さよなら満員電車。僕が「新幹線通勤」を選んだ理由と、3つの意外な落とし穴

さよなら満員電車。僕が「新幹線通勤」を選んだ理由と、3つの意外な落とし穴

毎朝、息もできないほどの満員電車に押し込まれ、見知らぬ誰かの肘に耐え、ただ無心に消耗していく時間…。

 

日本のサラリーマンにとって、通勤は「苦行」以外の何物でもありません。

 

でも、もし、その時間が「自分だけの快適な書斎」に変わるとしたら?

 

これは、わたしが長年実践する「新幹線通勤」という、人生を変える選択肢のリアルです。

 

夢のようなメリットと、知らなければ損をする、意外な落とし穴の全てをお話しします。

 

作成者のプロフィール

  • 関東の地方都市に在住、

  • 2016年から新幹線通勤、

  • 2017-2019年はエジプト駐在、2020年はコロナ禍のためなし、

  • 2022年より再開、転職を経験する中で、新幹線定期を持つパターン、出社の都度、指定席を買って乗るパターンの両方を経験した外資系企業サラリーマン。

 

【天国】新幹線通勤がもたらす「3つの自由」

まず、新幹線通勤が、なぜこれほどまでに素晴らしいのか。

 

それは、お金を払う対価として、何物にも代えがたい「3つの自由」が手に入るからです。

 

自由①:ストレスからの解放

満員電車の最大の害悪は、あの耐え難いストレスです。

 

新幹線通勤では、必ず座れる指定席があなたのもの。

 

リクライニングを倒し、誰にも邪魔されないパーソナルスペースで、穏やかな通勤時間を過ごせます。

 

「今日も一日頑張ろう」と、心から思える朝が始まります。

 

自由②:自分だけの「黄金時間」の創出

家族を持つサラリーマンにとって、「一人だけの時間」は非常に貴重です。

 

新幹線に乗って片道30-60分。

 

この時間は、誰にも邪魔されない「自分だけの黄金時間」になります。

 

睡眠、仕事の準備、読書、動画鑑賞、そして時には缶ビール片手にささやかな晩酌を…。

 

この時間が、日々の生活にどれほどの潤いをもたらすか、計り知れません。

 

自由③:休日の「行動範囲」の拡大

新幹線の定期券は、もちろん休日も使えます。

 

普段は行かない途中駅で降りて、ぶらり旅をする。

 

家族との旅行のハードルがぐっと下がり、レジャーが充実する。

 

通勤のための投資が、プライベートの豊かさに直結するのです。

 

【地獄?】知らなければハマる「3つの落とし穴」

しかし、この素晴らしい生活には、知っておかなければならない「代償」が伴います。

 

落とし穴①:通勤費なのに「所得」扱い?税金が増える罠

会社から支給される高額な交通費。

 

これが、給与の一部として扱われると「課税対象」になり、所得税が上がってしまいます。

 

月15万円という非課税限度額もありますが、この先どうなるかは分かりません。

 

せっかくの交通費が、税金で目減りする可能性は、最大のデメリットです。

 

落とし穴②:給料が増えたと錯覚する「無駄遣い」の罠

給与明細を見ると、高額な交通費が上乗せされているため、一見すると「給料がめちゃくちゃ増えた!」と錯覚しがちです。

 

この感覚に慣れてしまうと、帰りの新幹線でついビールやお弁当を買ってしまったりと、無駄遣いが驚くほど増えます。

 

これは、経験者が陥りがちな、恐ろしい心理的な罠です。

 

落とし穴③:終電が早い!…が、最強の「盾」にもなる罠

新幹線は法律で深夜走行ができないため、終電は23時台など、在来線より圧倒的に早いです。

 

これにより、会社の飲み会やイベントを最後まで楽しめない、というデメリットがあります。

 

しかし、これは最強の「盾」にもなります。

 

「終電なので」の一言は、誰もが納得する、断れない飲み会からスマートに離脱するための、最高の言い訳になるのです。

 

【まとめ】

新幹線通勤は、単なる移動手段の変更ではありません。

 

それは、「時間」と「心の平穏」をお金で買うという、自己投資です。

 

税金や支出管理というデメリットをしっかり理解し、コントロールできるなら。

 

そして、手に入れた「黄金時間」を、本業や副業の生産性向上に繋げられるなら。

 

そのリターンは、支払うコストを遥かに上回ると、わたしは確信しています。

 

今日もわたしは、快適なリクライニングシートに座り、この記事を書いています。

 

この時間が、人生を豊かにしている。そう実感しながら。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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