音声解説はこちらをどうぞ。
副業収入を募金してきました
社会人になって、また1つ新しいことをはじめました。
什一献金:収入の10分の1を寄付するという考え方
ユダヤ人の教えであるタルムードでは、「収入の10分の1を常に寄付せよ」と書いてあります。
ユダヤ人は世界の人口の0.25%に過ぎませんが
・ノーベル賞受賞者の20%がユダヤ人(ユダヤ系含む)、
・フォーブスが公表する世界長者番付でも上位には必ずいます。
そんな成功者が多いユダヤ人の原点ともいえるのがタルムードというわけです。
そこでは、寄付することによる幸福感が自分をさらに動かし、引いては大きな収入をもたらす原動力になる、と説明しています。
また、夢をかなえるゾウに登場するゾウの神さま”ガネーシャ”も、冴えない主人公を変えるために募金を勧めています。
いずれの本を今年に入って読み、やってみることにしました。
調べてみるとコンビニや役所に設置されている募金箱だけでなく、コンビニに設置されている情報端末(ローソンのLoppi、ファミリーマートのFamiポート等)でできることわかりました。
決して悪いことをしているわけではありませんが、レジの横に置いてある募金箱にお金を入れるのは、恥ずかしいですので(そもそもキャッシュレスで現金使いませんし)。
募金先は国境なき医師団
わたしが寄付先に選んだのは国境なき医師団。
エジプトにいるときに存在を知り、現地での活動を人づてではありますが、話を聞いたことがありました。日本での生活では不自由なく過ごしてきたわたしにとって、とても衝撃的でした。
彼らの活動を間近でみることはありませんでしたが、路上での物乞いや児童労働の現場をエジプトで目の当たりにし、日本との環境の違いを改めて感じました。
そんな状況で生活している人たちへ無償で手を差し伸べる彼らの活動は、現地での生活に不満を口にしていたわたしに大きな変化を与えてくれました。
はじめは気乗りしなかったエジプトでの生活も、ないものねだりをするのではなく、どうやったら楽しく過ごせるかを考えるようになりました。
寄付はあくまで任意の慈善活動
とはいえ、寄付なので行動の要否は任意となります。わたしも今までは学校行事でもある赤い羽根共同募金くらいしか寄付したことがありませんでした。
また、今回こうして寄付報告の記事を書きましたが、これが最初で最後です。
わたしは慈善活動はわざわざ公表する類のものではないと思っています。
他人からどう思われようが関係ありません。自分ができる範囲で続けていくことに意義があると思います。
なので、寄付額について一切公開することはせず、自身でメモをとり累積配当金と同じように寄附金額が伸びていくことを一人で楽しみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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日本での生活は非常に恵まれています。近くにあると実感しにくいのが人間というものです。
海外では、何気ない日常でも危険が潜んでいます。知っていると知らないでは現地での生活もだいぶ変わってきます。