ノルウェー 風力発電の大規模研究施設の建設をスタート

音声解説はこちらをどうぞ。

 

ノルウェーの石油エネルギー管理局(Norway’s Minister of Petroleum and Energy)のTina Bruは新しい風力発電の研究所建設に1,373万ドルを投資することを発表しました。

 

新しく建設される北風力研究所(The NorthWind research center)はより持続的、効率的、そして安価な風力発電設備が作れるように開発を進めます。

 

 

Bru氏は、”世界的な洋上風力発電の著しい成長は、ノルウェーのビジネスにとって貴重な機会である”、と発言。

 

また、”研究開発は様々なプロジェクトのために既存設備の改良し、環境負荷がより小さく、そして少ないコストで行われることが不可欠。今回建設する研究施設と業界関係者、研究者、そして政府が長いスパンで共同することでノルウェーでのさらなる洋上風力発電の開発に貢献できる”、とも言っています。

 

新しい研究施設は世界中から50以上のパートナーを研究機関や業界から集められ、SINTIF(ノルウェー産業科学技術研究所)やNTNU(ノルウェー技術科学大学)がリードしていきます。

 

SINTEFとは

ノルウェー産業科学技術研究所、研究に特化した会社組織。

(組織名はノルウェー語の頭文字をとっているので省略)

 

NTNUとは

NTNU(Norwegian University of Science and Technology):ノルウェー技術科学大学

 

”新しい施設の建設はノルウェー産業を含む世界全体に利益をもたらします”、とSINTEFのCEOは話しました。

 

また、”洋上風力発電は世界の電力需要の何倍をも超えるポテンシャルを持ち、開発費用の削減は再生可能エネルギーを市場へより早く送り出すことに寄与する”、とも発言。

 

この施設は洋上風力発電プロジェクトにおけるノルウェーの研究と業界の長年の専門知識を活用します。

 

”この業界で勉強する学生を未来のエキスパートへ育てる重要な出発点となる”、とNTNUの学長Anne Borgは話しています。

 

参考記事

Norway launches major wind power research center

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