育休を11ヶ月とることにした理由

音声解説はこちらをどうぞ。

 

育休を11ヶ月とることにした理由

男性取得率が圧倒的に少ない育児休業(以下、育休)。そんな中で、わたしは長期である11ヶ月取得することを決めました。

 

 

取得決断に際し、妻に相談したくらいでその他には話していません。両親にも事後報告でした。

 

そのおかげで、周りの意見を気にせず長期で取ることができたと思っています。

 

ここまで長期で取得しようと思った理由は以下3つ。

 

育休11ヶ月取得の理由

  1. 大企業に勤めていることを最大限に活かす、
  2. 異動したばかりだったので、業務量が少なく人間関係も未構築、
  3. 働き方に対する世間の考え方の変化(転職への捉え方、副業解禁)。

 

わたしの現状を考えると、①が大きな理由です。

 

①:大企業に勤めていることを最大限に活かす

育休を取らなかった人の理由は、「育休制度の整備がされてなかった」、という意見が多くを占めています。

 

 

サラリーマンとして働く以上、就業規則は絶対です。なので、そこに記載されていない権利を主張するなど、カンタンにできることではありません。

 

しかし、大企業であればそんなことはありません。わたしも就業規則を見て労務方にも確認し、男女とも同じ条件で取得できることがわかりましたので、それを活かすことにしました。

 

大企業に勤めているメリットは給与水準や雇用安定性の高さだけではありません。雇用制度や福利厚生の充実など、見逃しやすい部分もしっかりカバーされていますので、活用しないのは損です。

 

労務に限らず、会社の制度は複雑ですので、きちんと担当箇所に確認されることを勧めます。自身の勝手な思い込みで痛手を負うことは往々にしてありますので。

 

また過信も禁物です。あくまで現状を踏まえた上での選択ということで、常に周囲にアンテナを張っておくことを忘れずに。

 ▶大企業の福利厚生が最強だと思っていたけど実はそうでなかった【井の中の蛙】

 

②:異動したばかりだったので、業務量が少なく人間関係も未構築

前述の表ではその他に、「業務繁忙、取得しづらい雰囲気」、というのが上げられています。しかし、これは異動したばかりのわたしにとってはほとんど関係ありません。

 

とはいえ、異動するかは公示日まで未定でしたので、前職の上司にはしっかり前もって伝えていました。海外での仕事柄、メンバーの入れ替えは国内でのそれより苦慮することが想定できましたので。

 

また現地での業務は、メンバー同士で業務時間だけでなくプライベートの時間も共に過ごすことが多かったので、相談しやすい間柄というのもありました。

 

③:働き方に対する世間の考え方の変化(転職への捉え方、副業解禁)

時代とともに変わりつつある働き方に対する考え方にも、大きく後押しされたと思っています。

 

今までは、新卒で入社した会社に定年まで働き続けることが最もポピュラーかつ、最も理想的な働き方でした。年功序列で給与は右肩上がり、働く期間に合わせてそれなりのポストに就くこともできました。

 

しかし、そんな時代も終わりを迎え、新しい働き方にシフトしている真っ最中です。いまは個人の能力が問われる時代になりました。

 

1社で働き続けるのではなく、どこへいっても通用する人間こそが評価され、出世することができます。ゆえに、今の会社で働き続けるのではなく、次のステップを踏むための準備(勉強、副業でのスキルアップ)が必要だと思いました。

 

まとめ:自分にとって最善策を講じる

育休11ヶ月取得の理由

  1. 大企業に勤めていることを最大限に活かす、
  2. 異動したばかりだったので、業務量が少なく人間関係も未構築、
  3. 働き方に対する世間の考え方の変化(転職への捉え方、副業解禁)。

 

利用できるものはしっかり使う。無いものをねだるのは子供でもできます。自分が持っている手札でいかに良い選択をするかで人生は大きく変わります

 

そのために、他人の評価を気にする必要はありません。なぜなら、あなたの行動に対して責任をとるのは、他でもない自分だからです。ゆえに、自分がベストと思う選択を常に実行していく、それを積み上げていくだけです。

 

また、定年が70歳となり、働く期間が約50年となりました。人生の約半分を働く時間に割いているわけですから、約1年の育休など大した期間ではありません。

 

自分の子供が産まれたときくらい仕事を休んで、家族のために精一杯時間を使う。それくらい緩急をつけてもよいのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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長男ができるまで子供が嫌いでした。なので、それを克服するため育休を取得したという一面もあります。

 

育児をしながらでも、副業や勉強をしたりする時間はそれなりに確保できます。

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