【1%の努力】楽な生き方を教えてくれる本ではない

音声解説はこちらをどうぞ。

 

【1%の努力】楽な生き方を教えてくれる本ではない

うがんじんうがんじん

ひろゆき氏は決して怠惰な人ではなかった。そして、この本もタイトルのような他力本願的な内容でもない。どこかでそんな期待をしていた自分が恥ずかしい。

 

長男の子育て中にAudibleで読みました。

 

 

2ちゃんねる創設者として有名なひろゆき氏。FIRE達成後に日本を離れ、フランスで暮らしているのは知っている人も多いと思います。

 

そんな人が書かれた本「1%の努力」。タイトルからして淡い期待をしてしまいましたが、決してそんな甘い物ではありませんでした。

 

この本が教えてくれたのは、全てのフィールドにおいて1%の努力しかしなくていい、というわけではなく、自分の時間を100%としたときに自分の中で最も大切なこと(1%)を実現するために努力しよう、という考え方です。

 

1.お金はないけど新しいゲームがやりたいときはどうするか、

2.バイトでいかに時給以上のリターンを得るにはどうするか、

3.銀行利息だけで行きていくためにはどうすれば元本を貯められるか。

 

そんな誰しもが一度は考えたであろう疑問に対し、わたしのようなごく一般的で可能性が低い答えとは違っていたのが印象的でした。

 

上記疑問に対するわたしの答え

1.親にねだる、

2.廃棄になるのを待つ、

3.給料が高い会社に就職する。

 

ひろゆき氏の答え

1.金回りのいい友達のところへ行く、

2.人より早く成果を出し、残った時間で遊ぶ、

3.起業するor特許を取得する。

 

この本を読んで感じたのは、ひろゆき氏自身が考えている以上に、ひろゆき氏は努力家だということ。そして、その努力は目の前の問題を解決するために、最適解であったということです。

 

努力の方向がずれていた自分

私の幼少期、金回りのいい人はたしかにいましたが、その人のところへ行ってゲームをするという発想はなかったです。ゲームは大好きでしたが、なんとなくそれはダメだなと、勝手に線を引いていました。

 

また、高専時代に起業するなど考えもしなかったです。お金がなければバイトをする、それしか解決策は見つけられませんでした。週末は朝〜晩までバイトをして、平日の放課後(一部授業もサボって)ゲームセンターに友人と行き、閉店までひたすらゲームに興じていました。

 

当時ハマっていたゲームは「頭文字D ARCADE STAGE 4」。ご存知の方もいるかも知れませんが、本作ははじめてネット回線を使って、全国のユーザーと対戦することができるようになった一方、回線のラグが原因で”両勝ち”ができてしまうバグがありました。

 

しかし、相手もバカではなく、普通に対戦して勝てるレベルの相手であれば”両勝ち”はしてくれません。なので、こちらも相応のレベルに到達しないといけないわけです。

 

そのために、YouTubeやニコニコ静画に上がっているゲーム動画を何度も何度も見返し、研究をしていました。

 

そんな動画やゲームを、あくまでわたしは消費する側の人間。決して、自分で配信したりするなんて思ってもみませんでした。

 

同じ努力でも方向が変われば、その成果も変わってくる。それがこの本が伝えていることです。

 

わたしのようにゲームにただ興じているだけでは、その場限りの満足感しか得られません。ひろゆき氏のように、日本は衰退国家であること、利息だけで生活できることを知って、それを達成するためにはどうすればいいかを考え、実践する。

 

同じ1%の努力をするなら、スタートや目的が重要というわけです。

 

これからのわたしの人生でそれを注ぐものは「副業と株式投資」です。副業は毎日継続、株式投資は勉強と投資を怠らない、この2つに1%の努力を注ぎます。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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