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マンションは買って終わりではない。販売価格に含まれないもの
マンションって、いわばクルマと同じで買ったら必要なものが全部含まれていて、すぐに住めるものと思っていました。
なんだ。そうではないのか?
住めなくはないけど、足りない必需品がけっこうありますね。
戸建てマイホームであれば、家電やソファなどのインテリア用品を除いて、全て取り付けされて引き渡しになります。
しかし、マンションは違います。
以下のアイテムは別料金となり、販売価格に含まれません。
わたしは買ってから知りました、、、
マンションの販売価格に含まれないもの
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食器棚、
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標準品以外の壁紙、
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バルコニータイル。
食器棚
システムキッチンとして販売されている場合、食器棚もセットであるように考えてしまいがち。
しかし、マンションではシンクとコンロは備え付けですが、その背面に設置されるであろう食器棚は含まれません。
部屋の購入後、好きなものを注文するのが一般的です。
そして、ディベロッパーから紹介される食器棚が高いのなんの。
インテリア相談会で見積もりしてもらいましたが、金額の高さに驚きました。
既に部屋を背伸びして買ったわたしには、とても手が出る金額ではありませんでした。
個人でLIXILなどのメーカーショールームに行ってみるも、設置箇所がメーカー市販のサイズで合わないため、無用な隙間ができてしまうことが判明。
悩んだ挙げ句、懇意にしている工務店に頼んでオーダーメイドしてもらいました。
結果として、メーカー品よりは高額にはなったものの、インテリア相談会での金額より抑えられました。
標準品以外の壁紙
標準品としての壁紙は販売価格に含まれますが、エコカラットや珪藻土といった機能性がある壁紙はオプションとなります。
本来であれば、それらを貼ったところは壁紙が不要になるので、その分、安くなるもんですが、そうはなりません。
むしろ、出来上がった部屋を改装するので、余計な手間とお金が発生します。
リビングの壁にアレンジがしたかったのですが、予算の都合から諦めました。
バルコニータイル
キレイなタイルでバルコニーを演出し、室内のフローリングとの段差を無くす効果があるバルコニータイル。
戸建て住宅ではわりとメジャーなのかと思います。
しかし、これもマンションでは販売価格に含まれません。
マンションの中でも、とくにタワーマンションではベランダの面積が広いので、価格も高額になりがち。
また、10年に1度行われる大規模修繕工事では、事前に家主がタイルを剥がさなければならないので、その分の工賃もかかります。
自力でもできなくはないと思いますが、面積も広いですし、かなり苦労するかと。
正直なところ、バルコニータイルはなくても生活に支障はありませんが、隣室が設置していると欲しくなるかも知れません。
販売価格以上に費用がかかることを覚えておこう!
マンション購入は販売価格が全てではありません。
紹介した以外にも照明器具、インテリア用品や家電など、賃貸のときと同じようなものは必要です。
新居には新しい家具、家電を入れたくなるのが人情、さらにお金がかかるのが予想されます。
販売価格以上にお金がかかることを念頭に置いて、購入を検討してください。
でないと、わたしのように失敗するハメになりますよ(笑)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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わたしの反省点はこちらで紹介しています。
海外赴任できればラッキーですが、そうでなくても最悪の場合は売るつもりでいます。
反省点ばかりではありません。もちろん、買ってよかったと思えるものもあります。