サラリーマンに求められるものは能力の複合化

音声解説はこちらをどうぞ。

 

サラリーマンに求められるものは能力の複合化

わたしの友人で大企業の部長職にある方が、転職を考えているわたしに教えてくれました。

 

これからのサラリーマンは1つに特化した能力では生きて残っていけない。

2つでも近い将来必ずライバルが現れる。

自分の中で得意なものを3つ見つけて、それを極めていく。そうすることで、生き残れる人材になれる。

※一言一句を覚えておらず、当方による意訳を含みます。

 

大企業の部長職にまで上り詰める中、社内政治を駆使しながら自身の能力向上についても努力を怠らず、その末に導き出した結論だと思います。

 

新卒から同じ会社で今まで働き、クローズドな世界で生きてきたわたしに、このような意見を持つ人は誰もいませんでした。非常に先を見据えた考え方だと思います。

 

1つに特化したのでは長期的にはムリ

今までは、秀でた能力が1つでもあれば、それを職とし食べていくことができました。

 

突出した能力とそれに与えられる職種例

  1. ある技術に知悉している  ▶ 技術顧問、
  2. 外国語が堪能       ▶ 書類の文法チェック、
  3. ブラインドタッチができる ▶ タイピスト。

 

上述のように、それぞれに職位が与えられていました。

 

しかし、時代は常に変化・進化を遂げていきます。

 

今まで当たり前のように流通していた技術は新しいものに取って代わり、長いサラリーマン人生を1つに頼って生き抜くことができなくなりました。

 

2つでも難しい時代になってきた

21世紀に入り技術の進歩が格段にスピードアップする中で、現代では2つでも難しくなってきました。

 

技術職でも英語ができる人がいたり、弁護士資格を持ちながらエンジニアと対等に話せるくらい技術に詳しい方もいます。

 

そんな中で、秀でた存在にさせる方法は3つの能力を発揮することです。

 

3つの能力を組み合わせることでその人にしか無い価値観が生まれる

3つの得意分野をもつことは、これからの社会の荒波を泳いでいく重要な動力源になるのではないかと思います。

 

仮に1つが古くなって使い物にならなくなったとしても、まだ2つある。

 

それらを使い急場をしのぎ、新たな3つ目の柱を育てていく。

 

時代の変化に合わせて、常にその3つの柱を新しくしていくことが必要だと感じています。

 

まとめ

日本でも今までの働き方が見直されています。

 

・年功序列の崩壊、

・リストラ対象年齢の引き下げ、

・転職へのプラスイメージ、

などにより、1社に勤め続けるスタイルは変化しつつあります。

 

転職後も変わらず活躍できる人材になるため、1つの能力を極め続けるのではなく、2つ・3つと得意分野を増やしていくことが自身の幅を広げていくのではないでしょうか。

 

ちなみに、わたしは以下の3つを伸ばしていくつもりです。

・技術、

・英語、

・プロジェクトマネジメント。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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