだわらなければです。
あと、場所にもよりますが、とくにカイロ市内では、肉類より魚介類のほうが高価です。エジプトには、みなさんもよくご存じで、世界的に有名なナイル川があります。しかし、そこでとれる魚は食べられません。川の中に寄生虫がいるため、食べたらおそらく、お腹を壊すだけでは済まないと思います。
となると、必然的に地中海に行かなければなりません。カイロから高速道路を飛ばしても、3時間以上かかるので、どうしても高くなってしまいます。なので、レストランなどへいくと、野菜だけのシンプルなものよりもお肉が入ったほうが高く、魚介類が入っているほうがもっと高い状態になり、日本人には見慣れない光景です。
日本と異なり輸入品の方が高い
そのほかにも、エジプトでは輸入品のほうが高い傾向にあります。生鮮食品はもちろん、お菓子や家電に至るまで、輸入品のほうが高いです。
一度、近くの八百屋にて、値段が書いていないマンゴーを買ったことがあります。他のスーパーでも値段が書いてないことは当たり前で、ぼられることもなかったので、気にせず会計を済ませようとしたところ、1つあたり1,000円近く取られたことがあります。
その時は、どうしても欲しかったので、買ってしまいました。しかし、あとで、現地の友人に確認したところ、そのスーパーは輸入品を多く扱っており、値段が高いので行かないほうが良い、と言われました。こういうのも体験してみないとわからないもんです。
都心部と地方での値段の差が大きい
最後に、エジプトでは都市部と郊外での値段の差が非常に大きいです。とくに顕著なのは、水たばこと散髪代です。最近では、わたしの家の近くにも、水たばこができるお店ができ、日本でも有名になってきています。カンタンに説明すると、通常の紙たばこではフィルター部分が水になっています。
たばこに含まれる有害なニコチンなどは、水に溶ける性質があるので、紙たばこより害が少ないとされています。わたしも現地では、会社の先輩と毎週のように吸いに行っていました。しかし、日本に帰ってからは、吸いたいと思わないので、中毒にはなっていません。
少し話しが逸れましたが、その水たばこ、エジプトでは、値段がピンキリです。観光地やわたしが住んでいた地域でも、キレイなお店で頼むと、600円ほどしました。地方のお店などでは、2-300円でできるので、半額以下です。
散髪代に至っては、わたしが住んでいた最寄りの床屋では、800円ほどしました。しかし、これは現地では非常に高く、現地スタッフが行くお店では120円で切ってくれると話していました。やることは全く変わらないのにすごい値段の違いですよね。
日本でも、多少の地域格差はあるにしても、ここまで露骨なのはないと思います。
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エジプトに住んで一番ビックリしたこと-階段のステップの高さが違う
ステップの高さが違う階段は人生初!
宗教の話しで少しセンシティブな話題が続いたので、息抜き的にエジプト雑談をしようと思います。エジプト雑談の第一回目は、わたしがエジプトに住んで一番ビックリしたこと、です。
先に結論から言うと、“階段のステップの高さが一段一段違う”ことです。
それこそ、今まで食事の話しだったり、飛行機での移動の話しだったり、「エジプトあるある」をいくつか紹介してきました。でも、それらっていうのは、極論を言えば、日本でも他の先進国でも体験できると思っています。
でも、今回の階段の話しは、想像の上をいくレベルだったので、ぜひ紹介させてください。
念のため、状況をカンタンに説明すると、お家だったり、駅だったりに普通に階段がありますよね?その階段のそれぞれのステップの高さがまちまちなんです。だから、無意識で上がると必ずつまずきます。
現地にいた当時、運動のために住んでいるアパートの階段を使っていました。しかし、疲れているときなど、ついつい日本の感覚で上ってしまいます。なので、はじめはよくつまづいたり、転んだりしていました。
何回か転ぶと、人間は学習するものです。その後は、どんなに疲れていても、1歩ずつ確かめながら、上るようになりました。
上りもそうですけど、下りもかなり危ないです。ヘタすると階段から落ちますし、なによりひざへの衝撃が強くなります。1つ前のステップとの高さが異なり、想定している高さでないためです。なので、ひざが弱い方は絶対に使用すべきではありません。歩いた方が逆に危険です。
わたしも下りでは逆にエレベーターを使っていました。ひざに爆弾を抱えたくないので。
ステップの高さがバラバラな理由は、エジプトの国民性が原因だと思います
ステップの高さが異なる理由について、わたしの見解は次の2点です。
・エジプト人作業員がテキトーであること、
・そもそもエジプト人が階段をほとんど利用しないこと。
まず、エジプト人はホントにテキトーです。それは、国民性といっても過言ではありません。これについては、あとで詳しく紹介しますが、マジでテキトーです。
また、彼らはほとんど階段を使いません。ショッピングモールなどに行ってもエレベーターやエスカレーターは混んでいるのに、階段はガラガラです。なのでそんな状況を知っている作業員も、余計にテキトーになるのかと思います。
最後に念のため伝えておくと、人通りが多いところ、新しい建物は階段のステップが統一化されてきていますので、ご安心くださいwww普通に考えれば、それが当たり前なんですけど、当たり前が当たり前じゃない国、それがエジプトだと言いたいです!
今後も息抜きがてらに、そんなエジプト雑談も入れていきたいと思います。
日本からもっていったことがある食料
醤油やドレッシング、お酒などの液体物
今日はちょっと番外編です。わたしが日本からもっていったものを紹介します。”え~、そんなものまでもってくの?!”なんて、驚いてもらえたらと思います。
まずは、醤油やドレッシング、お酒などの液体物です。初めは液体を持っていくのは、破損の危険がありますので、持っていかなかったですが、今はなんとも思いません。以下のアイテムは、すべて現地で手に入りますが、いろいろ問題もあります。
ペットボトルに入っているものであれば、とくに気にすることなく、スーツケースに入れられます。瓶詰めのものは、洋服などで包み、クッション代わりにすればOK。ワインや日本酒も、紙パックで売られており、それらもそのままスーツケースに入れても問題ありません。
なので、液体をもっていくのはカンタンです。
梅干しやミソ、納豆などの冷蔵品
これらは、もう現地では手に入らないので、食べたいものを持参する必要があります。しかし、それほど難しくはありません。
梅干しや味噌はタッパーにいれます。
納豆は、もっていく量によって梱包の仕方が変わります。そのまま持っていくと発泡スチロールの容器がかさばり、場所をとってしまうため、中身をラップに開けます。必要数を小分けにしてラップに入れたら、冷凍します。
少しの量で良ければ、売られているパックの状態のまま、冷凍します。納豆は冷凍しても変化はありません。
冷凍が完了したら、保冷バックに入れ、保冷剤を一緒にいれ、スーツケースへ。
ここで注意は、保冷剤は液体扱いなので、機内に持ち込めません。ペットボトル飲料と同じく出国時に処分しなければなりません。ぐれぐれもご注意ください。
ゆで麺やから揚げ、ハンバーグなどの冷凍食品
冷凍食品はかなりレベルが高め。通常の保冷剤、保冷バックだけでは夏の輸送はできません。直行便でもとけてしまったことがあるので、やめましょう。冬ならば全然問題はありません。
最低でもキャンプなどで使える強力な保冷剤だけは購入しましょう。保冷バッグは、スーツケースに発泡スチロールを入れることで代替えができます。
持っていきたい冷凍食品と保冷剤を発泡スチロールに入れフタをし、境目をガムテープなどで目張りしましょう。長時間の移動になるので、少しでも冷気を逃さないのが重要です。
最後に、地域によっては、中身を見られる可能性もあるので、禁制品ではないか、キチンと確認してください。
【漢字クイズ】埃及-なんと読むでしょう?
当て字とは思えない
今日は、ちょっとしたクイズから始めたいと思います。タイトルにもなっている漢字2文字“ほこりがおよぶ”と書いてなんと読むでしょうか?
察しの良い方なら、本チャンネルの特徴からすぐにわかったかと思います。そう、正解は「エジプト」です。
日本では、国名は全て漢字で表現されており、そのほとんどが当て字ですね。例えばアメリカならば「亜米利加」となるわけで、完全に読み方で選んでいることがわかります。
しかし、エジプトに関してはどうでしょう?どう考えても、“埃と及ぶ“だけでは、エジプトと読めません。逆に、連想クイズのほうが、答えが早く出てきそうですwww
正直、中らずと雖も遠からずですが
埃が及ぶ国、それがエジプトというのが、日本人の想像な訳ですが、見当外れではないところが正直なところ。
道路の路肩や、歩道などには、砂が溜まっていますし、砂の影響で植物が少し黄色がかって見えます。雨が全く降らないので、風が吹けば砂漠から黄砂がカンタンに都市部へ運ばれてきます。
埃そのものではないものの、砂とほとんど同じである、と考えれば、実に的を得た表現かと思います。
わたしは埃及(エジプト)は嫌いではありません
今までの紹介の中で、多くのエジプトの悪いところを紹介してきました。なので、リスナーさんの中には、わたしがエジプトのことを嫌いだと、思っている方もいると思います。
しかし、わたしはどちらかというと、好きですよ。いろいろ問題はありますが、総合的に考えれば、まだましな部分が多いです。それに、アフリカ大陸でいえば、先進国的な立ち位置ですので。聞くところによれば、まだまだ凄まじい国があるようですので。
なので、これからもエジプトの良いところをドンドン発信していきます。
あとに送ったものが先に届く?−エジプトから日本へ郵便を送った話
1通目を2018年7月に送るが、、、
今日はエジプトの郵便事情について、ご紹介します。これがまた笑っちゃうくらいテキトーなんですよ。現地にいるとき、日本にいる妻宛に手紙を送ったことがありました。その手紙の顛末を今日は紹介します。
先に結論から話すと、あとに送ったほうが先に届くという、不思議な現象が起きました。これから詳しくご説明します。
現地にいたとき、一緒に駐在していた先輩が日本へ郵便を送るところを見ました。現地では、街なかでポストを見かけなかったので、てっきり郵便はないのかと思っていました。しかし、郵便局に持っていくことで、全世界どこへでも出せるとのこと。
それを聞いて、せっかくだからと日本にいる妻へ手紙を書くことにしました。
1〜2ヶ月はかかるということを聞いていたので、それを考慮し手紙に作成日を載せることにしました。翌月に日本へ帰国するも、妻からはとくにこれといった反応はなく、そのままエジプトに戻りました。
2通目を2018年11月に送ると、なぜかそれが先に届く。
しかし、いつになっても妻から連絡はありません。しびれを切らした私は、もう1回手紙を書くことにしました。
その手紙には、2通目であること記載し、あらためて書いた日付を載せ、出しました。2通目を出したのが、11月でした。
その後も、待てども待てども、妻からはなにも連絡はありませんでした。
そして、年末が来てしまい、再度日本へ帰ることに。実際に会っても妻はなにも言わなかったので、郵便が届いていないか、直接聞いてしまいました。
結果は、届いていないとのこと。せっかく2通も書いたのに、どうしたものかと諦めようとしていました。
しかし、正月が過ぎてエジプトに戻った直後、妻から手紙が届いたと、連絡が入りました。わたしは、その連絡を聞いてビックリしました。
なぜなら、11月に送った2通目のほうが先に届いたからです。
原因は現地でのたらい回し
エジプトにて周りの友人に確認すると、エジプト国内でたらい回しにあっているために起こっているとのことでした。
現地では、郵便の届くのに1〜3ヶ月近くはかかり、しかも、そのスパンもまちまちとのこと。
日本やその他の先進国ではありえませんが、こういう国もあるんだな、というのをあらためて実感しました。
その後、1ヶ月くらい経ったあとに、同じ郵便が2つ来たよと連絡がありました。日付を確認するよう妻に伝えたところ、妻も笑っていました。
そりゃもう、笑うしかないですよね。あとに送ったほうが先に届くなんて、絶対にありえない経験ですからね。
今日は、そんなエジプトのテキトーさがわかる出来事を紹介しました。
哺乳瓶は〇〇をリサイクル
〇〇=食器用洗剤のボトル
せっかくわたしのところにもコウノトリがやってきたので、子育ての話題に触れてみようかと。
赤ちゃんがミルクを飲むのに必要な哺乳瓶ですね。
日本では、熱湯消毒し専用の洗剤を使って毎回キレイにするのが当たり前になっていますね。
では、エジプトではどうでしょう。わたしの知る限り、そんなに几帳面なことをしているのは1人としていません。
哺乳瓶を買わない人だっています。では、何を使ってミルクを与えるか。
それは、食器用洗剤が入ったボトルです。
凄まじいですよね。さすがに、当時はまだ赤ちゃんもいませんし、子どもが嫌いなわたしでさえビックリしましたよ。
たしかに形状は似ているが
哺乳瓶と形状は似ています。それは認めます。
しかし、口にしてはいけないものが入っている訳ですからね。
しかも、現地の洗剤は強力で水でしっかり薄めないと、手がガサガサになります。おまけに泡立ちが悪く、何度も足さないと洗いきれません。
それなので、わたしは日本から食器用洗剤を持参しておりました。
少し話は逸れましたが、それが入ったボトルを使ってミルクをあげています。
それぐらいでも赤ちゃんはすくすく成長します
1つ言えることは、それでも赤ちゃんは元気に成長していますし、大人になってもみんな元気です。
なので、日本は少し気にしすぎなのかと。それくらいの環境でも、人間は成長できますし、そのほうが却って免疫がついてくれるかもしれません。
さすがに、わたしもそこまでやる勇気はありません。というか、そんなことをしたら、妻が発狂しそうで怖いですwww
ですが、多少なら良いのかと。人間、体にいいものばかり食べていれば健康か、って言われればそんなことはありませんからね。
多少は毒も入れないと弱い体になってしまいますので、神経質になりすぎるのもよくないです。
宝くじで当たりは現金でなく〇〇がもらえる
正解はアメリカのグリーンカード
日本で宝くじというと、大金がもらえるのが普通ですよね。というか、それ以外のものがもらえる宝くじってあるんですかね?
わたしは、宝くじに興味がないのでわかりませんが、、、
そんな宝くじ、エジプトにもありますよ。でも、ちょっと中身が違います。
当選したときのもらえるものが違うんです。現金ではないとなるとなにがもらえるか。
そう、アメリカの永住権、”グリーンカード”、です!!
すごいですよね、エジプトに居ながら他の国の永住権をもらえてしまうわけですから。
エジプトからアメリカのVISA取得は一苦労
日本人であれば、いろいろな海外へ行く場合、とくになにもしなくとも入国できますね。
2019年には、日本のパスポートが最強である、とニュースにもなりました。なんせビザなしで191カ国に行ける訳ですからね。
あまり海外旅行に行かない方にはピンとこないと思いますが、これはホントにすごいことです。
ビザが必要な場合、事前にその国の大使館へパスポートを提出し、事前審査を依頼します。
ただ提出するだけではダメで、渡航目的や期間など、紙系で提出する必要があります。
また、この審査は早くても1週間、通常であれば2週間程度かかりますので、行く前のバタバタしているときにパスポートがないのは、意外と不便です。
チケットの購入もあり、その際にパスポートの提出を求められますので、バッティングする可能性も大いにあります。
そのような煩わしいことがないだけでも、非常にありがたいことです。
その点、エジプトのパスポートはそういうわけにはいかず、日本やアメリカといった先進国へ入国するときもビザ申請が必要です。
日本への入国は、観光であればアライバルビザで入れたはずです。
それがこの宝くじで当選すれば、アメリカの永住権を獲得することができるのです。エジプト人にしてみれば、ある意味、現金よりほしいものなのでしょうね。
まさにアメリカンドリーム
この宝くじは、まさにアメリカンドリームですね。
実際、わたしの事務所に勤めていたエジプト人で当選された方がいます。
正確に言うと、その方ではなく、その方の旦那さんが当選されました。彼は、当選後、アメリカへ手続きをしに先にアメリカへ行っていましたが、わたしが滞在している間に、その奥さんも旦那さんのおかげで永住権を獲得し、仲良く移住されました。
いやあ、ホントに羨ましい限りです!
ぜひ、わたしもそれに続きたいものです。宝くじではなく、雇用してもらって行きたいものです。
まとめ:ぜひ1度は訪れたい場所、それがエジプト!
ものすごく濃い国、エジプト。日本とは全く文化も歴史も異なり、想像つかないことが連発します。
「教科書で習った表側」だけではなく、裏側までをも自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか?
一度体験すれば、みなさんの中にあったエジプトの概念、培ってきた常識をぶち壊し、今後の生き方を変えてくれるです!
わたしの中で、エジプトの経験は大きな変化をもたらしました。
本ブログが、みなさんの挑戦の一歩を後押しできたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!