音声解説はこちらをどうぞ。
今日は会社の福利厚生の話。
正直、この話はあまりしたくないんですよね。だって、自分の汚点をさらすことになるわけですから。
いかに昔、人任せにしていたのかがバレてしまいますので、、、
でも、やりますよ。だって、同じような人が出てほしくないですからね。
完全に思考停止状態でした
いやあ、ホント恥ずかしい限りです。
社員だけ、もしくは関係会社に勤めている人にだけを対象に、会社がしっかりお金を出してテコ入れしているはずと思っていました。
そのため、世間一般で販売されている商品に比べれば間違いなく良品のはず!、って勝手に勘違いをしていました。
これはもう思考停止状態と言わざるを得ません。
保険全般
まず、保険に関して。
わたしの会社では、生命保険から医療保険、火災保険やがん保険に至るまでほぼ全てをカバーしているといっていいくらい、たくさんの保険商品が福利厚生としてあります。
医療保険は、比べる前に辞めてしまいましたのでよくわかりません。
がん保険は、そもそも入っていませんでした。
しかし、生命保険と火災保険は、明らかに損でした。
生命保険は掛け金に対する保障額が少ない
生命保険はなんといってもこれに尽きます。
わたしに万が一のことがあったときに支払われる金額が少なすぎました。
入っていることで満足していましたが、よくよくみると保険金額が残された家族が生活するために必要な額を大きく下回っていました。
これは、よく確認されたほうがよいです。
我が家では、上記問題に加え、現在のライフステージなどを加味し、こちらの収入保障保険に入りました。
結果して、掛け金1.4倍アップで保証金を7倍以上引き上げられました。
FWD富士生命『FWD収入保障』…収入保障保険
死亡保険金が一括で全額支給されると、金銭感覚が狂ってしまう人もいます。
例を上げるなら、宝くじが当たった状態。宝くじの高額当選者が散財してしまうのは、その後の追跡調査で明らかです。
収入保障保険であれば、給料のように毎月一定額が支払われるので安心です。
火災保険は毎年更新がネック
火災保険はその年の災害発生状況などを考慮し、掛け金が決定されます。
最近の傾向は、ゲリラ豪雨や超大型台風の影響で、値上がりし続けています。
そんな中で、毎年更新というのは、いかに毎年の掛け金が少なかろうとも市場の流れを受けて上がっていきます(というかそもそも、わたしの会社のものはそこまで安くなかった)。
なので、現在売られている長期契約のものに契約し直しました。
わたしは昨年の段階で10年契約を結びましたので、今後10年は火災保険の掛け金アップに気にする必要が無くなりました。
楽天損保「ホームアシスト」…火災保険
毎年、金額を気にしなくて済むので、精神的にも非常にいいです。
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持株会
こちらは、完全に落とし穴でした。
会社の説明で、右肩上がりで資産が増えていくスライドを見せられ、掛け金に対して10%の補助に魅力を感じ即入会してしまいました。
しかし、それは会社と一蓮托生ということです。
会社の業績が傾けば、給料はもちろん下がりますし、株価も下がります。まさにダブルパンチです。
現在2,500,000円の含み損を抱えている状態です。
なので、2019年に退会し、現在個人口座に入ったままになっています。
損切りしたい気持ちもありますが、額が大きいので踏ん切りがつかない状態。
株価が戻るorお金が必要になるまでは塩漬け確定。
その後、踏ん切りをつけるため売却を決意。そのときの想いや決断した経緯については、以下記事に詳細を譲ります。
住宅ローン
この低金利時代、会社と金融機関でのローン、すでにほとんど優劣はありませんでした。
強いて言うなら、会社で借りる場合は、事務手数料がタダになるくらい。
事務手数料が無くなるのは大きいものの、その後の情勢変動に対応するため、以下の金融機関で借りることにしました。
楽天銀行「住宅ローン」…住宅ローン
ネットバンクであれば、金利も最安。当時は、会社でのローン金利より低いのもあり、こちらに決めました。
拠出型企業年金保険
大企業が行う企業型確定拠出年金(企業型DC)と似たような名前をしていますが、全くの別物です。
企業型DCは会社が掛け金の一部や運営コストを負担している一方、拠出型企業年金保険は早い話、個人年金保険です。
会社の福利厚生とはいえ、結局は民間保険会社が売っている商品です。
パンフレットの謳い文句に魅力を感じ、とくに調べもせず2本契約していました。
しかし、利回りを計算してみると、なんと1.02%しかありませんでした。
日本円での運用で利回り1%は、決して低いとはいえませんが、サラリーマンとして毎月給料をもらっていれば円で運用する必要性はありません。
年金として貰う場合も同じこと。最終的に日本円になればいいだけです。
なので、両方とも解約しました。
解約返戻金は現金としつつ、機会をみて株式投資に充てていきます。
なにごとも自分でしっかり判断することが重要!
「社員◯万人が加入、社員の〇〇%の方に満足を頂いています。」、といった耳障りの良い話をそのまま鵜呑みにした結果、かなりの額を損していることがわかりました。
みんなが入っているからいいもの=自分にいいもの、とは限りません。
しっかり自分の目で確認し、判断するクセをつけてください。
そして、自分でしっかり理解できたもの、投資する価値があると判断できたものだけに、お金を払うようにしてください。
あなたのお金を必死で守ろうとしてくれるのは、保険や住宅の担当者ではなく、あなただけです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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前述しましたが、お金を守ろうと一生懸命になってくれるのは、自分しかいません。
数ある福利厚生の中で、財形貯蓄だけが優良投資先といえます。
定期預金もいまでは無用の長物です。わたしはもうやりません。