記事を読んでほしい方
- エジプトへの行き方を知りたい、
- 何通りもある行き方で自分が合うものを選びたい、
- エジプトエアーの質を知りたい人。
音声でも解説していますので、音声の方が良い、っていう方はこちらをどうぞ。
直行便がエジプトエアーの最大のメリット
こんにちは、うがんじんです。
今日はエジプトについて、紹介しようと思います。
プロフィールに「エジプト駐在」って書いておきながら、
エジプト関連の記事書くの初めてなんですよね。
ホント、スミマセン、、、
エジプトってメッチャ濃いので、何から書けばよいかわからず、、、
いろいろ考えた結果、まずは「行き方」だなと思いました。
カイロまで、直行便でも14時間かかります。
かなり長めのフライトです。
飛行機を選ぶ方法
- 食事を楽しみたい、
- 映画を楽しみたい、
- 機内や経由地を楽しみたい、
- とにかく早く着きたい、 ←エジプトエアーはこんな方にオススメ
いろいろ好みがあると思います。
なので、航空会社ごとに解説していきたいと思います。
まずは、エジプトエアーについて紹介します。
唯一、直行便の持ち主
エジプトエアーは政府が運航する航空会社です。
成田－カイロ間を３回／週、運航しています（2020年1月時）。
わたしがエジプトへ行きだした2017年には直行便がなく、
2018年より運航を開始しました。
その後、運航本数を伸ばしており、
エジプトの人気の高さを伺うことができます。
唯一かつ非常に大きいメリットでもある「直行便」について、
もう少し掘り下げてみます。
体が楽
飛行機の乗換は経由地の空港で、長時間待たされることがよくあります。
2,3時間の待ち時間ならまだいい方で、
場合によっては、5時間以上待つこともしばしば。
わたしは、最長12時間待ったこともあります。
ラウンジに入れれば休息もできますが、
そうでなければ、共有スペースでの待ちになってしまい、
目的地に着く前にクタクタになってしまいます。
また、フライトによっては、深夜に経由地で待たされるため、
レストランが空いてなかったり、眠い中待ったりと、結構しんどいです。
ロストバゲッジの心配がない
飛行機を乗り換えると経由地の空港で荷物の積替えが発生し、
その際に、乗継便に荷物が乗れない場合があります。
海外旅行・出張、いずれにしても、荷物が出てこなかったら最悪です。
なので、そのリスクがないのは、非常に大きいです。
スーツケースの破損を回避
基本的に日本の空港以外では、スーツケースは投げて運ばれます。
なので、できる限り乗り降りが少ないほうが投げられる回数が少なく、
破損のリスクが低くなります。
最近では、破損に対する保証も厳しく、無償で修理してくれない航空会社がほとんどです。
壊れてしまった場合、いろいろやっかいです。
BAD
- トランク内の荷物の紛失、
- トランクが閉まらないため、持ち運びが不便（特に移動先で壊れた場合）、
- 車輪が壊れた場合は最悪（ただの持ちにくいバッグなります）。
以上のことから、直行便のメリットはかなり大きいです。
スターアライアンスメンバー
エジプトエアーはスターアライアンスメンバーなのも魅力の１つです。
ヨーロッパ経由を除けば、エジプトへ行くときに使う航空会社では、
このエジプトエアーだけです。
なので、ANAマイルを貯めたり、日本出国時はANAラウンジを使うことができます。
なお、One World系列（JAL他）は飛んでいません。
デメリットは多め
機内設備は最低限しかない
エジプトエアーでは、機内設備は最低限のみしかありません。
ぶっちゃけ、世界にはまだまだプライベートモニターがない機体を国際線で飛ばしているところもあるので、あるだけまだマシです。
わたしは、10時間を超えるフライトでもモニターがないのを経験してます。
ただ、モニターがあるものの、日本語字幕がつく映画は３本しかありません。
なので、映画をたくさん見たい人にはオススメできません。
アメニティセットはビジネスクラス、エコノミークラス共に、同じものがもらえるので、歯ブラシなどは持ち込まなくても大丈夫です。
アメニティセットの中身は、こんな感じです。
GOOD
- コスメ：ドイツブランド AIGNER（ボディローション、リップヴァーム、リフレッシャーミスト）
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- ボールペン
- 靴べら
- 靴下（滑止付き）
- アイマスク
- 耳栓
- ハンドサニタイザー（ハンドジェル）
機内は年間を通して寒い
機内の空調も弱く、１年を通して寒いです。
なので、夏でも半袖での搭乗は避けた方が良いです。
機内食はあるけど、レベルは低め
どの航空会社も機内食はイマイチなことが多いですが、
エジプトエアーも多分にもれずのレベルです。
ヨーグルトやパンなどの既製品もでてくるので、
日本出国時は問題ありません。
エジプト出国時は現地の味を思い出すことができますwww
「旅の思い出」として、食べてみてください。
もはや、日本で飛行機に搭乗した時点で、
「エジプト入り」
と思っておいたほうが無難です。
わたしは、食後のデザートに
”そのままのりんご”と”ナイフ”
を渡されたことがあります。
はじめは意味が分かりませんでしたが、
ようは、”自分で剥いて食べろ！”ということです。
CAサービスは最低
エジプトエアーの機内には、日本人CAが乗務しておりません。
そのため、日本語がわかるCAさんが居ないので注意が必要です。
また、彼らはエジプト人なので、サービス精神がありません。
できないもの、ムリなものはハッキリ”No!!”と言ってきます。
また、通路にはみ出して脱いである靴を、
CAさんが足でお客さんの前に寄せるのを見たことがあります。
それくらいのサービス（？）レベルです。
なので、他航空会社と同じ感覚で乗ると痛い目を見ます。
お酒のサービスがない
機内での飲酒を楽しみにしているかたも多くいると思います。
しかし、エジプトエアーでは、ビジネスクラス、エコノミークラスともに
お酒の提供をしておりません。
お酒を飲みたい方は、絶対に避けた方がいいでしょう。
ちなみに、免税店で購入したモノの持ち込みは可能です。
その割にチケットがあまり安くない
飛行機のチケットは時期により大きく異るため、
一概には言えませんが、サービスの割に高いです。
また、別途紹介するエティハド航空より高価なときがあるため、
安易に即決するのはやめたほうが良いです。
まとめ：機内サービスを全く期待しなければ、利用する価値あり
エジプトエアーの特徴は、以下の通りです。
GOOD
- 直行便がある、
- スターアライアンスメンバー。
BAD
- 機内設備は低め、
- CAさんのレベルはもっと低め、
- お酒がない、
- チケットは高い場合がある。
わたしは、そもそもエジプト人のサービスのレベルに慣れているし、期待もしてません。
それよりも、早く往復したかったので、当時はエジプトエアーを利用していました。
機内では寝たり、本を読んだり、自分で時間を潰せれば、問題ありません。
「飛行機はただの移動」
と考えられれば、エジプトエアーの選択肢もアリでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
