人事異動で思うこと

音声解説はこちらをどうぞ。

 

人事異動で思うこと

うがんじんうがんじん

今回、わたしの職場復帰と人事異動が重なったんですよ。私自身、異動はなかったんですけど、思うところがあって。

Dr. キャメルDr. キャメル

そうなのか。どれ、少し話してみ。

 

育休が9月末で終了し、今月から仕事復帰しています。とはいえ、人事異動と重なり私も転入者扱いで、いろいろ説明会などに駆り出されています。

 

本来は異動してないんですけどね、、、

 

今回の人事異動、育休前に出向していた会社から出戻りで同じグループに所属することになった先輩がいます。

 

本記事では、説明の都合上、Aさんと呼びます。

 

Aさんとは、出向先の会社で知り合いました。当時、同じグループだったことから公私共にお世話になりました。人間的にも非常にいい方で、仕事もできる。そんなAさんですが、世渡りがあまり上手ではなく、昇進が少し遅れていました。

 

しかし、今回の異動で、Aさんは無事に係長へ昇進して戻ってきました。Aさんの昇進に対し、私は嬉しかったですし、Aさんのような人が昇進していくことに賛成です。

 

ここで2つ、わたしの気持ちの中に湧いてきました。

 

人事異動で思うこと

  • 同じルートを辿ってきたわたしは昇格しなかったこと、

  • 必ずしも人格者が出世するわけではないこと。

 

年功序列の弊害

Aさんと同じ異動ルートだったにも関わらず、わたしは昇格しませんでした。

 

わたしがいる会社では出向をすると、大抵は昇進・昇格して戻るのが通例になっています。かわいい子には旅をさせよ、というわけです(笑)。実際、私と同じタイミングで一緒に戻った人は、課長や係長に昇進された人が多くいました。

 

さすがに係長はまだ早くとも、昇給だけはできるだろうと期待していただけに、ショックと同時に会社に対する不信感が大きくなりました。

 

後に上司に確認してみると、まだ年次が若いから、というだけの理由でした。家族を犠牲にしてエジプトで仕事してきたことは、何も評価に値しなかったみたいです。

 

まさに、年功序列の弊害だと思います。そんな仕打ちもあり、副業を始めたのもちょうどこのタイミングでした。

 

必ずしも人格者が出世するわけではない

Aさんが今回昇進したとはいえ、周りと比べてみれば遅い方に入ります。そして、きっとこれ以上は昇進しないと思います(社内には昇進の年齢制限という不文律があるため)。

 

仕事のできや性格で判断するのではなく、世渡り上手かで判断する。この変化の激しい時代においても、飲み会に参加するか、ゴルフができるかといった曖昧な基準で判断していたら、近い将来、組織はダメになってしまうと思います。

 

ただわたしも、以前のように組織に忠実な社員だったら、その事実には今も気づいていなかったと思います。早く昇進・昇格するために上司にゴマをする、嫌な飲み会にも参加するのが、他の会社でも当たり前だと思っていたときもありました。

 

しかし、いまは違います。出向して関係会社とはいえ別の企業を経験し、海外で周りの話を聞いてると、それがいかにおかしなことなのかが見えてきました。

 

1つの会社に勤め、出世するだけが成功ではありません。転職や副業、時には出向といった他の会社での経験を通じて、会社での常識、世の中の非常識を学んでいくのが必要です。

 

わたしは社内の不毛な争いに時間を浪費するのではなく、自分のゴールに向かうためにやらなければならないこと、今の人生を愉しむために時間を使っていきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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短時間勤務はその布石といっても過言ではありません。副業の時間を作り、今しかできない育児にも積極的に参加していきます。

 

育休はその最たる決断です。

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