音声解説はこちらをどうぞ。
2011年の東日本大震災の余震と思われる大きな地震が発生しました。
関東に住むわたしの地域もかなり大きく揺れました。幸い、自宅を含めた近隣では大きな被害はなく、電気も止まることはありませんでした。
しかし、震源に近いところでは、震災以上の被害も出ています。
また、このようなサバイバルに役立つツイートも見られました。
いくら大きな地震とは言え、”喉元過ぎれば熱さを忘れる”、ではなにも始まりません。
これらを受け、防災の意識を自分の中で植え付けようと思います。
いつ地震が起きるかわからない
まずは言わずもがな「いつ災害が起きるかわからない」ということです。
わたしも2011年の震災やこの度のコロナウイルスの世界的大流行を受けて、より実感することになりました。
- やりたいことは真っ先にやる、
- 予定を先延ばしにしない、
- また次があるとは思わない。
上記のことを常に心がけています。
やりたいことは真っ先にやる
これは震災のときに感じました。
まさに、震災の翌日2012/03/12は、人生ではじめて外国人と2人でお酒を飲む約束をしていました。
当時、日本で英会話学校に通っており、仲良くなったアメリカ人講師とです。
非常に楽しみにしていたわたしですが、震災によりご破算に。
その彼は、震災直後にアメリカに帰ってしまい、その後は会えずじまいになってしまいました。
2,3週間前から約束をしていたので、もっと早く会えばよかったのですが、年度末で仕事が立て込んでおり一段落してからと思っていました。
なんとも惜しいことをしました。
予定を先延ばしにしない
こちらはコロナウイルスで実感しました。
2020年初めの発生時はまだほとんどニュースになっていなかったかと。(日本ではわかりませんが、少なくともエジプトではそんなニュースは報道されていませんでした。)
そして、日本に帰ったタイミングでハワイへいくかどうかの話がありました。
ですが、わたしの日本滞在が3週間しかなかったので、次の機会にしようかという妻からの提案もありました。
そこでわたしは妻に言いました。「そんなことを言っていたらいつ行けるかわからない。行きたいならいこうよ!」と。
ハワイはもともと妻が行きたかったところ。妻も「行けるなら行きたい」ということで、なんとか飛行機のチケットを取り決行!
帰国すると、日本はコロナのニュース一色になっており決断してよかったと夫婦で話したのをよく覚えています。
結果として、この決断で子供も授かることができましたので、ホントに良かったと思っています。
また次があるとは思わない
これもコロナウイルスで実感しました。
2020年になり大流行する前は、エジプトへあともう1回いって最後かなと思っていました。なので、荷物などは現地に置きっぱなしでした。
しかし、状況は一変し全ての海外渡航が中止に。その後、エジプトへ再渡航することなく異動になってしまいましたので、現地に着替えや日用品、枕やといったものまで現地に置き去りです。
最後に自分で整理もしたかったですし、現地スタッフのメンバーともTV会議での幕引きになってしまいましたので、なんとも味気ない最後になってしまいました。
わたしにとって初めての海外での仕事だったので、引き継ぎなどもしっかりやりたかったのですが、非常に残念です。
マインド面だけでなくハード面も強化
前述のように、マインド面はある程度、準備できていると思います。
しかし、ハード面は全くでした。
エジプトに居る時間のほうが圧倒的に長かったので、せっかく買った新居も引越し後の最低限の開梱だけでほとんど整理ができていませんでした。
日本にいる時間が増えたこと、子供が産まれたことを機に、防災グッズを用意しました。
夫婦二人であれば、食べ物や飲み物が多少粗末であろうと大きな問題ではございませんが、子供はそうはいきません。
準備しだすと切りがないので、まずは必要最低限のところから。
- 3日分の食料、水、
- バッテリー、ソーラーパネル、
- 荷物を運び出すためのバック。
3日分の食料、水
実際に災害が発生した場合、救援物資が届き始めるまでに3日かかる、と言われています。
なので、その間は自力で生活する必要があります。
インスタント麺や乾麺のパスタなどを準備しておくのはもちろん、お米やパンも食べたくなりますよね。
実際にあるとないとでは大きな差になります。これはエジプトで体験しています。(日本から持っていった食料があるかないかで、モチベーションは大きく変わりました)
なので、3日分は準備しなくても、少しでも準備しておいたほうがいいです。
会社の非常食として保存してあった、まさにこれを日本ではなくエジプトで食べる機会がありましたが、全く問題ありませんでした。
なので、防災グッズとしてではなく、海外での食事にも使えます!
水だけでもしっかりおいしく出来上がりました!
わたしはパンはあまり食べませんが、妻がどうしてもというので、パンも購入。
こちらは、保存食なのに開けるとフワフワのパンが食べられるというあれです。まだ、食べてないので真意は定かではありませんww
また、水は大いに越したことはありませんね。
赤ちゃんも飲めるミネラルウォーターもありますので、小さいお子さんがいるご家庭はこれがオススメです。
また、実際に給水車が来た場合のためのウォータータンクもあると持ち運びができるようになりますので、こちらもどうぞ。
バッテリー、ソーラーパネル
災害が起こったときに真っ先に無くなってしまうのが電気です。
電気がないと、スマホも充電できなくなってしまいますので、救援物資到着の情報などを得ることができなくなってしまいます。
冷暖房器具はムリでも、パソコンやスマホなどの情報を得る手段は確保しておきたいところ。
我が家では、こちらを購入。稼働はしておりませんが、あるだけで安心できます。
ソーラーパネルを使っての発電もやってみましたが、ちゃんと発電もできたので文句ありません。
いずれももっと重いのかと思いきやそこまで重くもないので、実際に避難するときにも重宝しそうです。
こちらは正規代理店でないと保証が受けられません。また、不定期でセールもやっているので、そのタイミングをまって購入するのもありです。
セールを待っている間に災害に見舞われては元も子もありませんが(汗)
荷物を運び出すためのバック
いざ自宅の外へ避難するとなると、荷物は多くなるもの。
海外出張で使用するスーツケースが活躍しそうですが、こちらは保冷バッグになっているので、ちょっとした食料を入れるのも便利。また水に濡れては困る電化製品を入れてもOK!
外では雨を凌ぐのも一苦労するときがありますからね。これとスーツケースがあれば、ほとんどの荷物は持ち出せることでしょう。
備えあれば憂いなしです!
日本で生活する以上、自然災害とは切ってもきれない関係になります。
しかも、それらはいつ起こるか全く想像ができません。しっかり対策をして臨みたいものです。
もちろん、起こらないことに越したことはありませんが、全く起こらない保証はどこにもありません。
平穏なときにこそ準備しておいたほうが良いです。
その他のものは我が家でも少しずつ揃えていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!