記事を読んでほしい方
- エジプトに興味がある、
- エジプトへ行く予定がある、
- エジプトに行ってみたい人。
エジプト カイロ市内にある観光名所をご紹介します。
カイロ市内はとくに渋滞がヒドく、夕方ともなれば、いろんなところで大渋滞。
移動ばかりに時間がかかってしまい、ほとんど周れなかったなんてことも、、、
そんなのを避けるため、観光スポットの場所と周る順番などをご紹介していきます!
- 観光名所
- うがんじんが考えるオススメツアー
- エジプト観光に必要な持ち物と服装
- まとめ:ぜひ1度は訪れたい場所、それがエジプト!
観光名所
オススメ一覧
ギザ 大ピラミッドは一度行けばもう十分:リピート率ワースト1位
場所はギザ地区でも西
ギザのピラミッドはカイロ空港のあるニューカイロシティから最も遠く離れた観光地の1つ。
本ブログで紹介しているスポットの中では、”モールオブエジプト”の次に遠い場所です。
なので、訪れるにはキチンとした計画が必要。
ナイル川を超える橋は限られ、朝夕は渋滞の温床になっているため、超えるのが一苦労です。
なので、行くのであれば朝イチに向かうのをオススメします。
ピラミッドの中で行きたいなら朝イチがオススメな理由
朝イチにいく理由は3つです。
- 道路、現地の両方の混雑のピーク避けられる、
- 客引きも比較的少ない、
- ピラミッド中に入れる。
順番に説明します。
道路、現地の両方の混雑のピーク避けられる
ピラミッドはだいたい8時より入場できます。
わかりやすくいうと、ピラミッドは国立公園の一部になっているので、ピラミッドを含むエリアは柵で囲まれています。
その柵の内側に入るのに入場料が必要になります。
8時の開園に合わせていけば、道路もそこまで混むこともないです。
ただ、ピラミッド周りは混雑していることが多いですが、、、
観光バスがどうしてもその時間に多く入ってくるのでやむを得ないです。
客引きも比較的少ない
観光客が少ないので、必然的に客引きも少なくなります。
というか、エジプト人は朝に弱いので街なかも含め、相対的に少なくなります。
ただ、あくまで比較的です。
初見なら、客引きの多さに圧倒され、根負けしてしまいますので、気合い入れて向かってください。
根負けして良いことはありません!!
ピラミッド中に入れる
ギザの大ピラミッドは、中に入ることができます。
事前に中まで入れる入場券を買わなければなりません。また、この入場券は定員制になっているため、売り切ってしまうとその日はピラミッド内に入ることができなくなってしまいます。
はじめてなら、ぜひ行ってもらいたいです。
入場券は値段高騰中(現金しか使えません)
わたしが現地にいた2年半の間でもチケットの値段が1,500→2,500円まで値上がりしました。
ちなみに、このチケットの値段は以下の内容を含みます。
- エリアに入れる、
- ピラミッド内に入れる。
これは、現地のインフレによるものです。観光立国なので、外国人観光客が生命線になっているので仕方のないことです。
ちなみに、エジプト人は1/10以下で入れますwww
なので、これからもドンドン値上げの可能性が十分にあります。
カードは使えませんので、エジプトポンドの現金で用意していきましょう!
船の展示もあります
これは、ギザのピラミッドすぐ脇から発見されたと言われている世界で最も古い船です。
現在では、ピラミッドからはかろうじて見える距離にあるナイル川ですが、以前はもっと川幅が広く、ピラミッド付近まであったとされています。
その船が中空に展示されています。
正直、ちょっと見にくい。しかもホコリなどを持ち込まないため、靴の上から袋状になった布を履いて入館しなければなりません。
なので、オシャレ靴は汚れてしまいます。ご留意ください。
ちなみに、船の展示も見たいという方向けに、全てセットになった入場券も入り口で発売されています。
2018年10月で3,000円くらいだったと思います。
セットで買ったほうがもちろんオトクなので、迷ったら買ってみてはいかがでしょうか。
一回で十分周れますので、時間は気にしなくても大丈夫です。
また1度行けば十分な理由も存在します。
1度で十分な理由はたくさんの勧誘
ギザピラミッドはエジプトでもリピート率が最も低い観光地の1つになっています。
その原因が、現地での客引きの多さです。
本当に、ビックリするくらい次から次へと声をかけられます。
彼らは日本人が押しに弱いことを知っています。なので、日本人だと思えば、日本語で話しかけてきます。
挨拶はともかく、なぜ”やまもとやま”、”山本リンダ”が有名なのかはわかりませんwww
しかし、それらに反応すると、彼らはわたしたちを日本人と判断し、徹底攻略しにきます。
なので、日本人と悟られないことが重要です。
チケットを渡したら最後、お金をむしり取られます
彼らの中には、なんとしてもお金をとってやろうと、”入場券を見せて”、と言ってくる人がいます。
たしかに、初見であり、そんなことを言われてしまっては、「自分がなにか悪いことをしてしまったのではないか?」と、ついつい見せてしまうのもわかります。
しかし、見せたら最後。それをとられ、彼らの超高級ツアーにご招待になってしまいます。
実際、わたしも餌食になって7,000円近くぼられました
わたしもはじめて行ったときは、会社の同僚と2人で行きました。しかし、その方もピラミッドははじめて。
お互いがはじめてということもあり、盛大にぼられました。
まず、そのチケット見せておじさんに捕まりツアーに強制参加。
馬に乗せてあげると言われるがまま、60分4,000円のコースへ。
入り口などに、らくだや馬の値段が書いたボードが立っており、それによると当時の値段で1,200円/時間と書いてあったので、いかにぼられたかが後になってわかりました。
これがその写真。1EGP≒6円で、しっかりわかりやすく書いてあります。
その後は、ピラミッドエリアを離れ、懇意にしているであろうお土産店に連れて行かれ、長々とパピルスの説明を受けました。
パピルス(希: πάπυρος、羅/英: papyrus)は、カヤツリグサ科の植物の1種、カミガヤツリ(パピルス草)の地上茎の内部組織(髄)から作られる、古代エジプトで使用された文字の筆記媒体のこと。パピルス紙とも呼ばれる。「紙」を意味する英語の「paper」やフランス語の「papier」などは、パピルスに由来する。ただし、パピルスは一度分散した繊維を絡み合わせ膠着させて薄く平らに成形したものではないため、狭義の紙ではない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
要は、昔むかしの紙です。現地では、お土産品としていろいろな場所で売られています。
中には、名前を象形文字で入れてくれたりするところもあります。
お土産店で帰る旨を伝えるも、なかなか話してくれません。
そりゃそうですよね。せっかくのネギを背負ったカモが2匹も現れたのですから。
なんとか帰ることを納得してもらうも、それまでのガイド料ということで約3,000円をとられました。
ここまでかかった費用は、1人当たりにかかった金額です。
現地の給与水準が当時で約月給30,000円と考えると、ものすごくぼられました。
そのときはさすがにイラッときましたが、いま考えると、それも社会勉強ということで納得しています。
日本でのオレオレ詐欺に比べれば、まだまだカワイイものですwww
このときの経験のおかげで、それ以降の滞在でぼられることは、”ほぼ”、ありませんでしたので。
その話は、また次回に続きます。
スフィンクス:ギザピラミッドから歩いて5分
場所はギザのピラミッドと同じ敷地
上記の写真をみてわかるように、スフィンクスの右後ろに見えるのが、先ほど紹介したギザのピラミッドです。
この距離でも、かなりの存在感を放っていますね。
ピラミッドは想像しているより、大きいですので。1辺が約230mもあります。
さて、見える距離にあるので、スフィンクスもいっしょに見てしまうのがいいです。
といってもこちらは、近くまで寄ることができません。
写真のような引きのアングルから、写真を撮るようなイメージになります。
顔は女、体はライオンの神秘の存在
スフィンクス(Sphinx)は、エジプト神話やギリシア神話、メソポタミア神話などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物。古典ギリシア語ではスピンクス(Σφίγξ, Sphinx)といい、スフィンクスとはこの英語読み(または現代ギリシャ語読み)である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
現地では、右半分が男、左半分が女の顔をしているって聞きましたが、そのような日本語の記述はありませんでした。
まあ、エジプト人が言ってたことなので、話半分に聞いておくぐらいでちょうどよいですね。
スフィンクスが見ているのはドミノ・ピザとケンタッキー
これは、昔むかしのTV番組「トリビアの泉」でも紹介されていたあまりにも有名なお話。
今でも健在です。
正確には、ケンタッキーとドミノ・ピザです。
ちなみに、動画の人手はまだまだ少ないほうです。
実際はもっと居ますし、ケンタッキーの近くでは馬車も数多く走っているので、”牧場の香り”がしますwww
なので、当店舗にあるテラス席で食べるのは、オススメしません!
ファラオニックビレッジ:エジプト版 カリブの◯賊
ギザ地区の最東端
場所はギザ地区の最も東側、ナイル川沿いに位置するところにあります。
位置的にはカイロ市内にも近く、比較的に行きやすい場所と言えます。
ナイル川の島の中にあるテーマパーク
実際は、ナイル川の東側からナイル川の中洲に浮かぶ島へ移動します。
船での移動となるため、クルマやバスでは行けません。それらを降り、入場券とセットになったチケットを購入し乗り込むかたちとなります。
中はきれいなテーマパークではないものの、カイロ市内に比べ、ゴミも少なく快適です。
エジプトの歴史が学べます
島に上がると、まずは現地ガイドについて行き、説明を受けるスタイルです。このガイドは、入場料に含まれますので、追加料金が発生する心配はありません。
もちろん、フリースタイルでみて周ることもできますが、お金はお支払い済みなので、参加すべきです。
さて、まずはエジプトの歴史を見て学ぶということで、また船に乗せられます。
ただこちらは、結構見ごたえがあり、おもしろいです。
実際の人が作業する様子が見られるカリブの◯賊的乗り物は一見の価値あり!
こちらが、その船の動画です。
まるでディズニーランドにあるカリブの◯賊のよう。船に乗りながら、エジプトの歴史、人々の暮らしを見ていきます。
ただ1つ、本家と完全に異なるところがあります。本家は、全て人形がその時の暮らしなどを紹介していますね。しかし、ここでは実際に現地でお仕事されている人がそれを紹介している点です。
なので、見ていて飽きません!人間なので、動きもあります。
なにより、その場所で売られているものを実際に作っていたりしています。そのような製作工程を見られるのは非常におもしろいですよ。
飲食コーナーもあり、設備はそれなりに充実
ビレッジ内には、レストランも設置されており、食事をすることもできます。
ただ、カイロ市内と比べると値段はちょっと高めです。まあ、テーマパーク内なので、仕方のないことです。
最後にあるお土産コーナーに注意
出口付近にあるのは、お土産コーナーです。
しっかり最後まで、お金をとれるような配置になっていますwww
また、ピラミッドなどの客引きよろしく、彼らもガチで積極的に声をかけてきます。欲しい物だけを買う硬い意思が必要です。
でないと、余計なものまで買わされてしまいます。
しかし、そこまでぼったくっている印象はありません。ピラミッド付近のお土産店に比べれば、まだまだ良心的です。
ただ、高いには変わりありません。しっかり値段交渉を忘れずに!
カイロタワー:エジプトNo.1の高さからの絶景!
ゲジーラ島にそびえるひときわ目立つ建物
カイロタワーは高さ187mあるエジプトで、北アフリカで最も高い建物になります。
最上階が展望スペース、その下にレストランがあります。それより下はエレベーターが1基と非常階段があるのみです。
また、タワーのふもとにもとくにお店等はなく、代わりに小さな庭園が広がっています。
なので、このタワーでは登って景色みて、あわよくばごはんを食べて、しかできません。お土産も置いていません。
その割に入場料は高めです。わたしが行った2018年当時で2,000円くらいしたかと。
高さ187mで2,000円です。東京のスカイツリーが高さ450mまで行けて3,400円(2020年12月)ですので、1,000円あたりの標高差はかなり高額ですwww
展望台からは遮るものはなにもありません(窓もありません!)
最上階の展望スペースでは、日本では考えられない景色を見ることができます。
それは、窓がないことです。
格子状に設置された柵が周囲を取り囲んでいるしかありません。そのため、カメラなどの小物はカンタンに落とすことができますwww
高さも大人の胸の高さくらいしかなく、けっこうスリルが味わえます。
高いところが好きなわたしにとって、これだけでも一見の価値アリでした。入場料は高いけど、貴重な体験になりますよ。
日本では、カイロタワーより高い建物はたくさんありますが、そこまで高さをリアルに体験できるスポットはないのではと思います。
景色はホコリと排気ガスに左右されます
さて、上がった先に気になるのが、景色ですよね。
エジプトは99%晴れなので、空はよく見えます。
一方で街なかはというと、天気が良いからといって、必ずしも遠くまで見えるとは限りません。以下の2つの要素が絡んできます。
- クルマの排気ガス、
- 砂漠からの砂ぼこり。
なので、結論としては、春を除く季節で、午前中がオススメです。
その理由はまず、砂嵐が吹く春(3-4月上旬)はNGです。
毎日、風邪が強い日が続くので、登ることもできないかも知れません。
また、午後になるとエジプト人が行動し始めるので、景色がくすんできます。んでもって、観光客も増えて、展望スペース自体が混んできます。
タワーのエレベーターは6人しか乗れないのが1基しかないので、混むと上り下りに時間がかかります。
なので、午後も避けたほうがいいですね。
レストランは以前は回転していた
この展望レストラン、実は昔は回転していました。
しかも、展望デッキのすぐ下なので、景色は変わらずの高さ。食事を楽しみながらカイロ市内を一望することができます。
カイロ空港に到着する飛行機、ナイル川沿いに佇むビル群などです。砂ぼこりが舞っていなければギザのピラミッドも見えます。
ただ残念なのは、レストランのガラス。
全面ガラス張りになっていてどこに座っても外側は見えますが、窓拭きが毎日実施されていないせいで、どうしてもくすんでいます。
料理の値段も高く設定されているので、あまりオススメはしません。
カイロタワーが建つゲジーラ島は、繁華街になっております。
レストランも点在していることから、ここで食べなくても、食事するところはありますので。
世界遺産のシタデル・モスク
カイロ空港とナイル川の中間地点
カイロ空港からナイル川のある西へ向かうメイン道路沿いにあるシタデル・モスク。
夜には、青色にライトアップされることからブルーモスクとも呼ばれています。
ブルーモスクと呼ばれるモスクは各国にありますので、紛らわしいので現地ではシタデルと呼ばれています。
城壁の内側は1つの村だった
このモスクは、とても立派な城壁に囲まれています。というのも、建てられたころは、城壁内で多くの人々が暮らしていました。日本でいうお城と同じですね。
ナイル川の反乱から人々を守るため、また他からの侵略から守るため、大きな城壁が設けられています。
しかし、そんな立派な城壁故、城内で疫病が流行り滅びてしまったと言われています。
大きなモスクは一見の価値あり
現在は、観光地として数多くの観光客が訪れる場所にもなっています。メイン通りに面していて、信号機や交差点がないものの、Uターンができるような構造になっており、入りやすくなっています。
通りがかると見えるのが非常に大きなモスクです。その出で立ちは西洋のお城とは全く異なる中東独特のもの。
城壁の中に入れば、モスク内へも入ることができます。
モスク内は、土足厳禁です。入り口でビニール袋を配る人がいますので、自分の履物をそれに入れて、もって入ります。
中は、絨毯が敷かれ、てっぺんから大きなシャンデリアがぶら下がっています。
メッカの方角には祭壇が設けられ、お祈りをする人も見受けられます。
ですが、ほとんどは観光客といったところ。
異教徒でも心配することなく、内部を見ることができます。
軍事博物館もあります
モスクのほかに、城壁の内側には以下のような施設があります。
- レストラン、
- 軍事博物館、
- 民族博物館。
景観の良いところにレストランが設置されています。
シタデルは、小高い丘に建っているため、ナイル川沿いに建つホテル群を見渡すことができます。
また、軍事博物館の入り口前には、戦闘機や戦車が展示されています。
少々古い機体ながらも、その存在感は十分です。
個人的には、モスクよりもこういったもののほうが興味があります。
アズハルパーク(カイロ国立公園)はみんなの憩いの場
シタデルからすぐ
アズハルパーク(カイロ国立公園)はシタデルのすぐ東、同じ道路沿いにあります。
地図ではわかりにくいですが、シタデルから坂道を下ったところにあるため、シタデルから見下ろせる位置にあります。
中はキレイな植栽が広がっています
国立公園というだけあって、中は植栽がキレイに手入れされています。
砂地に植物というなんとも不思議な光景ですが、数少ない緑が見られる場所です。
公園自体もシタデルほどではありませんが、小高い丘にありカイロ市内を見渡すことができます。
その景色は、茶色一色です。緑がいかに貴重かがわかるかと。
訪れるなら午前中が吉
公園自体が数少ないエジプトでは、1つの場所により多くの人が集まります。
観光客しかり、地元の人々しかり。そのため、かなり混み合います。
とくに午後はヒドイです。現地スタッフも避けたほうがよい、というくらいなので、いくなら午前中がいいです!
わたしは1度だけ午後に行ったことがあります。
しかし、その日は平日ということもあり、”そこまで”混んではいませんでした。
といっても、子ども連れが非常に多く、遊び回っていたので、にぎやかでした。
ゆっくり楽しむのであれば、ぜひ午前中に行きたいところです。そのほうが、空気も澄んでいて景色も楽しめますので。
ハン・ハリーリではエジプト土産を
アズハルパークの近く
ハン・ハリーリはアズハルパークから北東の方角にあります。地図上では近くに感じます。
しかし、公園が面するメイン通りからだと大きく迂回しなければならないため、けっこう時間がかかります。
しかも、ハン・ハリーリ周辺は道路が狭く、慢性的に渋滞しています。わたしが知る限り、ラマダン期間以外、いついっても道路は渋滞し、ハン・ハリーリの中もたくさんの人で溢れています。
ハン・ハリーリの中には有名なモスクもあるため、ラマダン期間もけっこう混んでましたよ。
まるで上野のアメ横
ひと言で表すなら、「上野のアメ横」、です。小さな個人店がところ狭しと並び、食べ物から民芸品、貴金属(本物かは不明)、おもちゃを売っています。
メインの入り口付近には、レストランもあります。
違いがあるとすれば、メインゲートで手荷物検査をやっているところでしょうか。しかし、それ以外の無数にある出入り口ではやってないので、どこまで機能しているかは定かではありませんwww
お土産を買いつつ、食事やお茶も楽しめるハン・ハリーリ、ここで注意したいのが以下2点。
- トイレが無い、
- 値段交渉が必須
順番に解説します。
食事するところもあるが、トイレがない
まず、トイレがありません。レストランにはあるものの有料です。100-200円ほどかかります。これは食事をしても、しなくてもとられます。
なので、わたしは、ハン・ハリーリで食事はしません。有名な観光地ということもあって値段も高く、そのくせ品質はイマイチ。
おまけにトイレも有料。エジプトあるあるですが、有料のトイレほど汚いところはありません。
訪れる前にトイレを済まし、食事はとらないほうがいいでしょう。
値段交渉が必須!
民芸品などを買う場合、値段交渉は必須です。向こうからの提示金額は、”これで勝ってくれたらラッキー”、くらいのものすごく高い金額を吹っかけてきます。なので、交渉次第で半額を下回ることはざらにあります。
まずは、80%引きくらいの値段から交渉をスタートさせましょう。もともとがそこまで高くはないものが多いので、交渉が費用対効果で必ずしも合っているとは言えないこともあります。
しかし、それを敢えて楽しむのがハン・ハリーリでの楽しみと言っても過言ではありません。
ぜひ、1円でも安くゲットしてみてください。
サッカラピラミッドは最古のピラミッド
ギザピラミッドからナイル川沿いを南へ
実は、エジプトにはたくさんのピラミッドがあります。ギザの大ピラミッドだけではありません。
先に紹介したカイロタワーやホテルの高層階から見渡すと、おぼろげながらも何個か確認することができます。
今回紹介するのは、その中でも最古と呼ばれているものです。
サッカラピラミッドはサッカラ地区にあるから、そう呼ばれています。ギザも地区の名前なので、だいたい地区の名前が冠になっていることが多いです。
さて、そのサッカラピラミッドは、ギザピラミッドからナイル川沿いにひたすら南に下ったところにあります。
ここまで来ると、都市からはだいぶ離れ、アラビア国らしい景色が広がっています。
三角錐ではなく階段状になっているのが最大のポイント
サッカラピラミッドは見ての通り、ただの三角錐ではありません。階段状になっているのが最大の特徴です。
わたしも由来はわからず、、、すみません。
最古だということで、積み上げができなかったのかもしれませんね。
いずれにしても、特徴があるので見てみる価値はあります。
観光客が少なめなのが良い
エジプトの観光地、今まで紹介したところはどれも利便性がよく、週末となると観光客や地元の人たちで賑わっています。なので、ゆっくり観光することはできません。
しかし、ここは違います。
他にめぼしいところもないせいか、週末の昼間でもゆっくり見ることができます。(バスツアーに被ってしまった場合は、諦めてください)
エジプトの喧噪を離れ、ゆっくりアラビアンナイトの歴史を感じたい人は、ギザピラミッドよりもこちらのほうがオススメです。
1つ注意点としては、こちらにもガイドが待っていることに注意、ということです。頼んでもいないのに説明をはじめ、最後にチップを要求してくる人がいます。しっかり断らないと面倒です。
また、ラクダに待たずに乗ることもできます。値段もギザに比べて安いので、ぜひ楽しんでみてください。
くれぐれも値段交渉を忘れずに!
地下に眠る多数の石棺は圧巻の存在感
ピラミッドだけでなく、石棺を見ることができます。
石棺は地下の涼しいところに保存され、観光がしやすいのもオススメする理由の1つ。サッカラは日差しを遮るものがほぼありませんので居るだけで体力が奪われますので。
石棺はものすごく大きく何十人も入れる大きさです。また数もたくさん。これらをどうやって運んだのか、いろいろ考えてしまいます。
ピラミッドと同じ入場券で見ることができます。ちょっと離れたところにありますので、ガイドに聞いてクルマで向かってください。
入り口には人がいて、カメラ禁止など注意してきますので、しっかり守るようにしてください。不要なトラブルは避けましょう。また、ここでもガイドの要否を聞かれますので、しっかり断りましょう。
ダハシュールピラミッドで探検気分を味わう
サッカラピラミッドからさらに南へ
次に紹介するのがダハシュールのピラミッド。これもダハシュールという地区名が冠になっています。
場所は、サッカラからさらに南へ30-40分くらい進んだところ。さらに、建物はなくなり砂漠とピラミッド、軍事施設のようなものがあるのみです。
観光客がさらに居なくなる
市街地から離れることで、さらに観光客は減ります。ここまでくると観光バスも来なくなるので、自分たちでクルマを使って移動できる人しかいません。
わたしが行ったときは、夕方ということもあり、我々ともう1組しかいませんでした。ですが、それくらいで丁度いいですよ。エジプトはどこへ行っても人がたくさんいますので。
ピラミッド内は探検気分を味わうことができます
手前のピラミッドは難易度が低め
ダハシュールには2つのピラミッドが存在します。北側の入り口に近くにそびえるもの(赤いピラミッド)と、南に5分ほど走ったところにもう1つ(屈折ピラミッド)。
どちらも内部に入ることができます。
まず、赤いピラミッドは難易度は低めです。しかし、ギザピラミッドよりも狭く、長い道のりになりますので、それなりの体力は必要です。中では中腰で登ったり下ったりしなくてはなりません。
また、中への入り口もピラミッドの中腹にありますので、そこまで階段を登っていく必要があります。上写真の真ん中ちょい下にある黒い部分が入り口です。
さらに南にあるピラミッドは探検ルートが長い
南にある屈折ピラミッド、こちらのルートは今まで紹介した中でもっとも長いです。また、途中で大人は四つん這いにならないと通れないくらいに背の低いところがあるので、難易度も高くなります。
侮っていると出られないかも知れませんwww
実際、わたしと一緒に行ったメンバーで、途中で引き返した人がいました。引き返した部分からゴールまではまだまだ長かったので、その人にとっては、引き返して正解だと思いました。
このピラミッドの最大の特徴は、最深部が涼しいことです。基本、ピラミッドの洞道は1本道なので風の抜け道がありませんが、こちらは最深部付近にあるようです。そのため、ゴールに着くと涼しさを感じることができ、体力を回復することができます。
しかし、その障害も。
最深部はコウモリの住処になっています。
はじめてみたときは焦りました。100匹以上の群れがいるんですから。
万が一停電になると危険なので、ライトを持っていきましょう。もちろん、スマホのライトで問題ありません。
営業中は電気が点いているのでコウモリも寝ていますが、暗くなれば活動をし始めるでしょうからくれぐれもお気をつけて。
モールオブエジプトで近代的なエジプト体験
歴史的建造物以外の紹介
今日はちょっと変わったところを紹介。というのも、今まで一般的な観光地ばかり。しかも歴史的建造物が多く、ハッキリいって歴史に興味がなければそこまで行きたいと思わないでしょう。
わたしもそのひとりです。ピラミッドはなんとなく興味はあっても、歴史自体に興味はありませんので、ツタンカーメンやミイラが展示されているエジプト大博物館には行っていません。
ということで、今回はエジプトのショッピングモールをご紹介します。”エジプトにもショッピングモールがあるの?!”、と思ったそこのあなた。ちゃんとありますよ。しかもメッチャでかいのが!
その名も「モールオブエジプト」。直訳するとエジプトのモールなのでそのままですねwww
でも、そのほうが外国人にも覚えやすいのでいいですよね。日本のように地名が冠になっていても、住んでいる人はわかってもはじめてその地を訪れた人には馴染みがない名前で覚えづらいですからね。
ギザピラミッドから西へ
場所はというと、ギザピラミッドからひたすら西へ。幹線道路を20分くらい進むとなにもない砂漠地帯にひときわ大きな建物が見えてきます。
それがモールオブエジプトです。
少し離れたところに遊園地もあります。この遊園地、ラマダン期間は閉まっているので注意が必要。モールオブエジプトはラマダンにかかわらず営業しているので気にする必要はありません。
むしろ、ラマダン期間のほうがお客さんがほとんどいないので、買い物するのに適しています。専門店街は閉まっていることもありますが、午後になれば営業をはじめますので気にならないです。
メチャクチャ広いです
個人的に特筆すべきは広さですね。ものすごく広いです。周るだけでも疲れてしまうくらいに広いです。
もちろん、広さだけでなく品揃えも十分です!
映画館、屋内スキー場、飲食店、なんでもあります
このモール、なにがすごいって買い物だけでなく、遊びも揃っています。
- 映画館、
- 屋内スキー場、
- ゲームセンター、
- レストラン街、
- 巨大スーパーマーケット。
生鮮食品から洋服、トランポリンなどの遊具に至るまで。また、映画やゲームを楽しんだり、スキーさえすることができます。
映画館では4DXの映画も見られます。しかも安い!
屋内スキー場は、ここともう 1箇所しかありません。ゲームセンターも規模が大きく大人も楽しめます。
ナイル川クルーズは夜がオススメ
たくさんの桟橋から乗れます
エジプトに来たら一度は体験してみたいナイル川クルーズですね。
- ナイル川からの夜景はサイコー、
- ベリーダンスを見ることができる。
見ているだけで踊りたくなりますよwww
わたしたちはお酒を持ち込んだので、アルコールの力もありみんなで盛り上がりました。
クルーズ船にはナイル川沿い、ザマレクからマーディにかけてたくさんの桟橋から乗ることができます。
たくさんの船が停泊しているので、道路からも船を見ることができます。
ただしほとんどはナイル川の東側にしかなく、ギザ地区側から乗ることはできません。発展しているのが東側だから、という理由ですね。
お酒の提供がないので、自分たちで持ち込もう
クルーズ船内では、飲食を楽しむことができます。内容はエジプト料理なので、わたしのように住んでいる人からすると、飽きてしまいます。それでも、味は決して悪くありませんので、満喫したい方はぜひ!
1点、気をつけておきたいのはお酒が出ないことです。おそらくどの船も出ないかと。
なので、持ち込みができるかを予約のときに確認しておきましょう。
事前に確認すればOKなところが多いです。ですが、たいていの場合はチャージ料がとられることをお忘れなく。
夜は夜景が楽しめます!!
昼夜どちらも楽しめるナイル川クルーズ、わたしのオススメは夜ですね。昼間はどうしても見えなくていいものが見えてしまいます。
- 川に浮いている、川岸に溜まっているゴミ、
- 工事現場の乱雑に積まれた資材、
- 休憩しているエジプト人。
夜になると、それらは闇の中に隠れてしまいます。その代わりに、キレイにライトアップされたホテルやビル群を見ることができます。
ナイル川沿いはカイロ市内でもきっての高層ビルが立ち並ぶ地域になります。エジプトで楽しむには十分の光景ですよ。
高級住宅街で楽しむレジャー
もし現地に住んでいるor観光で来ていても時間が余ったしまった場合には一度は体験してもらいたいものを紹介します。それは、高級住宅街にあるレジャーです。カイロ市内にもいくつかありますが、その中で2つを紹介します。
エジプトのゴルフ場のハウスルールはそこまで厳しくはありません。
最低限、ジーンズやサンダル履きでコースにでなければ咎められません。スニーカーで全然大丈夫です。
カッタメイヤハイツ
ニューカイロシティーにある高級住宅街
まず1つ目はカッタメイヤハイツです。こちらは空港の近く、ニューカイロシティーにあります。
IKEAがあるショッピングモールからもそんなに離れていないので、便利な場所です。
外国では比較的当たり前になっていますが、日本とは異なる様式をしています。それはなにかというと、エリアが柵で囲まれているのです。
なので、数百メートルおきに作られたゲートからしか出入りができません。ゲートにはガードマンが24時間在中しているのでセキュリティは万全です。
また、柵の中だけで生活できるように以下の施設も建設されています。
- スーパー、
- レストラン、カフェ、
- ゲームセンター、
- テニスコート、
- 学校、
- 病院。
もはや1つの街といっても過言ではありません。
そんな便利で安全な場所に住んでみたいですが、エジプトのといえど、住宅価格は1億を超えるそうですので、日本人のサラリーマンが手にできる代物ではありません。
ゲートの中では、欧米人が多く住んでいますので、ここはむしろエジプトではありません。小京都ならぬ小ヨーロッパと言っていいでしょう。
プールやテニスコート、ビリヤード台もある
ゴルフ場は、この高級住宅エリアにあります。キレイに整備された道路を進んでいくと、これまたキレイなクラブハウスが見えてきます。
ここではゴルフの他にも、プールやテニスコート、ビリヤード台もあります。わたしのオススメはゴルフですが、その他のレジャーも十分楽しめます。
場所が良い分、値段は高め
ゴルフのプレーフィーや食事代、それらは高めの設定になっています。エジプトでの高級ホテルのそれとほとんど変わりません。残念ながら、味は決して良いとは言えません。
しかし、ゴルフにしかりテニスコートにしかり、一見の価値があります。なぜなら、ものすごくキレイに整備されていますので。
エジプトにいることを忘れてしまうくらい。ビックリしますので一度は見てもらうことをオススメします。
アレグリアゴルフ
デザートロード途中にある高級住宅街
こちらも同じく高級住宅街の中にあります。場所は、カイロと地中海に面する都市アレクサンドリアを結ぶデザートロードにあるので、決して良い場所とは言えません。
その代わり、高速道路が交わる部分の近くにあるため、いろいろな方面から来るのに便利な場所にあります。
カッタメイヤのように市内を抜けてくる必要はないので、渋滞に巻き込まれる可能性も少なくなります。
ただ、別記事で紹介している通り、ドライバーに任せると思わぬ渋滞に巻き込まれることも多々ありますので、しっかりGoogleMapで確認しながら行くとよいです。
新しくクラブハウスが新設
わたしが最後に行った2019年冬に、新設されたクラブハウスのプレオープンが始まっていました。ゴルフの受付やレストランはまだオープンしていないものの、テニスコートやプールは営業しているように見えました。
なので、2021年のいまでは恐らく全てオープンしているかと。
補足説明
実際、2019年2月に完成予定でしたので、まだ工事をしている可能性もゼロではありません。それぐらい工事の進捗はゆっくりです、、、
値段は新しいクラブハウスができてどうなるか、といったところ
わたしがいた当時は、料金はとてもリーズナブルでした。
ゴルフも週末のプレイにもかかわらず、カート代も合わせて5,000円でおつりがきます。それでもコースは上記のカッタメイヤハイツに引けを取らないレベルです。滞在中は、何度も利用させてもらいました。
うがんじんが考えるオススメツアー
以下、ご紹介したスポットをより効率的に周るためのルートを紹介します。
エジプトは人口増加が激しく、インフラ整備が追いついていない状況です。
なので、渋滞に巻き込まれると抜け出すのに大変時間がかかり、予定をこなすのがむずかしくなります。
そのため、ルート選びは必須です。
わたしが現地に居て考えた観光ルートをご紹介します。
ひたすらピラミッドを巡る1日
08:00にピラミッドに到着できるようにホテル出発
ホテルの場所によって、出発時間が変わります。
カイロ市内のホテル群は、大きく分けて2つ。
- ナイル川沿いのタハリール広場付近(ゲジーラ島西)、
- ニューカイロシティー(空港付近)。
それぞれの間は、空いてても20-30分はかかる距離です。
なので、ホテルの受付などに聞いてみるのがいいでしょう。
くれぐれもタクシーの運転手やガイドに聞かないでください、彼らは信用できません!!
ギザピラミッドは開園とともに
まず、目指すのはギザピラミッド、いつ行っても混んでいますが、朝が一番良いかと。
その理由は、ピラミッドの中に入ることができるため。中に入れるのは、人数制限がありますので、早く行かないとチケットが売り切れてしまいます。
わたしは、いつも案内するときは、朝イチに行っていました。
なので、いつぐらいに売り切れてしまうか、ホントに売り切れがあるのかはわかりません。
余談になりますが、海外で旅行する際は、一番行きたいところから周るのを心がけてください。
でないと、天候不順や臨時休業などで行きそびれてしまいます。
ギザのピラミッドの中に入りたい人は、絶対に朝イチに行くことをオススメします!
何度もいいますが、ここでガイドを名乗る人にチケットを渡さないでください。
高額なツアーに招待され、その後の予定が崩れますwww
スフィンクスで記念撮影
スフィンクスはピラミッドから目と鼻の先にあります。歩いても5分ほどです。なので、歩いていきましょう!
スフィンクスにギリギリまで近づくことはできませんが、バックに写真がとれます。しかし、人が多いので場所を確保するのが大変です。
ここで注意しておきたいのが以下の2点
- ピラミッドからスフィンクスにかけて下り坂になっている、
- スフィンクス側にも出口があること。
ピラミッドからスフィンクスにかけての下り坂
道は舗装されていますが、それなりの勾配。
戻るときに上るのは大変!、とまでは行きませんが、キビシイ直射日光の中を歩くのは、体力を奪うには十分です。
なので、戻らないようピラミッドの写真はしっかり撮っておきましょう!
スフィンクス側にも出口
帰りはこちらの出口から出ることをオススメします。
お土産屋さんやレストランもあり、その後の工程も楽になります。
また、ピラミッドの正面入り口はホテルなどもあって拓けている分、勧誘も多いので。
なので、ドライバーにスフィンクス側に回ってもらうよう伝えてください。
はぐれたときのために、ドライバーの電話番号を聞いておきましょう。
お昼調達はスフィンクスが見守るケンタッキーorドミノ・ピザで
エジプト感は景色で!
お昼は近くのレストランでもいいですが、先程のピラミッド・スフィンクスの景色を見ながら食べたいのであれば、ケンタッキーorドミノ・ピザをオススメします。
”トリビアの泉”で紹介されていたように、スフィンクスはそれらのレストランを向いているので、向かい合って食べることができますwww
また、ガラス張りの飲食スペースも用意されています。
展望デッキはオススメできません!!
屋上には、展望デッキも用意されています。時期にもよりますが、わたしはこの展望デッキはあまりオススメしません。
理由はカンタン。出口付近で観光客を待ち構えているラクダ、馬たちの排せつ物のニオイがするからです。そのときの状況で使い分けましょう!
この後紹介するところでは、水すら販売していないところですので、しっかり食べてペットボトルの水を準備していきましょう!
最古のピラミッド「サッカラピラミッド」で趣を感じる
続いて向かうは、最古のピラミッドです。
サッカラピラミッドでは、以下の施設を見ることができます。
- サッカラピラミッド(中は入れない)、
- 人が住んでいたであろう遺跡、
- ラクダに乗ることもできる、
- 地下に保管されている多数の石棺。
観光客がグッと減る
ギザの大ピラミッドから南へ約1時間。砂漠にそびえる階段ピラミッドこそ、サッカラピラミッドです。
階段ピラミッドと言われる通り、通常の三角錐ではなく、段々になっているのがこのピラミッドの最大の特徴。
わたしがオススメする理由は、最古のピラミッドであるにもかかわらず、現地では人気がなく人があまり居ないことです。
落ち着いてピラミッドを見ることができますし、近くに住宅がほぼないのでアラビアンナイトの世界が360度に広がっています。
陽の光だけで生活していたであろう住宅の遺跡は、歴史に興味がなくても何かを感じることがあることでしょう。
また、こちらのラクダは、ギザでのに比べ交渉しなくともある程度、安価に乗れます。念の為お伝えしておきますが、エジプトに来る観光客は現地人にとってカモです。交渉することは忘れずに!
地下に保管されている石棺は、その数と大きさに圧倒されます。十数人も入れる石棺をどうやってつくったり運んだりしたのか、不思議としかいいようがありません。
ダハシュールピラミッドの中に入って、洞窟探検を味わう
さらに減る観光客
本日の最後を締めくくるダハシュールピラミッドです。
こちらはさらに観光客が少なくなります。というのも、ここまで道中で人の気配もかなり減ってきますので、その影響もあるかと。ピラミッドは完全に遺跡となっており、周りは完全に砂漠です。
みなさんが思い描くエジプトの光景を見ることができます。
ピラミッド内に入るにはHPが高くないといけない
このピラミッドは中に入ることができます。
しかし、難易度はかなり高め。まずはじめのピラミッド内部への入り口まで50段近い階段があります。しかも、1段1段が高め設定。エジプトの直射日光を受けながらの登りは体力を奪うには十分です。
中はというと、ギザよりも狭いところを中腰で進んでいきます。途中休憩ゾーンはありますが、道は長いです。
しっかり体力を残しておかないと、ゴールまで到達することはできません。もちろん、帰りもありますので、その点もご注意を。
最大の探検、屈折ピラミッド
ダハシュールピラミッドから南にすぐのところに見える屈折ピラミッド。
こちらも、同じ入場料で見学することができます。こちらの最大の魅力は、洞道の長さです。
ダハシュールピラミッドとギザピラミッドを足したよりも長い道のりになりますので、こちらは上級コースといってもいいでしょう。
最後まで探検したい方は、お昼にしっかりチキンを食べておきましょうwww
ゴールには、石棺ではなく大量のコウモリが棲み着いていました。おそらく人間が通る道とは別に抜け道がある模様。それは確認することはできませんが、その分、中は換気がされ多少涼しいです。
子供の頃の探検のようですので、童心に帰って楽しむことができますよ!
今日の探検は終了、ホテルへ
ここまでくれば、夕方になりますので、ホテルへ戻りましょう。砂漠では山賊(砂族?)のような集団も出て強盗にも遭う危険がありますので、夜になる前に引き上げましょう。
帰り道は渋滞が予想されますので、ダハシュールピラミッドでトイレを忘れずに。わたしが行ったときはトイレが閉まっており焦りました。
でも、そこは男ですから。トイレがなければ外ですればよいだけです。砂漠の中でする大変貴重な経験になりましたwww
市内を見て周ってカイロを満喫
ホテル出発
ホテルの受付に聞いて、カイロタワーに8時に到着できるように逆算してタクシーに乗りましょう!
くれぐれも、タクシーは流しを捕まえるのではなく、こちらもホテルの受付で呼んでもらってください。
理由は以下の記事に記載しています。ぜひ、合わせて読んでみてください。
エジプト観光、これだけは絶対に気をつけたい身を守る安全対策10選!!
記事を読んでほしい方エジプトに興味がある、エジプトに限らず、海外で身を守る方法を知りたい、エジプトの治安を知りたい人。日本を出ると、その国や地域によって安全レベルはまったく異なります。日本の感覚で訪れ...
カイロタワー(08:00-09:30)
目的地のカイロタワー、朝のほうが良い理由は以下のとおりです。
- タワー自体が空いている、
- 道路が空いているので、空気が澄んでいる。
ゲジーラ島はカイロ市内でも最も渋滞が多い地域の1つなので、朝夕の渋滞ラッシュはなんとしても避けたいところ。
タワーの観光は、1時間半と記載していますが、そこまでかからないかと。朝が厳しければ多少、遅くしても良いですね。
ファラオニックビレッジ(10:00-15:00)
カイロタワーからの景色を見たら、今度はTHEエジプトを。ファラオニックビレッジはちょっとしたテーマパークで中も広いので1日楽しめます。
また、レストランもありますのでお昼もここで済ませることもできます。
ホテルへ戻る(16:00着)
毎日、夜まで観光していると疲れてしまいます。なので、周るところが少ないときくらいは早めにホテルに戻るのもいいですよ。
ホテルのラウンジでお酒を飲みながら夜景を見たり、旅行を振り返ったりするのもいいのでは。
エジプトは時間がゆっくり動いていますので、あまり詰め込みすぎると思い通りにいかなくなってしまいます。
多少、余裕を持ったスケジューリングでぴったりはまります。
お土産をひたすらに買いまくる
ホテル出発
前述の通り、受付で到着予想時間の確認、当日にタクシーを呼んでもらいましょう。
ハン・ハリーリ(09:00-14:00)
今日の目的地はハン・ハリーリ(Khan El-Khalili)、エジプト観光ガイドには必ずと言っていいほど掲載されているメジャースポットです。
ここでは、たくさんの個人商店が軒を連ねていますので、なんでも手に入ります。ただその分、ものすごく広く人も多いため、捜すのに苦労します。
外国人観光客も多いことから、店員さんは英語が通じます。日本語もいくつかの単語は通じますが、会話はできません。
ここで気をつけたいのは、ほとんどの商品に値札が貼っていないことです。なので、価格は基本的に交渉になります。
たいてい店員さんは期待値も込めて、はじめは定価の10倍以上の値段をふっかけてきます。絶対にこの段階で買っては絶対にいけません。
買う前に値段交渉は必ず行ってください。少なくとも、半額まで下がります。もし、半額以下にならなければ、他のお店にいけばいいだけです。
同じようなお店が並んでいますので、1つのお店で買う必然性はありません。お土産を買いつつ、エジプト人との値段交渉を楽しんでください。
Citystars Heliopolis(15:00-17:00)
ハン・ハリーリをあらかた見終わったら、次はショッピングモールへ行きましょう。ハン・ハリーリには売っていないPatchiのチョコレート、バラマキ用のデーツなどが手に入ります。
Patchiとは
レバノン生まれのチョコレートメーカー。中東のゴディバと言われるほど現地では有名で味もよいチョコレート屋さん。ドバイなどの中東国でメジャーだが、エジプトで買うと20-30%引きで買うことができます。
もちろん、中は日本のそれと同じ普通のショッピングモールですので、食料品やおもちゃも売っていますし、フードコートもありますので、買い物や休憩をすることができます。
このショッピングモールには映画館や屋内スキー場もありますので、興味があればチャレンジしてみてください。
また、夕食も済ませてしまうのもいいですね。
ホテルへ戻る(18:00着)
買い物が終わればホテルへ帰るのみ。荷物が多いときはタクシーで帰るのはラクでいいですよ。
重い荷物をクルマまで運んで、それから自分で運転するのは疲れますので。
しっぽり歴史と文化を学ぶ
ホテル出発
いつもどおり、ホテルのフロントでホテルから現地までの時間を聞きながら、タクシーを手配してもらえるかを確認しましょう。
流しのタクシーは絶対に使ってはいけません。
使ってはいけない理由は、以下の記事で解説しています。
エジプト観光、これだけは絶対に気をつけたい身を守る安全対策10選!!
記事を読んでほしい方エジプトに興味がある、エジプトに限らず、海外で身を守る方法を知りたい、エジプトの治安を知りたい人。日本を出ると、その国や地域によって安全レベルはまったく異なります。日本の感覚で訪れ...
アズハルパーク(カイロ国立公園)(09:00-10:00)
まずは、空気が澄んでいるうちに緑を満喫しましょう。
時間が経つにつれ、入場者が多くなってきます。
観光ツアーでも含まれるカイロ市内でも有名な公園ですので、午後はかなり混みます。
また、木陰で食事をする人も多いので、ニオイも出てきます(ゴミのニオイというより、ターメリックなどの香辛料系のエジプトらしい香りです)。
ゴミが落ちていない空気がキレイなうちに、公園を満喫するためには、午前中の早い時間がいいです。
でないと、公園内とはいえ、その辺のエジプトの風景とほとんど変わらなくなってしまいますのでwww
シタデル・モスク(11:00-16:00)
午後は近くのシタデル・モスクへ。
長めにとってあるのは、城壁で囲まれた敷地内にあるモスク以外の施設(博物館など)へ見学に行くことを含んでいます。
モスクだけなら、そこまで時間はいりません。2時間もあれば、城内をぐるっとまわれます。
ただ、城壁内にはレストランもありますので、ゆっくり時間を過ごしてみるのをオススメします。
エジプト料理のお店しかなく、観光スポットでもあるので値段はけっこうしますが味はそれなり。
ただ、小高い丘の上に建っているため、景色はいいですよ。
シーシャ(水タバコ)を吸いながら、一息つくのはサイコーです!
食事のあとも、ゆっくり城内を周るだけでも楽しいですよ。
ホテルへ戻る(17:00着)
早めに戻ってきてゆっくりするのもいいですね。
ホテル内のレストランやパブでお酒を飲みながら夜景を楽しむのも、旅の楽しみです。
たまにはカイロの近代建造物で欧米気分
エジプトにいると遺跡やモスクなど、同じような観光スポットや景色に飽きてしまうことも。
そんなときは気分を変え、近代的な場所へ行くことも旅を楽しむための一案となり得ます。
ホテル出発
今回の目的地は、今まで紹介した中ではホテル街や繁華街から最も離れた場所にあります。そのため、事前にタイムスケジュールをしっかり確認しておきましょう。
でないと、道路が混んでしまい入るまでに時間がかかってしまいます。
モールオブエジプト(09:00-14:00)
ショッピングモールですので、買い物がメイン。
もちろん、ゲームセンターや映画館、屋内スキー場もあるためレジャーとしても活用することができます。
買い物も洋服から食料品まで数多くのお店がありますので、なんでも揃います。
人混みに負けず、買い物やレジャーを楽しんでください。
お昼も広いフードコートに加えて、レストランもたくさんありますので困ることはありません。フードコートはラマダン期間も営業しておりますので安心です。
ホテルへ戻る(19:00着)
夕方は交通渋滞もあるので、その時間帯を避けて帰ることも検討してみてもいいですね。
といっても、エジプトの道路は夜になればなるほど混んできますので、あまり遅くしても効果はありませんのでご注意を。
大都会の喧騒を忘れて自然探訪
ホテル出発
今日のルートは終日屋外になりますので、日焼け対策を万全に!
カッタメイヤハイツorアレグリアゴルフ(09:00-14:00)
いずれのコースも、現地の高級住宅街にあります。なので、ゴルフに限らずプールやテニス、ビリヤードもできますので、ゴルフができない人でも十分楽しめます。
補足説明
アレグリアゴルフは、2019年冬に訪れたときはクラブハウスが完成間近でした。おそらくはもうできているかと。
両者に共通して言えることは
・ゴルフ場の景色、状態は申し分なし!
・レンタルクラブが残念であること、
・クラブハウスの料理はイマイチ、
ということです。
中途半端な仕事ぶりが目立つエジプトですが、ゴルフ場はホントに綺麗に整備されています。
レンタルクラブは、壊れていることもありますので、出発前にしっかり確認してください。
万が一、壊れたクラブでスタートすると、あなたが壊したとみなされ修理代を請求されることにもなりかねません。
できることなら、自前のクラブをもっていくことをオススメします。
長期滞在であれば、マストといっていいです。
航空会社によって荷物の制限は変わりますが、日本からエジプトへ就航しているメジャーな航空会社(エミレーツ、エティハド、エジプトエアー)であれば、エコノミークラスでも預け入れることができます。
ただ、男性用は必ずしも通るわけではありません。大き過ぎて容量オーバーになることもありますので、事前に確認することを申し添えておきます。
少し小さめのゴルフバックに必要なクラブだけを入れていくのも1つの方法です。
ヨーロッパ周りなどを使えば、他の航空会社でもいくことができます。しかし、安価で良質なサービスを提供している3社を当ブログではオススメしています。
ラウンドの後は、生ビールで乾杯!(14:30-17:00)
ラウンドが終わったらお楽しみの時間です。それはなにかというと生ビールです。
エジプトでは、生ビールが飲めるところは非常に限られています。
エジプトで生ビールが飲めるところ
- ゴルフ場、
- アメリカンパブ、イギリスパブ、
- 外資系ホテル。
上記しかありません。ゴルフ場は、そんな限られた数少ない生ビールが飲める場所ですので、生ビールが楽しみでゴルフに付き合っていた人もいたくらい。
実際、わたしもラウンド後のビールは非常に楽しみでした。あんまりお酒を好んで飲まない私ですら楽しみになるくらい、現地では娯楽が限られてしまします。
少ない娯楽をいかに使い倒せるか、海外での生活はそういうものだと思っています。
ホテルへ戻る(18:00着)
帰りのクルマを気にせずお酒を飲むことができるのが、海外生活での良いところです。
日本でタクシーでゴルフ場に乗り付ける人なんて、ほんの一握りにエリートだったり裕福な人だけです。
エジプト観光に必要な持ち物と服装
持ち物
暑いところでの観光かつ、治安もそれなりなところでは、荷物はできるだけ少なくしたいところ。
以下のアイテムがあれば十分です。
エジプト観光での持ち物
- ペットボトルの水、
- 現金、
- クレジットカード、
- ケータイ、
- カメラ(ケータイでも可)、
- 日焼け止めクリーム。
とくに、ペットボトルの水は不可欠。
年末の時期にしても、昼間は普通に暑くなります。
また、観光地でも飲み物が売っていないことはよくありますし、仮に売っていたとしても値段が跳ね上がりますのでスーパーなどであらかじめ買っておくのがベストです。
補足説明
ちなみにパスポートは携帯不要です。2年半現地で生活、パスポートが必要な場面は、仕事の時を除いて、一度もありませんでした。紛失防止のため、鍵付きの金庫に確実にしまっておきましょう。
服装
以下のような服装がベストですね。
エジプト観光での服装
- 季節にかかわらず長袖、でなれけば羽織れるような服を持っていく。
- 例:ジップパーカー、カーディガンなど。
- 外にいる場合は帽子を忘れずに、
- 屋外ではサングラスは必須。
日本ではあまり着けている人が少ないサングラス、海外ではみなさん日常的につけています。高くなくても良いので、1本はあるといいです。
まとめ:ぜひ1度は訪れたい場所、それがエジプト!
ものすごく濃い国、エジプト。日本とは全く文化も歴史も異なり、想像つかないことが連発します。
「教科書で習った表側」だけではなく、裏側までをも自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか?
一度体験すれば、みなさんの中にあったエジプトの概念、培ってきた常識をぶち壊し、今後の生き方を変えてくれるです!
わたしの中で、エジプトの経験は大きな変化をもたらしました。
本ブログが、みなさんの挑戦の一歩を後押しできたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
エジプトまとめ記事についてはコチラ!
2年半生活してわかったエジプトの生活、状況をすべて紹介します
記事を読んでほしい方エジプトに興味がある、エジプトのことが知りたい、エジプトに行ってみたい人。現地で2年半生活してわかっことを余すことなく紹介します。各アイテムは文章だけでなく、ラジオでも配信していま...