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ETFのみに投資する理由
わたしは株式投資をしていますが、ETFにしか投資していません。
2021年現在、ほんの一部を金鉱山会社に投資していますが、以前に興味本位で投資したものが残っているのみで、最近は全く買っていません。
株式投資をするのであれば、個別株に投資をする場合、以下のようなメリットがあります。
個別株投資のメリット
- ETFでの運用手数料を無くせる、
- 利回りが高くなる、
- 収支報告書が読めるようになる。
その一方で、デメリットもあります。
個別株投資のデメリット
- リスクが高くなる、
- 分散投資をするとなると大金が必要、
- 個別株の勉強に時間がかかる、
- 知識の充実が必ずしも収益に結びつかない。
とくに④が一番大きいと思います。
知識≠収益という難しさ
時間をかけたからといって企業の業績や財務状況を深く知っているからといって投資収益に直結とは限らない
出典:本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 著者:穂高唯希
これは、FIRE界でも有名な三菱サラリーマン氏の著書に書かれています。
わたしはこの意見に至極同意します。
知識をつけても必ずしも収益に結びつかないのであれば、それはもはや知りたいかどうかの趣味の問題。
ゆえに、わたしはそこまで株式に対して興味はありませんので、それ以上の深入りはしません。
しかし、ある程度の知識をつけることで、株式投資からの利益を取りこぼすことなく享受する。
それがETFというわけです。これはパレートの法則にも当てはまります。
パレートの法則とは
経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているとした。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。
<現代でよくパレートの法則が用いられる事象>
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
・全体の20%が優れた設計ならば実用上80%の状況で優れた能力を発揮する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
どのETFを選択するかに時間をかけ、それ以上のパフォーマンスは求めない。
これが株式投資との程よい距離感だと思います。
わたしのように1度も暴落を経験していない投資初心者は、ついつい時間や資金をかけ過ぎたあまりに、人生を台無しにすることのないようにするのが最も大切です。
何事もはじめは少しずつ
利益を追求すぎるあまり、時間をかけて企業精査などを行いがちです。
しかし、株式投資の場合は、必ずしも知識と収益が比例関係に伸びていくことがないと、三菱サラリーマン氏は言っています。
ブログや本を執筆されているほど、経験と知識の豊富な方の意見であれば、まずはそれに従ってみるのが一案かと思います。
それで自分なりに経験を積み、自分で判断できるようになってから、そのときに改めて考えてみればよいだけです。
リスクを取りすぎるとほとんどの人が痛い目をみることを考えれば、初心者がどう立ち振る舞うべきかは、言うまでもありませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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以前は、個別株投資(持株会)もやっていましたが、損切りしてしまいました。
今までの経験から、わたしの投資スタンスは以下のようになっています。