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海外事業部の疑問⑦:みんな英語がペラペラ?
海外事業部のメンバーはみんな英語ペラペラ、常に英語が飛び交っていて活気を感じるぞい。
海外事業部の印象について、他部署とは一線を画すような雰囲気を想像している人も多いのではないでしょうか。
しかしながら、必ずしもそうではありません。
メンバー全員が英語ペラペラかといえば、決してそんな事はありませんし、英語が飛び交うこともほとんどありません。
英語が聞こえてくるのは、たまにかかってくる海外からの電話を英語で受けるくらい。
全員が英語ペラペラ、というわけではない
海外事業部に所属しているからといって、英語が話せるわけではありません。
これは以前、紹介したようにTOEIC高得点者が必ずしも話せるわけではないからです。
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また、必ずしもTOEIC高得点者だけの集団か、というとそうでもありません。
とくに技術色の強い企業では、個人の技術力が買われて配属される人もいます。
そうなってくると、英語ができる人材は、より少なくなってきます。
それでは、英語ができなくても問題ないのかというと、決してそんな事はありません。
英語ができないと他メンバーへ迷惑をかけるのは事実
海外で仕事をする場合、技術力だけではダメで、それを自ら顧客に説明しなくてはなりません。
資料作成や説明を英語ができるメンバーに頼っていては、「なんのために海外事業部に所属しているのか」、というそもそもの疑問が湧いてきます。
通訳ありきでは、他部署に応援してもらのと同じですからね。
わたしも同部署のメンバーとの仕事で何度も翻訳したり、英語で代理発表したりしてきました。
おかげで英語が上達できましたので、今は感謝していますが、本来あるべき姿とはいえません。
海外事業部を目指すなら、自分の専門領域をカンタンな英語で説明できるように
本記事では、海外事業部メンバーの英語力について、紹介しました。
・海外事業部員は全員英語が話せるわけではない、
・技術力だけでは力不足、
・英語ができないとメンバーに迷惑をかけることも。
海外事業部に配属されるのに、必須条件ではない英語。
しかし、その業務で英語はあって当たり前のスキルとなります。
海外でのプロジェクトを経験するうち、英語に慣れてくるのも事実ですが、自分の専門分野をつたないなりにも英語で話せるくらいにしておきたいところ。
いまはYouTubeなどで、専門分野に関する海外の動画をカンタンに見られるようになりました。
それらを使って勉強しておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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英語や技術力以外にも、必要なものはあります。
英語が必要なのはわかっているけどやる気が出ない、という方は未来の状態を考えることで意識が変わります。
まずは、英語で日記をつけるところから始めてみると良いでしょう。日記は日々の成長を実感できるため、続けやすいです。