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海外事業部の疑問21:海外でも満員電車で通勤してるの?
日本では満員電車で通勤するのが当たり前ですが、海外でもそうなんですか?
いやあ、どうじゃろなあ。そういう話はきかんから、やはり日本だけではないか。
日本人の通勤スタイルといっても過言ではない満員電車での通勤。
英国放送協会(BBC)によると、満員電車での通勤は、臨戦態勢の戦闘機を操縦するパイロットよりも強いストレスを感じていると言われています。
参考記事:Commute stress out of control?(英語)
それは海外で生活している間も同じなのかといわれると、決してそんなことはありません。
海外では電車で通勤している日本人は少数派です。
補足説明
イギリスのような先進国では、地下鉄などの公共交通機関で通勤されている場合もあります。しかし、本ブログではわたしや周りの友人の経験をもとに、発展途上国での生活を対象としています。
ほとんどクルマ通勤
発展途上国の場合、そもそも公共交通機関がしっかり整備されていませんので、日本人はクルマ通勤がほとんどです。
とはいえ、エジプトでも地下鉄やバスが走っているので、公共交通機関を使って通うこともできます。
しかし、地下鉄は治安が悪く、バスは行き先が書いておらず、運転手に確認しなければならないので、一筋縄ではいきません。
現地に住んでいる日本人で公共交通機関を使っている方は、ほぼいません。
クルマ通勤も自分で運転はせず、会社で契約しているドライバーが運転してくれます。
重役気分な感じもしますが、1人1台が割り当てられるわけはなく、ハイエースのようなワンボックスでの送迎になるので、会社が運行するバスに乗るイメージのほうが強いです。
ただ、社外の人は乗らないですし、満員になることもほとんどないので、日本の通勤に比べれば遥かに快適です。
会社によっては公共交通機関を許可していない場合も
途上国の場合、公共交通機関は低所得者層が使うものと位置づけられていることがあります。
もちろん、公にアナウンスされているわけではありません。しかし、実際に見ていると、そう思えるようなこともあります。
現地スタッフの中にも、お金持ちとそうでない人が居ますが、お金を持っているスタッフはマイカー通勤されています。
そのため、トラブルに巻き込まれやすくなり、利用を制限している会社もあります。
実際、わたしの会社がそうでした。なので、公共交通機関はほぼ使えませんでした。
地区内の移動に限り、利用が許可されていたので、スーパーやジェラート屋などにいくときに、電車やタクシーを利用していました。
満員電車で通勤しないのは、途上国生活のメリット!
海外、とくに途上国では公共交通機関がそこまで発展していないため、会社が用意するクルマで通うのが一般的です。
これは、先進国での生活にはないメリットといえます。
日本でクルマでの送迎など考えられませんが、海外ではまだまだあります。
そのような重役気分を味わいたい人にはオススメです。
とはいえ、全員に1人1台が与えられるわけではありませんので、そこはご注意ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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