36歳、準富裕層に到達しました。
準富裕層とは?
野村総合研究所(NRI)は「NRI富裕層アンケート調査」を行っており、日本の富裕層の調査、推計を行っています。
準富裕層とは、その野村総合研究所が定義する保有金融資産の階層の1つ。
保有する金融資産(預貯金、株式、債券他)の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」に基づき、以下のように世帯階層を分類しています。
超富裕層 :純金融資産5億円以上
富裕層 :1億円以上5億円未満
準富裕層 :5,000万円以上1億円未満
アッパーマス層 :3,000万円以上5,000万円未満
マス層 :3,000万円未満
ちなみに、この資産額にマイホームなどの不動産は含まれません。
純金融資産保有額とその世帯数
2019年のデータはこちらになります。
全世帯に対する割合を表すと以下の通りになります。
超富裕層 :0.16%
富裕層 :2.30%
準富裕層 :6.33%
アッパーマス層 :13.18%
マス層 :78.04%
5人に4人がマス層に分類され、アッパーマス層はというと、8人に1人の割合です。
また、準富裕層においては、16人に1人なので、かなり狭き門だということがわかります。
ちなみに富裕層は43人に1人、超富裕層は625人に1人です。
準富裕層到達の背景:年収アップと生活費の維持
2年前に達成したアッパーマス層から今日までの生活を振り返ってみます。
当時からすでに生活費の見直しは完了(マイカーも売却)しており、とくになにか新しく実践した節約術はありません。
では、なぜたった2年で達成できたのか。
それは、以下の2つに集約されます。
2年でアッパーマス層から準富裕層へクラスチェンジできた理由
- 転職による年収アップ
- 生活費を上げずに維持
当時から変わったことといえば、まずは本業である仕事が変わりました。
しかも2回も、です。
結果として、年収が大きく増えました。合わせて250万円以上です。
額面での上昇なので、そのまま手取りが増えるわけではありません。
とはいえ、その約70%(185万円)はほぼ確実に手元に残っているわけです。
では、それを何に使ったか。
それは、株式投資です。
普通であれば、新しい家具や家電、趣味の道具を新調したりとごほうびに使ってしまうでしょう。
ただ、わたしは、そんなものに興味はありません。
全額を株式投資にツッコんでいます。
おかげで、毎月の給料の半分を投資に回せています。
準富裕層になって感じること
べつに大きく生活が変わるわけではない
準富裕層になったからといって、別に記念品がもらえるわけではありません。
正直、ただの自己満足です。
我が家はわたしがお金を管理していることもあって、妻は全く興味も関心もありません。
わたし的にはすげーがんばったんですけど、お金に興味がない人からするとそんなもんですよ。
お金に対する不安もなくならない
資産が5,000万円を超え、仮に会社をクビになっても数年は無職のまま生活することができます。
ただ、それはあくまでセーフティーネットが大きく確保できただけであり、お金に対する不安が解消されるのと同義ではありません。
わたしは正直、不安です。
もっとほしいと思っていますし、その気持ちは以前よりも確実に大きくなっています。
お金はあればあるだけ不安を増大させます。
配当金が増えて少しだけうれしい
上記2つはデメリットの面が強いので、メリットも紹介しておきます。
これまで貯金で増やしてきた資産をドンドン高配当株に回してきました。
おかげで、配当金が税引き後の金額で5.5万円/月までもらえるようになりました。
これは、間違いなく安心材料になってくれています。
給料から1円も支出することなく、毎月家族で小旅行に行けますからね。
先月は、妹夫婦もいっしょに埼玉県にある鉄道博物館に行ってきました。
わたしが彼らの費用を含めた全てを支払いました。ただ、配当金から賄いましたので、家計へのダメージは全くありません。
サラリーマンとして、ずっと給料1本での生活をしてきたわたしにとって、給料ではない収入がこれほどインパクトを与えてくれるようになったのは、とても驚きです。
大変助かっています。
ゴールまでの折り返し地点を突破
わたしのゴールは富裕層(金融資産1億円)への到達です。
そこまでいったらFIREを宣言し、サラリーマンを卒業します。
次のステージにはどんな世界が待っているのか、達成した暁には何を感じるのか、楽しみに日々を過ごしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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