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海外出張にゴールドカードは必要?
海外旅行ではゴールドカードがあれば、保険の加入が不要とも思うが、出張の場合はどうじゃ?やっぱりあったほうがいいかのう?
いや、出張の場合は不要ですね。そこは会社の保険で、しっかりカバーされていますので。
海外旅行であったほうがいいゴールドカード。
会費無料の一般カードでは航空チケットをカードで決済しないと、旅先で保険適用されませんが、ゴールドカードであれば、持っていくだけで有効となり、現地での買い物や事故に巻き込まれた際にも効果を発揮してくれます。
なので、会社が航空チケットを手配する海外出張にも役立つのでは、と思う方もいるでしょう。
たしかに、効力を発揮してくれるのは事実ですが、役に立つかといえば、そうでもありません。
基本不要です
わたしは、不要だと思っています。その理由は以下の2点。
ゴールドカードが海外出張に不要な理由
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会社保険のほうが保障が手厚い、
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年会費がかかる。
理由①:会社保険のほうが保障が手厚い
ゴールドカードの保障はあくまで、なにか不幸を被ったときの保険としての意味合いが大きいです。
盗難にあったり、ケガをしてしまったり。
保険なので当たり前といえば、それまでです。
しかし、会社保険の場合は、それ以上にカバーしているのがほとんど。
歯科治療(検診含む)が主なところですね。
カード付帯の保険では、まず歯科治療はNGですからね。
また、空港で預けたスーツケースが破損してしまった場合などの保障についても、カード付帯の保険では免責金額が発生します。
こちらは、会社保険や航空会社の保障と同じ場合が多いので、敢えてカードの保障を使う必要はありません。
預け入れ荷物の破損は、到着した空港で職員に破損を申請しなければ無効になってしまうので、申告のために時間が取られてしまいます。
数万円のスーツケースのために時間がとられるくらいなら、安いスーツケースを使い、壊れたら買い換えるほうがコスパはいいと思います。
わたしはスーツケースが開いた状態で出てきたときは、空港でクレームをつけずにそのまま帰宅してしまいました。
このようなトラブルもあるので、むしろ慣れてくれば、スーツケースを使わずに段ボールでも全然問題ないと思っています。
理由②:年会費がかかる
ゴールドカードをもつ場合、1万円近い年会費を払わなければなりません。
しかし、会社保険であれば、支払いはもちろん会社持ち。
出張者が自分で払う必要がありませんので、これも大きなメリットです。
ゴールドカードを作るなら、プライオリティパスが作れるものにしよう
もし、ゴールドカードの作成を検討しているならば、プライオリティパスが発行できるクレジットカードがオススメです。
プライオリティパスとは
世界148か国、600を超える都市の1300か所以上の空港ラウンジを利用できるサービス(2021年8月時点)。本来、ビジネスクラス利用や上級ステータスのマイラーしか入れないラウンジへ入ることができる。
通常、年会費が$299(≒3万円)かかるところですが、一部のゴールドカードでは、このプライオリティパスが付帯されているものがあります。
それは、楽天プレミアムカードです。
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円で作れる上、プライオリティパスがついてくるので、それだけで会費のもとが取れてしまいます。
これはホントにオトクです。わたしも、エジプトへ行くときにはよく利用させていただきました。
飛行機に乗るまでの時間をラウンジでゆったり過ごせるので、空港での待ち時間も全然退屈になりませんでした。
ゴールドカードよりも大切なものを準備しよう!
ゴールドカードは保険が付帯され、保証内容もしっかりしているので、海外出張でも活躍できる可能性はあります。
しかし、実際は会社で加入してもらえる保険のが広くカバーされていますので、ほとんどの場合が不要です。
なので個人では、会社では保証してくれないものを準備しましょう。
プライオリティパスは、その中で最も重要なアイテムになります。
そんな最重要アイテムを楽天プレミアムカードを作れば無料で作れるので、非常にオトクです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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同じクレジットカードでも、一般カードは支払いに使えて、現金でやりとりするよりもリスクを下げられます。
いざというときも心配ですが、普段の生活に必要なものも忘れずに。日本食は、現地生活の安心材料になります。
海外出張の場合は、休みもあります。仕事以外に楽しめるものを持っていこう。