Conrad Energy イギリスでのガスタービン発電所にSiemens製タービンを採用

イギリス最大の電力発電会社Conrad Energyは、レクサムとビルストンでのバイオマス発電所で使う2つのガスタービンをSiemens製を導入することを決めました。

 

同社は新しい2つの尖頭負荷発電所のためのガスタービンを設置する契約をSiemensと締結しました。

 

尖頭負荷発電所(せんとうふかはつでんしょ)(英語・Peaking power plant)は発電所の一種。電力需要が急激に高まった尖頭期(ピーク時)にだけ運転する。時折運転するだけなのでキロワットあたりの料金は割高である。日々の電力需要の最低水準(基礎負荷・ベースロード)を担うベースロード発電所と共に尖頭負荷発電所は尖頭期に急速送電を行う。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

Siemensは7台の1MWeのガスタービン(SGE-56SL)とプラグアンドプレイタイプのエンジンをConrad Energyへ提供します。

 

単位、Weとは

熱エネルギーから変換された電気エネルギーは We という単位で表されます。Wはワット、e は electric(電気)を表します。

 

プラグアンドプレイとは

接続すると自動的に認識・設定が行なわれ, すぐ使用できること。

 

つまり7MWの容量を持つ発電機が提供され、たった3分のランプアップ時間で14,000軒分の電力を供給できます。

 

このタービンは、天然ガスや埋立ガス、下水ガスなどのさまざまな燃料で発電できます。

 

 

国内の電力網のピークデマンドへの対応に加えて、この新しい発電所はその他の通常の電力取引のために使用できる効率性と柔軟性を持っています。

 

このプロジェクトは、イギリスの再生可能で持続的なエネルギー資源の広い使い方を加速させるのを助けることが期待されています。

 

レクサムのシッチングボーン尖頭負荷発電所は2021年2月に完成予定。

 

ビルストンのは2021年3月にSiemensよりタービンが届く予定になっています。

 

参考記事

Conrad Energy selects Siemens gas engines for UK projects

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