貯蓄額の多寡は他人と比べるものではない

音声解説はこちらをどうぞ。

 

貯蓄額の多寡は他人と比べるものではない

普段、生活しているとなにかと他人と比べてしまうもの。

 

・〇〇さん家は家を買った、

・△△さん家の奥さんはキレイ、

など、ついつい見えるところを比べがち。また、それ以上に気になるのが金融資産額。

 

補足説明

本記事では預貯金に限定すること無く、株式やビットコインなどを含めた金融資産という枠でお話します。

 

わたしは、金融資産額を比べるのは全く意味がない行為だと思います。

 

なぜなら、人それぞれ住んでいるところ、趣味、世帯人数が違い、支出額も異なるからです。

 

とどのつまり、必要が金額は人それぞれであり、それに対する蓄えは異なってしかるべきだからです。

 

TVやネットニュースの発表は気にしない

ちなみに、わたしと同じ既婚、30代の金融資産額は以下の通り。

 

30代の金融資産額

・平均:529万円、

・中央値:240万円。

 

中央値とは

データを小さい順(あるいは大きい順に)に順番に並べた時に真ん中に位置する値のこと。例えば、「100、200、300、1,000、5,000」という5つの数字の場合、中央値は3番目の値の300になります。

 

みなさんは、これをみてどう思いますか。

 

平均より多いからといって安心し、浪費する人はいないはずです。

 

また、中央値より少ないからもっと節約して資産を増やさないと、というのもナンセンスな話。

 

わたしたちは、資産を増やすレースをしているわけではありません。お金が無くても楽しいことはあります。

 

ただし、お金は「自由へのきっぷ」なのは事実です。お金がなければ、好きではない仕事をしてでも稼がなければなりません。

 

しかし、お金や資産がどれくらい必要かどうかは人それぞれ違うということです。

 

銀行や保険会社の宣伝に踊らされない

平均金融資産額をネットで調べると銀行や証券、保険会社のサイトが検索結果の上位に表示されます。

 

それらのサイトは、答えを示す一方で、新しい投資信託や保険、クレジットカードを勧誘し、あたかも資産を増やす行為のように紹介しています。

 

ですが、カンタンにお金を増やす方法はありません。収入を増やし、支出を減らすしか、方法はありません。

 

また、自分のお金を一番大切に考えているのは自分自身です。

 

参考記事

 

わたしはこの事実に、住宅ローンを組んでから気が付きました。そのため現在もかなり苦労しています。

 

1.クルマの売却、

2.持株会の解約、

3.高配当ETFへの投資、

を行い、支出を減らし運用利回りを上げ、資産を増やすスピードを少しずつ加速させています。

 

自分の心地よい範囲で貯蓄する

金融資産額については、人それぞれ考え方もありますし、必ずしもなければならないものでもありません。

 

収入が多い人が、多く貯めているかといえば、そうでもない。ゆえに、自分の中で一番しっくりくるところを見つけるのが1つの精神の安定なのではないでしょうか。

 

金融資産は投機(ギャンブル)をしない限り一朝一夕で増えるものでもありませんし、投機で増やせるのはほんの一握りの人だけです。

 

であれば、自分のペースを守り将来を見据えていける人が成功を掴めるものだと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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