ぼったくり体験記:まさか自分がターゲットに!

ぼったくり体験記:まさか自分がターゲットに!

がじんがじん

まさか自分が引っかかるなんて思ってもみませんでした、、、

 

TVなどで見かける、夜の街でのぼったくり。

 

多くの人が、どこか他人事、自分の身に起こることはないだろう、と対岸の火事だと考えているのではないでしょうか。

 

わたしも、そんな大多数の中の1人でした。

 

つい、事件に巻き込まれるまでは、、、

 

まずは、事件のあらましからカンタンに説明します。

 

事件のあらまし

当日、わたしは、上司と2人で札幌出張に来ていました。

 

2泊3日で来ていたわたしたち。1日目の夜にキャッチで入ったキャバクラでの良心的な対応、価格に心を許し、2日目の夜も行ってみることに。

 

せっかくなので、2人それぞれ同伴で、だいたい21時にお店に入り、閉店時間の翌日の午前3時になるまで飲み明かしました。

 

とはいえ、わたしは、飲みすぎで1時間ほどトイレに籠っていましたが、、、

 

そして、トイレから返ってくると、知らないお酒が数本増えており、その後もシャンパンが出てくる始末。

 

わたしはなにも口にできずグロッキーなまま、ずっと席に座っていました。

 

閉店時間を迎え、上司が支払いを行い、お店を出ました。

 

その時、上司はしたたかに酔っており、支払った金額も覚えておらず、翌日になって金額を認識、ぼったくられたことに気が付きました。

 

支払った金額は、6時間の滞在で350万円です。

 

 

事件後の対応

ネットでは次のような対策が出てきます。

 

ぼったくりに遭ってしまったときの対応

  • 警察に被害届を提出する、

  • 消費者センターへ報告する、

  • 弁護士に相談する、

  • クレジットカード会社へ連絡する。

 

しかし、実際にできることは、1つ、ないし2つしかありません。

 

クレジットカード会社へ連絡、弁護士に相談、

 

です。

 

クレジットカード会社へ連絡:支払停止の抗弁

クレジットカードで購入した商品やサービスに問題がある場合、支払いを停止することができます。

 

これを支払停止の抗弁といいます。

 

ぼったくり請求の場合、まさにこの制度を利用することができます。

 

現地でサインをしてきてしまっても問題ありません。

 

カード会社へ連絡し、支払いを停止したい理由(ぼったくりに遭ったこと)を告げれば、とくに深く聴取されることもなく処理されます。

 

弁護士に相談

弁護士に相談することもできます。

 

とはいえ、解決のための必須アクションではなく、どちらかというとオプション的なポジション。

 

というのも、弁護士に相談することで、問題が直接解決する訳ではないからです。

 

理由は以下の通り。

 

弁護士への相談が問題解決にならない理由

  • クレジットカード会社への支払停止の抗弁は、弁護士でなくてもできる。
  • 消費者センターへの連絡も同じく、弁護士でなくても対応可能。
  • 警察への被害届の作成も、そもそも詐欺や恐喝、監禁、暴力といった行為に対する確固たる証拠がなければ、警察は民事不介入の姿勢をとるため。
  • 訴訟を起こすにしても、ぼったくりバーなどは、お店のオーナー(被告)を特定することは困難であり、法律を武器に和解を得るのがとても難しい相手である。

 

弁護士への相談は、プロの目線で問題がないかを確認してもらい、方向性を決めて安心材料をもらうため、と思っていたほうがいいでしょう。

 

上記は、実際わたしが弁護士に相談したときに言われた先生の見解です。

 

今回、相談に乗ってくれた弁護士は、わたしが体験した事象をこれまで何度も扱ってきた方です。

 

とはいえ、わたしたちが被った金額はズバ抜けている、と言われてしまいましたが、、、

 

実際にぼったくりを体験して感じたこと

今回の事件を実際に体験して感じたこと、それは、お店からの請求額(ぼったくりかどうかに関わらず)に対し、お金を払わずお店を出てくるのはホントに難しい、ということ。

 

わたしたちは、良くも悪くも支払ってしまった(or支払うことができた)ため、何事もなくお店を出ることができました。

 

しかし、もし支払えなかったり、請求に応じないとなると、それこそ警察沙汰にもなりますし、それ以前に怖い目に会っていたことでしょう。

 

失ったお金は取り戻せますが、恐怖体験は一生忘れることはありません。

 

であれば、現場で四の五の言わずに、とりあえず払ってきてしまう。

 

現金で支払ってしまうと、絶対に戻ってきませんので、必ずカードで支払うようにする。

 

その後、支払停止の抗弁をする。これが、一番安心なのではないかと。

 

もちろん、絶対に支払停止ができる保証はありませんので、銀行口座に現金は準備してください。

 

事件に巻き込まれないために

最後に、このような事件に巻き込まれないようにするためのアドバイスです。

 

それは1つだけ。

 

近づかないこと。

 

これに尽きます。

 

キャバクラに行かなくても生活に支障はありませんし、楽しくお酒を飲むこともできます。

 

ストレス発散も必要なのはわかりますが、キャバクラである必要はありません。

 

いまは、楽しいレジャーがたくさんあります。

 

お酒の飲み過ぎで体を壊してしまったり、場合によっては、怖い思いをするくらいなら、友達や家族と出かけたほうがよっぽど安く済みますし、楽しい思い出になります。

 

わたしは、金輪際、キャバクラ等の夜の繁華街には近づかないとともに、反省の意味も込めて今年いっぱいは禁酒します。

 

最後に、作家の三浦綾子さんの名言を紹介してこの記事の最後にします。

 

わたしも好きな言葉

人間にとって、転んだことは恥ずかしいことじゃない。起きあがれないことが恥ずかしいことなのだ。

 

人間はミスをしますが、反省し次にどうすればいいかを考えられる生き物です。

 

失敗したら何が悪かったのか原因を探り、自分の過ちを反省するとともに、次に向かって前進していきましょう!

 

前進を続けていけば、きっと今まで以上にいい未来が待っているはずです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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