音声解説はこちらをどうぞ。
「お金がないからやらない」。
この言葉は誰しも一度は使ったことがあるのではないですか?でも、ホントにそうですか?
もし、それが人生最後の買い物だとしたら、買うことはできますよね?
つまり、今現在、それを買うためだけの最低限のお金は持ち合わせていますよね?
では、なぜ人は、「お金がないからやらない」、などと嘘をついてしまうのでしょうか?
そういう人はお金があってもやらない!
今あるお金は将来への備えだったり、子供の教育資金だったりと、未来の出来事を予測して使いみちを決めている人もいるでしょう。
でも、それっていつ使うお金ですか?今から準備して置かなければならないことですか?
これはわたしの偏見ですが、おそらく「お金がないからやらない」、という人はお金がいくら貯まってもやらないと思います。
だって、わたしがそうですもん。
実際にわたしがそうだから
わたしは、買いたいクルマがあります。R35 GT-Rです。
発売当初からほしいと思っていました。
ものすごくほしいというほどの熱はありませんが、ここまで一貫してほしいと自分の中で思っているものは今までなかったと思います。
ぶっちゃけ貯金はあります。なので、一括で買うことはできます。
それに今の時代、カーローンもありますので、手持ち資金がなくても買うことだってできます。(カーローンに対する是非は一旦置いておきます)
なのに買っていません。
マンションはローンで買ったのに、です。
では、なぜ買わないか。それはお金のほうが大事だと思っているからと考えます。
GT-Rとその分のお金を天秤にかけたとき、お金のほうが勝っているんだと思います。
もし、クルマのほうが価値があると思えば、買いますよね?
本来、お金に価値はなく交換するための道具でしかありません。
それなのに、自分で勝手にお金に重み付けをし、欲しい物がすり替わってしまっています。
それに、「いつか買えばよい」、とも考えています。
明日が永遠に来ると思っている
いつの日かわからない「いつか」、に逃げ道を作り、買うのをためらっています。
むしろ、ためらっていることを楽しんでいるかもしれません。買ってしまったらその興奮は無くなってしまうわけで、思い馳せているときが一番楽しいですもんね。
みなさんもそういうときがありませんか?
お金は理由にはならない
「お金がないからやらない」は、自分への体の良い断り文句です。
お金というあたかも大事なモノのように信じ、それを集めることが目的になってしまっています。
今の自分がまさにそれです。
お金はやらない理由にはなれません。もし、そう思っているのなら、あなたはそれに対しそこまでの情熱がないのです。
なぜそれがやりたいのか、をよく考える
なぜそれがほしいのか、それをやりたいのか、をよく考えます。
1週間くらい時間をかけて考えてみるのもいいですね。
- 預貯金を崩してでも払う価値があるか、
- 自分が本当に欲しいものか、
- 見栄で買っていないか、
- 自慢するために買っていないか。
見栄や自慢で買うものは、買った後に冷めてしまい、結果として無駄遣いとして終わってしまいます。これは、衝動買いと変わりません。
しっかり自分が欲しい物なのかを見極める必要がありますね。
達成したらやる、というゴールを設定する
もし、クルマのように高い買い物であれば、ある目標が達成できたら買うのはいいのではないでしょうか。
- 貯金が1千万円まで貯まったら、
- 課長に昇進したら、
- 副業が軌道に乗ったら、
などです。
また、クルマはクルマの価格と同じだけ貯金が貯まってから購入したほうがよい、という意見もあります。
事故や盗難などで万が一、クルマがダメになってしまった場合を考慮しています。
しかし、これは日本ではあまり関係ありませんね。
なぜなら、クルマには車両保険があって、全損時に保証してくれますから(車両保険の是非について、わたしは車両保険は不要派です)
クルマの価格分の貯金ができてからというのは、外国でのお話なので、そういう話しもあるんだ、くらいに聞いてください。
わたしは副業年収120万円を超えたら買います!
先にご紹介したわたしの買いたいクルマは、副業年収が120万円を超えたら買おうと思っています。
買えるようになったら買う、それを少しでも早回しにするためがんばっていきます。
永遠に買わない理由ではなく、実行する条件を見つけよう。
何度でもいいます。「お金がないからやらない」、は都合の良い言い訳に過ぎません。
お金を言い訳にせず、自分がやりたいこと、やりたくないことをしっかり見極めましょう!
やりたいことがあるなら、それを達成するためにはどうすればよいかを考える。それだけでもけっこう楽しいものですよ。
わたしは、どうしてもこのクルマがほしいので達成してみせます!
わたしを気づかせてくれたのはこの本です。
タイトル通り、まさにお金の取扱説明書とでもいいますか。考えさせられる本です。
ぜひ1度、読んでみてください。絶対にお金に対する価値観が変わります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!