音声解説はこちらをどうぞ。
今日は海外で生活するための知恵を紹介します。
もちろん、日本でも通用しますが、あまりやらないほうが良い(とくに家族持ちの方)、という戒めも込めて「海外で」という枕詞をつけています。
海外あるある:メシがまずい!!
海外でよくあるのが、出された食事が口に合わないことです。
その国の人にとってはなんてことない食事も外国人から見れば、びっくりされることも少なくありません。
日本の食べ物でいえば、
- 納豆、
- 生卵。
はその典型といっていいですね。
わたしもエジプトでは散々やられましたよ。
ギリギリ食べられるのならまだいい方で、中にはすぐにでも吐き出したくなるような食事もありました。
そんな過酷(?)な生活の末に思い付いたとっておきの方法を紹介します。
ザルに開けて水で洗う!
それは「ザルに開けて水洗い」です。おそらく、ほとんどの日本人がやったことがないと思います。わたしも現地ではじめて実施しました。
レストランやメイドさんが作る食事は、見た目はおいしそうなのに食べてみると「なんじゃこりゃ」というものがけっこうあります。
食べずにそのまま捨ててしまうこともできます。
ただ、お金を使ってしまったもったいなさと、一人暮らしで料理が面倒だという気持ちが重なり、何とかして再利用しようと思うものです。
そこで登場するのが、今回の「洗う」という行為。
実際やってみると意外と使えます。
スーパーで味付け肉を買ったときや、サラダのドレッシングに納得がいかないときは必ずやっていました。
コールスローサラダがどうしても納得いかなかった
いろいろ経験した中で、一番納得がいかなかったのがコールスローサラダです。
レストランで食べる分には問題なかったのですが、メイドさんが作ってくれるコールスローサラダがひどかったんですよね。
- なぜかビチャビチャ、
- 野菜も固い、
- 甘さすら感じる、
という、ホントに最低のコールスローサラダでした。他の日本人スタッフにも不評でした。
手をつけないこともありましたが、1人暮らしをしていると急に野菜を食べたくなるときってあるんですよね。
1人暮らしを経験されたことがある大人であれば、この気持ちがわかってもらえるはず!
まさにそれがエジプトという乾燥地帯で起こりました。
なんとか再利用できないかと思い、妻に相談したところ洗ってみては、と提案され、やってみました。
すると、大正解!
味がうまくついていなかったこともあり、洗うことでほぼカット野菜に元通りです。
もちろん、そのままサラダとして食べると、野菜の奥に残った嫌なコールスロー味がいましたが、チャーハンや炊き込みご飯にしてしまえば、全く問題ありませんでした。
食材のリサイクル
食材廃棄が問題になっている中で、救世主といえるのではないでしょうか。
エジプトではわりとマメにやっていたかと思います。
味付け肉なんかも、現地は香辛料が強めなのが多く、口に合わないことが多かったです。
それも、水で洗って日本から持ってきたタレを利用することで廃棄せずに済みました。
今更ながらに、地球環境に優しいことをしていたんだと実感していますww
※決して家庭ではやらないように
問題があるとすれば1点だけ。とくに家族持ちの方にお願いです。
配偶者が作ってくれた料理でこれをやると、かなりの確率で夫婦関係にヒビが入りますのでくれぐれもやらないでください。
わたしも日本ではやったことはありません。
というか、妻の作る料理でとんでもないものが出てきたことがありませんのでやる場面がないですww
知恵を使って海外生活を乗り切る
海外では驚きの連続です。
ときには、自分と合わないことも起こります。
むしろ、そのほうが多いです。
しかし、それをずっと我慢していると体がもちません。
適度に開き直ることも必要です。
ムリして食べずに、洗うことでリセットして、新しい味付けで食べてあげれば、捨てずに済みますし、しっかり再利用にもなります。
ぜひ、頭の片隅において、海外にいったときの生活に役立ててください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!