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【衝撃】評価面談で感じた会社の求める人物とわたしの理想のギャップ
直属の上司との評価面談がありました。とはいえ、わたしは上期は育休だったので評価結果はありません。今後の希望、会社が目指しているところをお話しました。
おお、そうか。どうじゃった?いろいろ話がきけたんじゃろ。
そうなんですけど、わたしには歓迎できないこともありました。
多くの会社で半期に1度、評価面談があるかと思いますが、わたしの会社も例外ではありません。グループマネージャー(いわゆる課長)と1対1で、上期の業績結果、下期の業績目標などを話し合うため1時間の面談でした。
わたしはちょうど下期がはじまる10月から職場復帰でしたので、面談のほとんどを会社やわたしの未来について話すことができました。
わたしは、エンジニアではなくプロジェクトマネージャーを希望しています。そして、会社としてもプロジェクトマネージャーを育成していく、と当部紹介資料に書かれていたので、期待していました。
しかし、それは私の想定と少し違うものでした。同じプロジェクトマネージャーといっても会社が目指すものは小規模のものに限る、とのこと。
海外事業では、大型案件と小規模案件、2種類がありますが、会社として大型の案件はとらずに、小さい方だけをとって利益を確保していくそうです。
わたしの経験上、小規模案件は予めすべきことがほとんど決められており、期間も1年以内に終わってしまうものが多いため、プロジェクトマネージャーが積極的にリーダーシップを出していくものではありません。ただのリーダーに過ぎず、難局を乗り越えていくといった、大型案件ならではの苦労や喜びはほとんどありません。
そんな案件ばかりを狙っていくという及び腰ともとれない方針に、わたしはショックを受けました。国内外の顧客に対し、大きな態度で出る割にはやることが小さいなと。
小型案件は、カンタンに受注や運営ができる一方で、会社としての利益も少なめです。海外事業で大きく利益を確保していくならば、大型案件の積極的な受注は必須のはずなのに、それをしないと決断する。
なんだかんだいって、やはり会社としては海外事業にあまり積極的ではないと言わざるを得ません。この話をきいて、わたしのモチベーションはさらに下がりました。もうほとんど残っていません。
今の会社に入社したときは、海外事業部を夢見て入社しましたが、実際に入ってみると中では問題ばかり。挙げ句の果てに今回の及び腰な会社の方針。日本国内であれば、大企業という名にあぐらをかいていられるかもしれませんが、海外は違います。
数多の外資系企業と戦っていかなければならないのに、こんな態度では海外のマーケットから退場させられるのも時間の問題かと思います。なので、そうなる前に自ら行動する必要があるなと感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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外から見るのと中から見るのでは全く景色が異なります。周りからいくら羨ましがられても、自分が納得しなければ意味がありません。
小さなことかもしれませんが、わたしにとってはけっこう衝撃でした。