エジプトに対する偏見を持っているのは大人だけではない

音声解説はこちらをどうぞ。

 

エジプトに対する偏見を持っているのは大人だけではない

うがんじんうがんじん

エジプトに居たという経験は、大人だけではなく子供から見ても好奇な視線を浴びるようです。どこで生活し勉強してこようが関係ないと思いますが、そうではないのが日本の現実です。

Dr. キャメルDr. キャメル

そうなのか?!わしとしては残念じゃ。エジプトは悪い国ではないんじゃがな、、、

うがんじんうがんじん

わたしもそう思います。

 

エジプトで仕事していた、というと「砂漠の中でなんの仕事をしていたのか?」となんとも的外れな質問をしてくる人がいます。しかし、普通の日本人からすれば仕方のないことだとも感じています。

 

正直、「エジプト=ピラミッドと砂漠」ぐらいの知識しか持ち合わせていませんからね。

 

しかし、それは大人だけでなく子供も同じのようです。

 

先日、本社に出社した際に、エジプトで一緒だった先輩に1年ぶりに会ってきました。その人は、ご家族で現地に駐在されていました。

 

その人とはとても馬が合い、バイリンガルの子供の育て方も教えてもらいました。

 

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その先輩の子供は今年から中学生になり、公立ではなく私立の帰国子女向けのクラスで勉強されています。クラスメートのほとんどは欧米で生活された経験を持ち、エジプトを含めた途上国で生活されてきた人は皆無だそう。

 

そんなクラスでは、エジプトで勉強してきた人は仲間に入れがたい存在なんだそうで、たまに子供がハブられたりしていると、お話されていました。

 

駐在者の中には欧米が一番と考えている方も少なからず存在し、その他の国々、とくに発展途上国を下に見る人が一定数いるのも事実です。これは、日本人というより、欧米人に多い傾向があります。

 

エジプトでも、欧米人と話していると、そういう感情をもっているということをわかるような言い方をする人がいました。

 

しかし、どこの国で生活し、勉強や仕事をしてこようが関係はないと思います。エジプト人だって優秀な人はたくさんいて、ノーベル賞を取った人もいれば、ヨーロッパのサッカーチームで活躍している選手だっています。

 

エジプトでは、海外で活躍している仲間を国全体で応援する気持ちがあります。

 

生まれた国や生活してきた場所で判断されるのではなく、個人の能力で判断される世界がくるのを期待していますが、人間である以上、全く公平な世界が作られるのは幻想であるのもわかっています。そして、経済成長が無くなってしまった日本は今後、そういった国々の後塵を拝することになるでしょう。

 

そうなってから行動を開始するのでは遅い。自己を磨くことは今からでもできます。会社や社会のせいにするのではなく、自分で未来を切り拓いていくことが必要です。

 

それがたとえエジプトであったにせよ、日本では決して味わうことができないサバイバル力を養うことができるので、積極的に海外に出ていくことは、自分を成長させる貴重な経験といえます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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エジプトでの生活があったからこそ、健康増進の重要性を認識することができました。

 

わたしはエジプトで海外生活のいろはを学びました。日本とのギャップでキツい部分もあるけど、決して悪いことばかりではありません。

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