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海外事業部の疑問22:日本の住まいは首都圏のほうがいい?
日本にいるより海外にいるほうが長いんじゃろうから、日本の住まいはどこでもよいのではないか?
わたしもそう思います。ただ、周りを見渡すと首都圏に住んでいる人が圧倒的ですね。
海外事業部メンバーにとって、日本の住まいは仮である、とまではいきませんが、場合によっては、日本にいる時間より海外にいる時間のほうが長くなるのも事実。
なので、首都圏に住む理由は、国内部署で働く人と比べても少ないと思います。
首都圏もいいけど空港に近いのも便利
毎日通う会社に近くに住む「職住近接」は誰しもが望むもの。
しかし、大企業の場合、本社は東京都心の一等地にあるため、一介のサラリーマンでは叶えられるはずがありません。
多くの方が、2時間前後をかけて出社しています。
しかし、現在のコロナ禍で出社自体がなくなり、そのメリットも薄れています。
では、どこに住むのがよいか。
わたしならば、以下の2つがいいかと思います。
・空港の近く、
・空港へのアクセスがいいところ。
まずは、空港までの物理的に距離が近いこと。
国際線の搭乗となると、2時間前までにチェックインしなければならないので、早朝便ともなると前泊も視野に入れなければならない場合があります。
前泊費用は会社持ちとはいえ、荷物が増えますし、本人の疲労に繋がります。
前泊は空港近くに住んでいれば、まずありえません。
また、天候不順による欠航が他の交通機関に比べて多いので、それによる影響も大きくなります。
わたしの友人に、空港から30分のところに住んでいる友人がいますが、出張の際は、ご家族に送ってもらうと言っています。
空港まで家族の送迎など、片道2時間以上もかかるところに住んでいるわたしには考えられない話です。
空港へのアクセスも大事
物理的な距離では遠くとも、アクセスがよいところに住むのも一案です。
関東圏であれば、必然的に成田と羽田空港が空の玄関口になります。
そして、それらの空港までたくさんの場所から高速バスが走っています。
その高速バスの経由地、目的地に住んでいれば、距離は遠くとも乗り換えなどせず、バス1本で空港までいけます。
いまは、高速道路がかなり整備されており、複数のルートが選択できるので、渋滞による遅延はほとんど起こりません。
国際線は、まだまだ成田発着の便が多いのが実情です。
そのため、成田空港へ向かうのであれば、地方都市から向かうほうが東京都西部から向かうのに比べてスピーディに、しかも快適に向かえます。
バスの本数が少ない分、高速バスも混んでるかといえば、決してそんなことはありません。
空港バスに限っては、本数が少ないほうが空いています(笑)。
地方都市在住は圧倒的に少数派
とはいえ、実態はといえば、首都圏に住む人が圧倒的です。
なので、〇〇区ではどうしているなど、海外にいながら都内の話もしばしば。
わたしは、その会話についていけません。恥ずかしながら、東京23区の位置関係がよくわかっていませんので、、、
都内の有名大学へ通われていたり、本社勤務が長かったりの経験者が多いので、首都圏に住む人が多いなります。
それでも、海外に行ってしまえば、住まいなど関係ありません。
自分の生活スタイルに空港へのアクセスを考慮に入れよう!
海外事業部メンバーも首都圏に住む人は多いです。
しかし、国内部署に勤めている人に比べたら、そこまでメリットはないと思います。
それよりも、空港へのアクセスを考慮して住む場所を選ぶのがいいです。
コロナで出勤が無くなったとはいえ、海外出張がなくなるのはありえません。
なので、いずれは、空港へ行く回数のほうが多くなるかも知れません(笑)。
それは極端な事例ですが、普通の人に比べたら空港へ行く回数は増えますので、少しでも行きやすくしたいものです。
電車で向かうよりも、高速バスのほうが楽ですので、住みたい街に高速バス発着所があるかを探してみるのもいいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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日本で満員電車で通勤していても海外ではそうでない場合が多いです。これは、海外生活の大きなメリットです。
海外には日本にはないものがあります。それは自分の目や肌で体験しないとわからないです。
空港に着くと急に食べたくなるのが日本食。空港の近くに住むと、空港のレストランで高い値段を出して食べることを避けられます。我慢できればいいのですが、少なくとも私はムリです(笑)。