英語が話せないのは「家で声が出せない」から。散歩シャドーイングという最強の解決策

参考書は本棚に並び、スマホには英語アプリ。
単語や文法の知識は、十分あるはず。
それなのに、いざ話そうとすると、言葉が喉に詰まって出てこない…。
そして何より、隣の部屋には家族がいて、自分の下手な英語を聞かれるのが恥ずかしい。
この「おうち英語の壁」、あなたも感じていませんか?
大丈夫。その悩み、今日で終わりにしましょう。
必要なのは、机に向かうことではありません。
いつもの散歩に「プラスα」するだけで、あなたの英語力は劇的に変わります。
なぜ、わたしたちは英語が話せないのか?

答えは、驚くほどシンプルです。
それは、圧倒的な「アウトプット不足」だから。
わたしたちは学校教育で、大量のインプット(読み・書き)は経験してきました。
しかし、アウトプット(話す)の練習は、ほとんどしてきません。
話す練習をしなければ、話せるようにならない。
これは、あまりにも当然の事実です。
でも「家で声出し」は、ハードルが高すぎる
では、家で練習すればいいのか?
それができれば、苦労はしません。
薄い壁、家族の存在、聞かれているかもしれないという羞恥心…。
日本では、家で声を出すこと自体が、想像以上に難しいのです。
【解決策】すべての悩みを解決する「散歩シャドーイング」

そこで、わたしがたどり着いた最強の解決策が「散歩をしながら、シャドーイングする」という方法です。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて影(シャドー)のように真似して発音する練習法です。

え、外でブツブツ英語を話すなんて、もっと恥ずかしい!
そう思いますよね?
でも、心配は無用です。
あなたを守ってくれる「3つのバリア」が、外には存在します。
バリア①:街の「環境音」
車の走行音、子供達の声、川のせせらぎ…。
街は、あなたが思う以上に様々な音であふれています。
あなたの小さな練習の声など、いとも簡単に、そして優しくかき消してくれます。
バリア②:他人の「イヤホン」
すれ違う人を観察してみてください。
最近では、多くの人がイヤホンで音楽やポッドキャストを聴きながら歩いています。
彼らは自分の世界に集中していて、あなたのことなど全く気にしていません。
バリア③:「ながらスマホ」という擬態
イヤホンをしながら口を動かしていれば、すれ違う人からは「電話をしながら歩いている人」にしか見えません。
しかも、話しているのは英語。
万が一何かを言われても、ほとんどの日本人は声をかけてくることはないでしょう。
【実践ガイド】さあ、散歩シャドーイングを始めよう!

準備は簡単。
散歩シャドーイングのやり方
- スマホとイヤホンを用意する: ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンだと、英文がよりクリアに聞こえるのでオススメです。
- シャドーイング教材を選ぶ: 始めは、少しゆっくりで、はっきり話しているものが良いでしょう。わたしはYouTubeの「The Infographics Show」をよく使っていますが、好きな海外ドラマのセリフや、簡単なニュース、TED Talksなども素晴らしい教材になります。
- 歩きながら、まずは口パクから: いきなり声を出すのに抵抗があれば、最初は口の形だけ真似する「口パク」からでOK。慣れてきたら、小さな声でブツブツと呟いてみましょう。
デスクワークの合間の気分転換が、最高の英語学習時間に変わる。まさに一石二鳥です!
【まとめ】

完璧じゃなくて、いいんです。
大切なのは、英語を口に出すことを、ストレスのない「習慣」にすること。
将来のグローバル化に備える、なんて大げさに考えなくても大丈夫。
まずは1日15分。あなたのいつもの散歩を、最高の英会話教室に変えてみませんか?
その小さな一歩が、あなたの未来を大きく変えるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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