【凡人でも達成】30代・資産3000万円。高専卒サラリーマンの僕が「アッパーマス層」になれた全記録

「資産3,000万円」
特別な才能や、高学歴なエリートだけの話だと思っていませんか?
高専を卒業し、ごく普通のサラリーマンとして働いてきたわたしも、達成するまではずっとそう思っていました。
でも、30代で、わたしはその「アッパーマス層」(純金融資産3,000万円以上)の入り口に、立つことができました。
これは、決して派手な投資やビジネスで一発当てた話ではありません。
わたしのような「凡人」が、どうやってその節目にたどり着いたのか。その全記録を、ここにお話しします。
【第一章】目標設定:そもそも「アッパーマス層」とは?
まず、わたしが目指した「アッパーマス層」とは何かを知っておきましょう。
これは、野村総合研究所が定義しているもので、預貯金や株などからローンなどの負債を引いた「純金融資産」が3,000万円以上5,000万円未満の世帯を指します。

日本の全世帯のうち、この層に属するのは上位約13%。およそ8世帯に1世帯という、決して手の届かない数字ではありません。
まずは、この「8人に1人」を、具体的な目標として設定したのです。
【第二章】わたしの戦略:2つの柱「守り」と「攻め」
わたしが30代で目標を達成できた理由は、大きく2つです。
戦略①:【守りの資産形成】質素倹約という、誰にでもできる最強の土台
特別なことは、何もしていません。
誰でもできる質素倹約
- 結婚まで実家暮らしで、家賃を浮かせる
- 会社の財形貯蓄と持株会で、給料から天引き貯金
- 大きな趣味はなく、お金のかからない食べ歩きが楽しみ
もちろん、わたしも聖人君子ではありません。
学生時代から10年以上マイカーを所有し、年に一度は海外旅行へ行き、持株会では150万円以上の損失も出しました。
完璧な節約家でなくてもいい。
でも、基本的な「質素倹約」の精神が、資産形成の揺るぎない土台になることは、間違いありません。
戦略②:【攻めの資産形成】人生のチャンスを逃さない
そして、わたしの資産形成を大きく加速させたのが、3年間のエジプト駐在生活でした。
現地の物価は安く、生活費は下がる。
一方で、海外駐在手当で収入は大きく増える。
この結果、日本にいた頃とは比較にならない金額を、貯蓄に回すことができました。
もちろん、誰もが海外駐在のチャンスに恵まれるわけではありません。
でも、大切なのはその「原則」です。
あなたのキャリアにも、昇進、転職、副業など、「可処分所得が大きく増える」チャンスが、きっと訪れます。
そのチャンスが来た時に、生活レベルを上げずに、しっかりと貯蓄や投資に回せるかどうか。
この「攻め」の姿勢が、資産形成のスピードを大きく左右するのです。
【最終章】達成して思うこと:「小さな努力」こそが、最強のエンジン

わたしがこの節目に到達して、一番伝えたいこと。
それは、資産の半分以上が、ハイリスクな株式投資やFXではなく、「預貯金」で構成されているという事実です。
つまり、わたしのような凡人でも、日々の「コツコツとした努力」を積み重ねれば、とてつもない結果にたどり着ける、ということを証明できたのです。
これは、お金の話に限りません。
普段の仕事も、副業も、健康も、人間関係も、すべて同じです。
今回の達成を糧に、わたしは次のステージ「準富裕層」を目指し、今度はリスク資産の力も借りながら、またコツコツと努力を続けていきます。
この記事が、あなたの心に火をつけ、資産形成への大きな一歩を踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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とはいえ、金融資産額を競うのはナンセンス。無理のない範囲で資産を増やしていくことが肝要です。
エジプト滞在への決断は、金融資産だけでなく、生活面も大きく変えました。