音声解説はこちらをどうぞ。
「よろしくおねがいします」って安易に使いすぎてない?
仕事のメールでよく目にする「よろしくおねがいします」っていうセリフ。とりあえず最後に入れておけばいい、みたいに思ってる人が多いんですよね。たまに、お願いされてもないのに書いてあることもあるし、、、
そんなのは無視じゃ無視!!!
メールの最後に署名とともに必ず書いてある「よろしくおねがいします」の言葉。それこそわたしも、今までは当たり前に使っていましたが育休復帰(サラリーマン脳がほぐれた)後に見ると違和感しかありません。
なぜなら、「お願い」されている事項がよくわからないんですよ。メールの全文を見て依頼事項がわかればまだいい方で、たまに何をお願いしたいのかわからないメールもあります。
日本人同士であれば、相手の意図を読み取って行動してくれるとは思いますが、外国人に送る機会がある職場であれば、その辺はしっかりしてもらいたいものです。
「よろしくおねがいします」に当てはまる英語がないことを考えれば、日本語らしい表現とも言えますが、リモートワークが浸透してきた今では、依頼事項が不明瞭極まりないわけで誤解を招く可能性が高いです。
「よろしくおねがいします」は使わないでメールを書く!
では、どうすればいいか?それは、依頼事項を明確にすることです。
出欠確認等、返信がほしいのであれば、
よろしくおねがいします。 → ●●日までにご返信いただけないでしょうか?
資料を確認してほしいのであれば、
よろしくおねがいします。 → 資料ご確認の上、ご意見をいただければ幸いです。
仕事の催促したいのであれば、
よろしくおねがいします。 → ●●日に依頼しました件、その後いかがでしょうか?一度進捗を確認させていただきたく、▲▲日の午前(午後)にお電話を差し上げたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?
など、相手にどうしてほしいのかを書くべきです。電話や会って話すのとは異なりメールは書いてある文章が全てです。相手の話し方や声のトーンなどで意図を読み取ることはできません。
それに、メールはなにか用事があって送っているわけです。
メールを送る理由
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返事や回答をする、
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仕事を依頼する、
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相手の意見を聞く、
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自分のおかれている状況を説明する。
相手へのなんらかのアクションを求めているわけですから、より具体的に書きましょう。
わたしは、本業に復帰してからというもの、「よろしくおねがいします」は使っていません。使わなくてもメールは送れます。
「よろしくおねがいします」を止めてみると、メールの文章も短くて済みますし、具体的に依頼事項を入れる必要があるので、よりわかりやすくなります。
ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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