【考察】転職面接での面接官のリアクションから感じること
今回の転職活動を通じて、転職について考えさせられるところがありました。人それぞれなんでしょうけど、それでもやっぱり思うところがあって。
もちろん人それぞれじゃが、他人の意見を参考に自分の意見をアップデートしていくのも必要じゃぞ。
ある外資系企業の面接の中で、わたしの回答や逆質問に対し、面接官のリアクションに関して考えさせられることがありました。
今日はそのことについて、お話します。今でも心に残っているのが以下の2つ。
面接官のリアクション
- 転職活動を1社しかしていない、という現状に転職への積極性を感じなかったこと
- 転職はRPGでいうところの武器を買い換えること
転職活動を1社しかしていない
当社のほかに何社受けていますか?
御社しか受けていません。
というわたしの回答に対して面接官からの一言。
ということは、いまはあまり積極的に転職活動はされていないんですね。
わたしの中で、決してそんなことはありませんでした。今すぐにでも転職したいという思いがある中で、わたしが求めるポジションの求人がなかったので、当時は1社しかエントリーしていませんでした。
理由はどうあれ、採用担当にはわたしの姿勢に積極性を見いだせなかったのは事実であり、少しショックを受けました。新卒時の就職面接では、他企業へのエントリー状況を開示することで、不利になることはわかっていましたが、転職では逆でした。
他にも複数社へエントリーすることで、転職への意欲を伝えることができるのです。また、他企業での進捗状況によっては、第一志望の企業の合否判定を早めることができたり、他企業からの内定と比較し、最後の年収などの条件交渉にも使え、転職者にとって複数社受けるのはメリットが大きいと言えます。
その分、準備が大変になるのは言うまでもありません。
転職はRPGでいうところの武器を買い換えること
転職について、どう思いますか?どういうタイミングで転職しようと思うのですか?
転職はRPGでいうところの武器を買い換えるのと同じです。今の武器に満足し、新しい武器が欲しくなったら転職する、というスタンスです。
なんということでしょう。
そんな軽い考えでいいんですか?と、思わず聞き返したくなりました。
わたしの場合、今の会社で努力して就きたい部署への異動を果たしたにも関わらず、理想としていた職場ではなかったと感じ、それなら転職しようとやっとの思いで決断をしたので、全く転職に対する考え方が違います。
わたしはこの面接で衝撃を受けました。
会社を変えることに対し、重く考えすぎていたのではないかと。
たしかに、日本だけなんですよね。年功序列や終身雇用のもと、1社で働き続けるというスタイルをとっているのは。
実際にエジプトでも、とくに外資系企業に務めるメンバーは、当時のわたしより若いにも関わらず、既に数社での社会人経験がある人がほとんどでした。それは、同じ職場でいっしょだったエジプト人も同じです。
彼らからすれば、日本企業は立派な外資系企業になりますからね。
なので、今後はもう少し柔軟に考え行動していこうと思います。
職場が変われば未来も変わる
今まで経験してこなかった転職活動を通じて、驚くことが多々ありましたが、私が知らないだけで、実際はすぐ近くで起こっています。
それを知らずに、今の会社でもがきながら生きていくか。それとも、新しい道を選んでみるかはその人次第。
これから日本的な働き方がさらに崩壊していく中で、転職はより身近なものになっていくでしょう。
そのときになってから行動を開始するのではなく、時代の流れを予測して少しでも先を歩くことで、より有利に進められるのではないでしょうか。
わたしは学歴もありませんし、これができるという自信もありません。しかし、行動力だけは人よりあると思っていますので、それを武器に今後も活動していきたいですし、そのために、まずはマインド面から変えていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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転職を決断するまでには、とても長い道のりがありました。それでも、今は決断してよかったと思っていますし、これからもそう思えるように努力していきます。