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【ラジオ課題】夏を感じる瞬間
いよいよ暑くなってきました。まもなく夏本番といったところ。
今年もマスクが欠かせない夏になりそうですね。
さて、今回のラジオ課題、夏を感じる瞬間なわけですが、みなさんにはなにかありますか。
俳句では、「土用鰻」が夏の季語とされている一方、「墓参り」や「七夕」は秋の季語とされています。
上記3つを暦通りに並べると「七夕」が一番先に来るはずですが、昔は違ったのでしょうか。
わたしにとって、夏を連想させるものは、「雷を伴う夕立ち」です。
雷を伴う夕立ち:門限を破っても良い特例
小学生のころは学校が終わると、真っ直ぐ自宅へ帰り、宿題もせず友人宅でTVゲームに興じていました。
当時はPlayStation全盛期。それぞれ自分のセーブデータが入ったメモリーカードを持ち寄って、対戦するゲームができたころでした。
しかし、17時の門限があり、それまでには自宅に帰らないといけません。
それを許してくれたのが、「雷を伴う夕立ち」です。
雨だけでは自宅に帰らなければならないのが我が家のルール。
ただし雷が鳴っている場合には、安全面を考え、鳴り止むまで帰らなくて良い例外がありました。
なので、そのまま門限を過ぎても遊ぶことができました。
ただ当時は、落雷による停電が頻繁にあったように思います。
なので、ゲームが続けられると思った矢先に停電、それまでのゲームデータがパーになってしまっていました。
それでも、友人と一緒に過ごせるということで、ある種べつの楽しさもありました。
今では、停電することはほとんど無くなりましたので、そんな「ボーナスタイム」はないように思います。
電気はどんなことがあっても点くのが当たり前になっていますが、そんな当たり前に感謝しなければなりませんね。
日本にいると、どうしてもそういう気持ちが薄れてしまいます。
ちなみに、日本では数秒電気が止まるだけで電力会社にクレームが入るそうです。
しかしエジプトでは、30分止まろうが、1時間止まろうが、クレームを入れる人は誰もいません。
電気は止まるものと考えているため、文句をいう人などいないのです。
同じ人間でも、生活環境が変われば、物事に対する考え方も変わります。
日本人はもう少しおおらかさがあっても良いのではと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!