R35専門店に裏切られた想いと売却の理由
今年5月に手に入れた愛車のGT-Rを売却することにしました。
半年という短期間での売却を決意するに至った背景には、販売店のずさんな対応がありました。
販売店との論戦、見えてきた法律の壁
購入から半年経った先日、GT-Rの点検に出したところ、驚くべきことにエンジンオイルが納車時に交換されていないことが判明。
このミスに対して1か月にわたり販売店とやりとりを続けましたが、最終的には泣き寝入りせざるを得ませんでした。
自動車業界で働く友人にも相談してみたところ、「エンジンオイルを交換せずに納車するなんて、特に大排気量のスポーツカーに対してはあり得ない」とのこと。
同業者として信じがたい対応だったようで、弁護士にも協力を仰ぎ、販売店に対し異議を申し立ててきましたが、補償として認められたのはオイル交換費用のみ。
日本の法律では「もの」に対する慰謝料という概念がないため、感情面での損害は認められなかったのです。
日本の法律上、慰謝料は人に対するものであり、モノやペットなどには適用されません。
私にとっては長年憧れていたGT-Rで、これまで努力を積み重ねてきた成果でもありました。
しかし、法律的にはその感情がいくら踏みにじられても、慰謝料として請求することはできないのです。
R35専門店に抱いた期待と、裏切られた想い
今回の対応で感じたのは、販売店側にとってR35は「商売の道具」でしかなく、私のように思い入れを持って購入するユーザーの気持ちは二の次だったということです。
R35専門店を謳っているため、愛やこだわりがあると期待していましたが、残念ながらその期待は見事に裏切られました。
この失望からGT-Rへの情熱が完全に冷めてしまい、売却する決意をしたのです。
期待を持ちすぎない大切さ、つぎのゴールへ向けた再スタート
この経験を通じて学んだのは、「期待値を適切に保つことの重要性」です。
期待が高すぎると、万が一それが裏切られた際に失望も大きくなります。
これはモノだけでなく、人やその他の事柄に対しても言えることで、何事にも適度な期待感を持つことが大切だと改めて感じました。
今回のGT-R購入に関しては、後味が悪くなってしまったものの、「達成したかった夢を叶えた」という意味では後悔していません。
この経験も必要経費として捉え、次のステップに向かって気持ちを切り替えています。
失った分は、今後の仕事でしっかりと取り戻していきます。
販売店とのやりとりや、感情面での損失は辛い経験でしたが、GT-Rの購入は人生の中で達成したかった夢のひとつ。
これからは、この経験を糧に、次のゴールに向かって再スタートを切ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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GT-Rに罪はない。買ったことに対しては決して後悔はしていません。大変貴重な思い出になりました。