【驚愕】知っているかそうでないかで大きく差がつく住宅ローン金利にご注意!!
わたしの妹夫婦がマイホームを購入しました。いろいろアドバイスしたのですが、結局ハウスメーカーに勧められた銀行からお金を借りてローンを組んだのですが、金利の高さに驚きました。
マイホーム購入は一世一代の買い物にも関わらず、あまり深く考えていない人が多いからのう。義務教育で教えてほしいくらいじゃな。
年末に家族で集まった際に、妹夫婦より新居に引っ越しした報告がありました。さすがに、その場でお金の話はできませんでしたので、別の日に実家へ行き両親から話をきいてみました。
すると、結局、ハウスメーカーに言われるまま住宅ローンの契約をしてしまったそうです。経験者としてネットバンクを紹介したりいろいろアドバイスはしたのですが、セールストークには勝てなかったようです。
そんな中で一番の驚きは金利です。なんと1%を超えています。
この低金利時代に、相手方の強気には脱帽しますね。3年前に組んだわたしの住宅ローンですら0.5%(変動金利)です。当時と比べ、一段と金利が下がっているにも関わらず、ホントに無知はカモにされるなと思いました。
ここで、住宅ローン金利の違いをシミュレーションしてみます。条件は、わたしたちの状況に合わせたものとします。
シミュレーションなので、金利は固定で計算しています。
結果はご覧の通り。
同じ3,000万円を借りたとしても、金利が0.5%変わるだけで支払い総額は280万円以上の差になります。30代サラリーマンの平均年収437万円と比較すると、半年以上余計に働かなければなりません。
ローン金額や期間が大きいため、0.1%でも違えば支払額が大きく変わることがおわかりいただけると思います。
こういったところでどういう決断をしていくかで10年後、20年後の未来が変わっていきます。仮に上記のシミュレーションでの毎月の返済の差額7,000円を、株式投資に回したとすると以下になります。
住宅ローンでの支払差分と合わせると、なんと800万円以上多くのお金を手にすることができます。株式投資のリターンを4%とかなり厳しめに見積もっていても、この結果ですので米国株などの超優良株に投資すればさらに利益を伸ばすことができます。
住宅ローンや株式投資は学校の必須科目ではありません。しかしながら人生において、それらを知っているか、そうでないかで生涯に得られるお金の総額はホントに大きく変わっていきます。
学生には学生のための勉強科目があり、大人には大人のための勉強科目が存在します。しっかり知識を身につけて乗り越えていきましょう。
わたしも、30代になってから株式投資をはじめましたので、決して早い方ではありません。それでも、この時点で知ることができてホントによかったと思っています。
過去を悔やんでもなにも始まりません。であれば、これからの未来をどうしていくかが大切です。得た知識をしっかり活用し、実践しながら改善していくことで未来を変えていくことはできます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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住宅は買ってからもランニングコストがかかります。それはすぐにでも見直すことで金額を押さえることができますので、迷ったら即行動です。
住宅は買うだけではなく、手放し方も大事。しっかり事前に検討しておきたいですね。
妹から資産形成を相談されたまではよかったのですが、住宅はそこまでアテにしてもらえなかったようです。もっと話が聞けるような関係を築いておくべきだったと反省。