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30代でアッパーマス層という1つの節目を迎えて
アッパーマス層とは
野村総合研究所(NRI)は「NRI富裕層アンケート調査」を行っており、日本の富裕層の調査、推計を行っています。
アッパーマス層とは、その野村総合研究所が定義する保有金融資産の階層の1つ。
保有する金融資産(預貯金、株式、債券他)の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」に基づき、以下のように世帯階層を分類しています。
超富裕層 :純金融資産5億円以上
富裕層 :1億円以上5億円未満
準富裕層 :5,000万円以上1億円未満
アッパーマス層 :3,000万円以上5,000万円未満
マス層 :3,000万円未満
ちなみに、この資産額にマイホームなどの不動産は含まれません。
純金融資産保有額とその世帯数
2019年のデータはこちらになります。
全世帯に対する割合を表すと以下の通りになります。
超富裕層 :0.16%
富裕層 :2.30%
準富裕層 :6.33%
アッパーマス層 :13.18%
マス層 :78.04%
5人に4人がマス層に分類され、アッパーマス層はというと、8人に1人の割合です。
また、準富裕層においては、16人に1人なので、かなり狭き門だということがわかります。
ちなみに富裕層は43人に1人、超富裕層は625人に1人です。
アッパーマス層到達の背景:質素倹約とエジプト生活
大卒でもなくただ日系企業で働いているわたしが、アッパーマス層に30代で到達できた理由は大きく2つあります。
1.質素倹約、
2.エジプト生活。
この両方無くして達成は不可能でした。
質素倹約の生活
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結婚まで実家暮らし、
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会社の財形貯蓄と持株会にコミット、
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趣味は食べ歩き、
など、お金に関しては、大きく支出する機会がありませんでした。
そして余ったお金を財形貯蓄と持株会に回していました。
その一方で、
支出や失敗経験
- 持株会での大損(マイナス150万円)、
- 学生時代から10年以上マイカー所有、
- 年1回の海外旅行、
といった、普通の人が行うであろう支出や失敗も経験しています。
そんな中で、多くの方と異なるのは②エジプト生活です。
現地での生活は、日本に比べ物価が安いため、生活費は下がりました。にも関わらず、手当等で収入は大きく増加した結果、可処分所得が増え貯蓄に回せるお金が一気に増えました。
たった3年間ではありますが、その期間はまさに一足飛び状態でした。
当時の収入については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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ただし、収入が多いからといって資産額が必ずしも多いとは限らないことがあるのを考えると、①質素倹約も無くてはならない素質だと思います。
アッパーマス層到達を迎えて感じること
多くの人が株式投資やFXなどのリスク資産をポートフォリオに加えている中で、半分以上を預貯金だけで達成することができました。
日頃から少しずつではありますが節約に努めてきた結果、大きな果実を得ることができました。
なので、わたしにとって、金額以上に大きな意味があります。
小さな努力も積み重ねていけば途方も無い実績になる、ということを証明できたわけです。
これは、なにも金融資産だけに当てはまることではありません。
普段の仕事、副業、健康、人間関係にも当てはまります。
今回の達成を糧に、他の分野でもコツコツ努力していきます。
そして、金融資産も次のステージにいけるよう、今度はリスク資産の恩恵も受けながら目指していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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わたしの投資スタンスは以下記事で詳しく紹介しています。
とはいえ、金融資産額を競うのはナンセンス。無理のない範囲で資産を増やしていくことが肝要です。
エジプト滞在への決断は、金融資産だけでなく、生活面も大きく変えました。