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Evergy社は携わった風力発電所の発電量が75,000,000MWhを超えたことを2020/12/29に発表しました。
同社HPによると、現在も未だ約40%の石炭火力発電が占める中で、再生可能エネルギーはここ10年で1%から25%を超えるまでに成長してきた、と説明。
この数字はカンザス州にある149MWのspearville発電所を含む。Evergyはカンザス州で初めて風力発電所を商用運転させた企業であると自負しています。
”Spearvilleプロジェクトは2000年初頭に遡ります。Evergyの前身であるKansas City Power & Lightが2006年にSpearville 1 風力発電所を運開させました。
Evergyは10年以上の間、アメリカ中西部で風力発電事業の拡大を行ってきました。
4,600MWの自社で建設・保有している風力発電所、そしてEvergyで展開する風力発電ポートフォリオはカンザス州を、それぞれの州で発電する電力のうち風力発電が占める割合が高い州No.2に押し上げた。”と同社のニュースとしてリリースされました。
同社では、前CEOのTerry Bassham氏からDavid Campbell新CEOへ先日交代されました。
新しいCEOのCampbell氏はVistra Energy社の前最高財務責任者を勤め、同社のポートフォリオの変更、温室効果ガス削減を推進してきました。
Evergyの役員は業界に深く関わりがあり、価値構築に高い評価のある認められた、そして、Evergyが提供するものの重要性を理解したリーダーを探していた。ようやく我々はそんなリーダーを見つけた。とCampbellが就任した日に公表しました。
Evergyはカンザス州、ミズーリ州の2つで約160万の顧客に電力を供給している。
同社は、Kansas City Power & Lightの親会社であるGreat Plains EnergyとWestar Energyの合併で2018年に誕生した企業です。
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