音声解説はこちらをどうぞ。
この記事は英語でも閲覧できます。
人生イージーモードにさせる株式資産3,000万円の威力とは?!
株式投資をしているようじゃが、どうじゃ?株価の上がり下がりに一喜一憂してないか?
してませんね。持株会での手痛い損失があってから、株価はほとんど気にしなくなりました。
株式投資において、3,000万円という額は1つの目安になります。
というのも、株式資産3,000万円を4%利回りで運用できれば、不労所得として120万円/年となり、10万円/月の不労所得を得られます(税金は考慮していません)。
一人暮らしであれば、生活費のほとんどをこの不労所得で賄うことができますし、家族持ち家庭にしても家賃や住宅ローン、光熱費など、あらゆる固定費を賄うことができます。
FIRE界隈で有名な三菱サラリーマン氏もこのように言っています。
達成するのはとても大変ですが、苦労に見合うだけの果実だと思います。
その真意を実際の運用成績から見てみる
ただ、4%利回りで運用できるか、という疑問がありますね。
試しに検証するため、わたしの運用実績から見てみたいと思います。
こちらが、高配当株投資のわたしの運用実績です。
項目 | SPYD | HDV |
---|---|---|
銘柄名 | SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF | iシェアーズ コア米国高配当株 ETF |
公称利回り(税込み) | 3.93% | 3.38% |
投資額(含み益除く) | 3,990,000円 | 3,690,000円 |
直近の配当金(税引き後) | 120,099円 | 103,689円 |
実質利回り(税引き後) | 3.01% | 2.81% |
その利回りをもとに、それぞれ15,000,000円ずつ投資すると、以下になります。
項目 | SPYD | HDV |
---|---|---|
投資額 | 15,000,000円 | 15,000,000円 |
想定配当金(年額) | 451,500円 | 421,500円 |
想定配当金(月額) | 37,000円 | 35,000円 |
ざっくり計算ではありますが、税金を考慮すると合計72,000円/月となりました。
3,000万円からの利回りが72,000円/月を多いととるか、少ないととるかは人それぞれかと思います。
少なくとも、わたしは多いと思います。
サラリーマンが月収を72,000円増やそうと思ったら大変。時給3,000円にしても24時間分以上の残業を毎月やらなければなりません(税金を考慮)。
しかし、資産があれば何もしなくても、そして半永久的に入り続けるわけです。
ちなみに、海外ETFからの配当金には、海外の連邦税と日本での所得税等がかかるため、約30%が引かれます。
となると、先に紹介した株式資産3,000万円から120万円の不労所得(税込み)、という数字とだいたい同じになるので、わりと現実的な数字かと。
ただし、この計算は株価の値上がりや増配を考慮しておらず、あくまで、買った時点での利回り計算に過ぎません。
世界経済が、少しずつでも成長していくと考えるなら、その後は株価の上昇や増配が期待でき、税引き後でも10万円/月になる日もいつか訪れるでしょう。
その時まで、辛抱強くホールドできるか、買い増しできるか、にかかっています。
千里の道も一歩から
生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)を除いて、株式資産を3,000万円にするのは途方も無い道のりです。
しかし、それを達成したときには、その苦労に見合うだけの配当金を得ることができます。
自分にはムリだと思って諦めてしまうか、それとも、あの人ができるなら俺にもできる!、と考え、1歩を踏み出すか。
やってみないことには、できるかどうかはわかりません。
少なくともわたしは後者の考えですので、実現に向けて努力していきます。
If you can dream it, you can do it.
夢見ることができるのなら、それは実現できるのだ。
ウォルト・ディズニー
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
➠関連記事
今後も株式資産の報告を通して、わたしの状況はお伝えしていきます。
配当金を増やすために再投資もいいですが、わたしは自己投資に使っています。
個別株に投資をすれば、さらに利回りを上げることができますが、わたしのスタンスには合わないのでやりません。