記事を読んでほしい方
- エジプトに興味がある、
- エジプトに限らず、海外で身を守る方法を知りたい、
- エジプトの治安を知りたい人。
日本を出ると、その国や地域によって安全レベルはまったく異なります。日本の感覚で訪れると犯罪に巻き込まれることも。
ここでは、現地に住んでいる中で実際に学んだこと、体験で身につけた身を守る知識を紹介します。
- 安全・治安
- まとめ:ぜひ1度は訪れたい場所、それがエジプト!
安全・治安
ざっくり紹介します
イヤフォンをつけながらの散歩は絶対に止めよう!
過度に警戒する必要はないが、危険意識は大事
エジプトの治安について、紹介します。
わたしが滞在していたのは、カイロ市内の繁華街から少し離れた地域で、日本人より欧米からの来られた方に人気の場所に住んでいました。地下鉄駅前ということもあり、外では夜中まで騒いでいる人たちが多く居ました。
そのため、夜でも衆人の目にさらされていることが多いので、比較的に安全と言えます。深夜は危ないにしても、22時くらいまでであれば1人で出かけても問題はありません。しかし、スリや窃盗、痴漢の事件はたびたび聞いていたので、100%安心はできません。
とくに、メイン通りから1本外れると、そこは閑散としていて街灯がないところもあります。夜はそういったところを通らず、クルマや人通りの多い道を選ぶ必要があります。
また、昼間でもそういった人通りの少ない道に入るときは注意が必要です。これは、エジプトに限った話ではありません。犯罪者はそういったところで見張っていることが多く、人目がつかないところで狙われます。
そういった時に大切になってくるのが、”自分は気をつけているんだ”、と彼らにアピールすることです。そのまま人通りの少ない道に入るのではなく、立ち止まって振り返り、怪しい人物がいないことを確認します。
その行動で彼らに警戒していることをアピールでき、犯罪から身を守ることができます。これは、ぜひ覚えておいてください。エジプトに限らずどこへいっても通用します。
イヤフォンをつけながらの散歩はNG!
また、イヤフォンで音楽を聴きながら歩くのも危険です。犯罪者が近寄ってくることを察知できず、スキを作ることにつながります。日本人被害者の多くはイヤフォンを着用しているときに犯罪の被害に遭われた方が多く、そのたびに、1人での行動時にイヤフォンを使用しないように注意喚起が外務省などからされていました。
なので、わたしも現地では、イヤフォンを介さず、そのまま音楽をケータイから流しながら歩いていました。その方が安全ですし、そもそも騒音に対してほとんど関心がない国でしたので。
日本でも、散歩しているとたまにいますよね。ラジオや音楽を垂れ流しながら散歩したり、自転車に乗っている方。あれと同じです。
他の国はわかりませんが、エジプトでは比較的当たり前で、音楽を垂れ流しながら歩いている人はけっこういましたので、わたしもそれに便乗していました。まさに、郷に入っては郷に従えです。
イヤフォンで耳をふさいで歩くのは、日本やその他安全な地域に限定した方が良いです。仮に外国人はよくても、日本人はそもそも狙われやすいのもありますので、くれぐれも油断しないように。
100ドル紙幣1枚で強盗から命を守る方法
100ドルは強盗への見せ金
今日も外国での安全対策について、やっていきます。
日本とは違い、外国では犯罪も多く、国によっては、警察官も信じられないところもあります。エジプトもきっとその1つに入ってしまいます。警察官へ多少のわいろを渡せば、犯罪者の方になびいてしまうことも多いに考えられますし、なによりテキトーな性格なので、捜査もどこまで真剣にやってくれるか、あやしいところです。
そんな国では、自分の身は自分で守らなければなりません。ということで、今日は強盗にあったときに命を守る方法をご紹介します。こちらは、エジプトに駐在していたころ、日本政府関係者主催の安全会議にて、元警察関係者の方から教えてもらいました。わたし自身、これが役立つ場面に遭遇してはいませんが、聞いて以降、エジプトでも実践していました。
それはなにかというと、$100紙幣をむくのまま、ポケットにいれておくことです。ポケットはズボンでも、ジャケットでもどこでもかまいません。しかし、おそらく、これだけでは意味がわからないと思いますので、詳しく説明します。
強盗は、お金を目的に襲ってきます。であれば、彼らの要求を満たす程度のお金があればよい訳です。エジプトでは、$100でだいたいお給料の半月~1か月分に相当するので、それをエサにします。
自分の命が$100で守れるのであれば、安いですからね。
万が一、強盗にあったときは、自分から渡さないこと
しかし、$100紙幣をポケットに入れておくだけではダメで、これから強盗にあったときの対処法を紹介します。ぜひ、ここまで覚えてもらえたらと思います。
万が一、強盗にあったときは、決して自分から$100紙幣のお金を渡してはいけません。ポケットに手を入れた瞬間に、拳銃で打たれるなり、ナイフで刺されてしまいます。
なぜかというと、彼らにとってみれば、ポケットに手を入れるということは、こちらが武器なり、ケータイなりを取り出し、抵抗しようとしているのと同じだからです。なので、絶対に自分から渡してはいけません。
お金が入ったポケットを指さし、強盗にとってもらわなければなりません。最悪、言葉がわからなくても、指をさし示していれば、彼らもわかるはずです。
もちろん、強盗に遭わない方がいいに決まっています。しかし、いつなにがおきるかわかりません。そのときのために、こういった知識を身につけておくことで、きっと役に立つことがあるはずです。
タクシー代金はおりてから支払うと良い2つの理由
不要な交渉を防ぐ
今日も海外で身を守る方法を紹介します。今日の話題は、海外の中でも途上国を含む、先進国でもタクシーメーターがない場合に実践したい内容になります。
タイトルにもなっていますが、タクシーメーターがない場合は、目的地に到着したら、タクシーを降りてから支払いを済ませよう、ということです。
日本の常識では、支払いを済ませてからタクシーを降りるのが普通です。しかし、これは日本の、メーター通りに精算をするときであって、海外の現状を見れば、どちらかというと、少ない方の部類に入ります。
海外の場合、先進国でもまだまだメーターがないことが多く、料金は運転手のさじ加減です。今では、配車サービスのUberもあり、ある程度相場は決まっているものの、乗ってみないとわかりません。なので、たとえ使い慣れた道でも、料金に違いがあることもしばしば。中には、倍近くとられることもあります。
わたしも、エジプトでは何度も経験しました。しかし、日本と異なり、エジプトでタクシーは格安で移動できるので、全然気にしませんでした。だいたい10分乗って、100円くらいなので、スーパーなどちょっとした買い物や夏場の昼間に移動するときはよく利用していました。時には、アイスを買いにわざわざタクシーを使う、なんてこともやりました。そのジェラート屋さん、現地では外国人に非常に人気で、価格もエジプトの相場から明らかに外れておりましたが、非常においしかったので、よく行きました。
話しを戻して、普段使うタクシーで料金をぼったくられないためには、降りてから支払うことが有効です。
そうすれば、不要な交渉は避けられます。仮に相場より外れた額を要求されても、前回はこれしか払っていない、と答えれば、よっぽどのことがない限り、運転手もわざわざ車から降りて、ついてくることもありません。というか、わたしはこの方法で、一度も再交渉になったことはありません。
しかし、後部座席に乗った状態だと、かれらもギリギリまで値段交渉してくるので、非常にやっかいです。
車から降りることで身を守る手段にも
また、場合によっては、かれらが仲間を呼んで強硬手段に出ることもあります。エジプトでは、日本人女性が1人でタクシーを利用し、強姦される事件がたびたび発生しています。そのため、男性1人でタクシーを利用しているときも、どうなるかわかりません。実際、降りる前の料金精算時に、ナイフを突きつけられる事件も発生したこともありました。
常に逃げられる状態を作るためにも、後部座席にいる時間は最小限にしたいものです。
今日の内容をまとめると、タクシーを利用した場合、料金は必ず降りてから支払うこと、なるべく交渉は避けて、必要な額は必要によりあらかじめ確認しておく、逃げられる状況を作っておく、ことが重要です。
エジプトに限らず、まだまだ使える知識かと思いますので、ぜひ頭の片隅に置いておいてもらえたらと思います。
ホームレスにお金を絶対に渡してはいけない理由!【他国でも通用します】
カイロではとくに多いホームレス
今日は、ホームレスにお金を渡してはいけない理由について、ご紹介します。これは、エジプトに限った話ではなく、他の国でも当てはまるはずですので、最後まで聞いていただき、頭の片隅に置いといてもらえたらと思います。
さて、エジプトでもホームレスは多くいます。たくさんの要因がありますが、現地は雨が全く降らず、気候が安定しているため路上で生活していても、日本ほど過酷ではないこともその要因に含まれます。中でも、一番の原因は、急激な人口増加に伴い、就職先が増えていないこと、お年寄りの派閥が強く、若者が入れない状況ができてしまっていることが問題だと見ていて感じます。
なので、老人のホームレスだけでなく、若いホームレスが多いのも事実です。
子どもを使ってお金を取ろうとする
ここで彼らのやり方を紹介すると、大人がお金をせびりにくるのではなく、その子どもに行かせることです。同じお金をもらいにいく行為でも、大人がくるのと10歳前後やそれ以下の子どもがくるのでは、さすがにこちらの心にもスキが生まれます。
実際、現地では歩行者や信号待ちの車に話しかけたり、レストランやカフェで食事をしているお客へアクセサリーなどのモノを売ってくる子どもたちが多くいます。わたしも数えきれないくらい声を掛けられました。そのたびに、心が傷ついたものです。
お金を渡すと、どこからともなくホームレスがどんどん現れます
今日、わたしが言いたいことは、絶対にお金を渡してはいけない、ということです。もちろん、彼らには申し訳ないことはわかっています。しかし、子どもたちだけで生活しているのではなく、両親たちに言われ、仕方なしにやっています。
両親たちは、子どもたちの行動を見ているので、お金を受け取るものなら、すぐさま近づいてきて、もっと要求してくるそうです。また、同じくして他のホームレスたちも駆け寄ってこられ、ホームレスたちに囲まれてしまうとのこと。
なので、絶対にお金を渡してはいけません。これは他の国でも同じことです。
エジプトだけでなく、アメリカやカナダでも、ホームレスたちは積極的にお金をせびってきます。しかし、その場で渡してはいけません。渡すのであれば、ちゃんとした機関を通して、募金なり協力するのが一番安全かと思います。
子どものホームレスに声をかけられると、ついつい渡したくなります。しかし、そこは心を鬼にして対応してください。もちろん、もらう方に問題がありますが、安易に渡してしまうのも、彼らにはよくない、とわたしは思います。
地面に伏せるときの正しいやり方、知っていますか?
腕で目を守る
今日は、万が一のときに役立つ、地面に伏せるときの正しい方法を紹介します。今日も物騒なお話ですが、知っておくのとそうでないのでは、助かるかが大きく変わります。なので、頭の片隅に置いといてください。
まず1つ目、腕で目を守るように伏せること!
地面には、小石だったり、たばこの吸殻やプラスチック製品だったりと、意外と危険なものがたくさん落ちています。また、地面に伏せるとなると、近くで爆発があったりもするので、それらの破片が地面に落ちている可能性があります。
そんなとき、そのまま顔を下にして伏せてしまうと、目を負傷してしまいます。目にケガをすると、その後の逃げる際にも、不利になってしまうので、目は絶対に守りましょう。
腕にすり傷ができたとしても数日で治りますが、目はそういうわけにはいきませんからね。
上半身はこれで大丈夫です。続いて下半身になります。
両足は揃えず開く
2つ目は両足は揃えずに、大の字になるように、大きく開きます。
これは、以下2つの理由からです。
- 両足に同時にダメージが加わることを避ける。
- 犯人にカンタンに拘束されないようにする。
順番に説明していきます。
両足に同時にダメージが加わることを避ける。
両足を揃えている場合、周りの建物や木が倒れてきた場合、足の上に乗ってしまうと、両足を一気に負傷してしまいます。足をケガするとその場から動けなくなってしまいます。それを避けるため、大きく足を開き、少しでも同時に負傷するリスクを回避します。
犯人にカンタンに拘束されないようにする。
また、両足を揃えておくと、犯人にカンタンに拘束されてしまいます。伏せている被害者に犯人が詰め寄り、片足で自由を奪っている場面をTVドラマなどで、見たことがあるのではないでしょうか。
あのような状況を実際に作り出さないために、両足は開いておく必要があります。
正しい伏せのポーズは、目を腕で覆い、足は目いっぱい開く
物騒な話ですが、ぜひ覚えておいてください。いつ有事に見舞われるかわかりませんからね。
のら犬には注意-狂犬病の可能性も
頻繁に見かけます
今日は現地ののら犬についてご紹介します。日本では、保健所をはじめしっかり行き届いた行政のおかげで、のら犬やノラネコはほとんど見かけませんね。
これは、普段あまり気にならないかもしれませんが、非常に良いことです。衛生面も保たれ、子供も自由に出歩くことができます。
しかし、エジプトではまだまだそうはいきません。首都のカイロにしても、まだまだのら犬やノラネコはたくさんいます。ノラネコはノミを持っているくらいなので、あまり大事にはなりません。問題はのら犬のほうです。
狂犬病をもっている可能性があるので噛まれないよう注意
彼らは狂犬病を持っている可能性があるので、噛まれたら大変。すぐに病院へ行かないと、死に至る非常に恐ろしい病です。エジプトへ行く際には、狂犬病の予防注射は推奨項目になっており、必須ではありません。実際。わたしも打っていません。
そんなのら犬ですが、彼らは基本的に人間には近づいてきません。自分たちで仲間を組み、群れで生活しています。なので、そんなに注意する必要もありません。
しかし、直射日光が暑いせいか、日本では考えられないようなところで休んでいることがあります。大型犬にもかかわらず、
- クルマの下で寝ていたり、
- 建物の中に入って休んでいることもありました。
日本では、なんとなく、マンションやちょっとしたカフェなど、建物の中にいる犬は誰かの飼い犬と判断してしまいますが、エジプトでは違います。なので、くれぐれも気をつけましょう。
対策:水のペットボトルを常に持ち歩くこと
最後に、狂犬病をもつ犬に遭遇、または襲われそうになったときの対策を紹介して終わります。それはなにかというと、水のペットボトルです。
狂犬病にかかると水が苦手になります。なので、水をかけるだけで彼らは去っていきます。なので、人間も狂犬病になった場合、水が怖くなり、水が飲めなくなって死んでしまうと言われております。
万が一、水をかけてもひるまない犬は狂犬病ではありませんので、諦めてもっている食料を渡しましょう。おそらくそれで、解放されるはずです。
わたしもわたしの周りでも実際、そのような状況を経験していないので、わかりません。それくらいエジプトでは確率が低いです。ただそういう危険が潜んでいるだ、ということだけ覚えておいてください。
現地での買い物は要注意:〇〇をごまかされることがあります
お釣りをごまかされる
今日は現地での買い物の際の注意点について紹介します。こちらは、現地に生活していても、最後までされましたので外国人に共通します。旅行で訪れる際にも、注意してもらいたい内容なので、ぜひ最後まで読んでください。
まず現地では、お釣りをごまかされることがあります。とくに、観光客を相手にしているお土産屋さんでは、とくに注意が必要です。
法外な値段で物を売りつつ、おつりまでごまかす。それぐらい卑劣な商売人もいます。エジプトで買い物するときは、まず値切って、そして買った後も注意が必要です。
お釣りに関しては、クレジットカードを使うことでごまかされることを防ぐことができます。現地では、何度もクレジットカードを使いましたが、一度もスキミングに遭うことはありませんでした。なので、現金よりもクレジットカード決済のほうが、安全といえます。
しかし、そのクレジットカード決済でもカバーできないのが、次の買っていないものまで請求されてしまうケースです。
買っていないものをスキャンされて、購入金額自体をごまかされることも
スーパーなどのバーコードを読み取り、購入金額を請求してくるレジでも注意が必要です。
彼らは、わたしたちが買ってもいない商品をスキャンし、請求してくることがあります。こちらは、意外と(?)よく行われました。
データSIMだったり、買った商品の購入数をごまかしたりと、金額は少額ですが、ちりも積もれば山となります。また、エジプト人は記憶力が非常に良いので、1度引っかかってしまうと、彼らはわたしたちの顔を覚え、次も、同じくごまかしてくるでしょう。
なので、お金を支払った後もきちんと確認が必要です。
レシートは必ずチェックするくせをつける
これに対する対策は、購入後にレシートを見る癖をつけるしかありません。しかし、外国にいる以上、そのような手間はしょうがないことです。
逆に日本が安全すぎるということですね。日本のレジ係りがしっかりしているだけで、他の国に行けば、電話しながらや、他のレジ係りとしゃべりながら対応しているのもザラにあります。
そういうところでは意図しなくとも、間違えてしまうこともあるでしょう。そういったときに、きちんと対策するためにも、レシートの確認は外国では必須と言えます。
【旅行者必見】途上国で流しのタクシーを絶対に使ってはいけない理由
許可を得て運営していない可能性が高い
今日もやってきます、安全シリーズ。今回は、旅行者の方も必見です。途上国で流しのタクシーを使ってはいけない理由について、解説します。
結論から先にいうと、次のとおりです。
順番に解説していきます。
まず、旅行業の許可を得ていない、ということですが、これは、日本でもたまに、ニュースなどで取り上げられることもありますね。要は、無許可でお客を乗せて、お金をもらっている訳です。
別に、大きな問題にならないのでは、と思っている方、実はこれに大きな落とし穴があります。許可を得ていないタクシーでの事故では、日本で加入できる海外旅行保険が適用されません。
海外旅行保険の適用にならない
旅行代理店で必ず勧められる海外旅行保険。最近では、空港で端末を操作すれば出国日にすぐに加入できるものや、クレジットカードに付帯されているものもあります。
これら、たくさんの種類があるため、あまり深く考える方もいないのではないでしょうか。なにかしら入っていれば、海外で万が一のことがあってもなんとかなると。しかし、今回のように、旅行業の許可を得ていないタクシーでの事故は、適用になりません。
これは、規定にもしっかり記載されております。なので、絶対に流しのタクシーを拾ってはいけません。一歩外に出れば、そこは海外、日本とは違うことを、よく覚えておきましょう。
そもそも事故の場合、逃げる可能性がある
運転手たちも、旅行業の許可を得ていないのを負い目に感じているのか、事故が発生した場合、お客をその場に降ろして、逃げてしまうこともあります。
エジプトでは、多少の事故は、言い争いで解決しますが、大きな事故の場合は逃げます。
こういった2重のアクシデントに見舞われないよう、きちんとタクシーは選びましょう。手っ取り早いのが、ホテルの方にタクシーを呼んでもらうことです。ホテルが呼んでくれれば、しっかり許可をもった方を呼んでくれるので、安心です。
多少、めんどうに思うかもしれませんが、海外ではあたり前です。くれぐれも気をつけて利用しましょう。
バッグのたすき掛けは危険な場合も?!
ひったくり対策とされているバックのたすき掛け
”バッグはたすき掛けにして持つこと”、海外旅行に行くときに、必ず聞く言葉ですね。
しかし、今日はその常識をぶちやぶります。実は、たすき掛けは危険な場合もあるので、わたしはオススメしません。
理由はカンタン。ムリヤリ持っていく強盗もいて、それにあうと、お金を持っていかれるだけでなく、ケガをしてしまい、泣きっ面に蜂になります。
外国では、ムリに強奪する人もいて、ケガをする可能性アリ
盗まれないようにするたすき掛け、外国には、そんなの気にせず力づくでもっていく人がいます。
そういったことをやらかす人は、得てして大きな体を武器にしてくるので、よっぽど鍛えている人でも太刀打ちできません。
そんな人に取られたら最後、自分が荷物から解けるまで引っ張られてしまいます。テレビでみる衝撃映像などにでてくるクルマが盗まれそうになり、阻止するためにサイドミラーなどにしがみつく感じですね。
そうなってしまうと、ケガは必至です。多少のスリキズだけならまだいい方で、骨折することも考えられます。
そうなってしまった挙げ句、荷物を取られてしまっては、なんのために”たすき掛け”をしているのか、わかりません。
なので、わたしはたすき掛けはほとんどしません。というか、それ以前の対策から実施してます。
結論:お金がもってそうな格好はしない
たすき掛け以前の対策というのは、お金をもっていそうな格好をしない、ということです。
日本人は、海外では目立つくらいにオシャレをしているので、現地でみると一発でわかります。それはつまり、”わたしは日本人で、お金持ってますよ〜!”って言いながら、歩いているのと同じです。
海を超えたらそこは別世界です。余計なリスクをとらないためにも、普段以上のオシャレは海外では不要です。現地に溶け込むくらい、多少くたびれた服でちょうどよいです。
犯罪に合ったときの対策”たすき掛け”も大事ですが、そもそも合わないための予防策のほうが、ずっと大事ですよ。ぜひ、覚えておいてください。
電気のスイッチを押すときは頭に注意?!
電球が破裂する可能性がある
今日は現地での電気事情について、ご紹介します。日本では、考えられないことが発生しますので、ぜひ最後まで読んで、覚えておいてください。
今日の話題もエジプトに限らず、その他の途上国でも通用する話題になっています。
さて、タイトルを見てわかる方は少ないと思います。もし、タイトルの書いてある意味がおわかりの方は、もうすでにそういう環境にいたことがある方ですね。
結論をお話すると、途上国では、電気のスイッチを入れた際に、電球が破裂する可能性があります。理由はあとで解説します。
音を立てて破裂します:破片に注意
電球が破裂と聞くと、想像ができない方もいると思います。それもそのはずで、日本ではまず起こらない現象ですからね。
どんな感じに破裂するか?
それは、スイッチをいれた瞬間、”パンッ!”と勢いよく破裂します。なので、電球の下にいると、モロにガラス片を浴びることになり、大変危険です。
電気のスイッチを入れるときは、そういう恐れがあること理解し、電球の真下に入らないようにしましょう。
原因:電圧制御ができていないため
では、そうなってしまう原因はなんなのでしょうか。
それは、電圧制御がうまく行われていないことが原因です。
日本では、コンセントに現れる電圧値は法令により、上限と下限が厳しく制限され、絶対に超えてはいけません。電力会社は厳しく管理しているので、これを逸脱することは、99%ないと言って問題ありません。
しかし、途上国では、まだまだそのルールが十分ではなく、そもそもバンド幅が大変広く設定されています。しかも、それに当てはまらないこともしばしば。
電球は水風船と同じです。想定されているよりも水(電気)を受けると、カンタンに破裂してしまいます。もっと詳しい話をすると、他にも原因があります。しかし、これが電球の破裂する主な原因です。
なので、使用者側での対策はありません。ゆっくりスイッチ操作をしても変わりません。強いて言えば、電球の下でスイッチを入れないことです。
くれぐれも気をつけてください。
スリや強盗から身を守るために-路地には1人で入らない
路地に入るときは右見て、左見て、後ろを見る
誰でも生活していれば、1人ででかけたくなることもありますよね。
安全面だけを考えるなら、それは控えたほうが良いのですが、そうも行きません。ちょっと買い物に行ったり、散歩にいったり、外での用事は尽きません。
今回は、そんなときにぜひやってもらいたい自衛策をご紹介します。効果のほどはわかりませんが、少なくともわたしはこれを実践し、現地にいた約2年間は犯罪に巻き込まれることはございませんでした。
さて、それはなにかというと、道を歩いていて人気が少ない路地に入るとき、必ず交差点で立ち止まり左右を確認し、最後に後ろも確認する、ということです。
注意していることをアピール
これは、以下の2つの効果があります。
といっても、なかなか自身で見つけることは難しいので、メインは犯人へのアピールですね。
わたしの場合、エジプトにいたときは、どうしてもエジプト人が悪く見えてしまっていたのでwww
どうしても色黒のガタイの良い人見ると警戒してしまうやつです。ということで、自分で悪い人はみつけたことはありません。
しかし、それでも”気をつけているアピール”をするため、路地に入る際には振り返っていました。こちらは、かなり効果があったはずです。
実際、現地で日本人を対象に実施された安全研修でも紹介されていました。そのときの講師は、元警察官の方で、いままでの経験を活かし、安全啓蒙活動を行っている方でした。素人のわたしがいうよりも、格段に信憑性があがったかと思います。
夜はクルマ通りが多いところを通るべし
さて、昼間は振り返ることでのアピールも効果があります。しかし、夜はそうもいきません。
なぜなら、夜はお互いに視認できませんからね。エジプトもそうでしたが、外国では日本ほど街灯がありません。なので、都心といえど、道路はけっこう危険がいっぱいです。
段差だったり、足場の悪い道だったり、昼間は目で見てわかる部分も、夜は見えなくなります。そのようなところに気を配りながら、犯罪者の気配を察知するのはかなり大変です。
なので、夜はクルマ通りが多いところを選ぶようにしてください。外国では、パーティーなどでなにかと夜まで出ていることも多くなります。そんなときは、多少遠回りになったとしても、安全な道を選ぶことが必要です。
わたしも、パーティーの帰りは必ず、クルマ通りが多いところを使っていました。昼間であれば、短い距離で帰れるところも使ったりせず、安全を優先することで、犯罪から身を守っていました。
まとめ:ぜひ1度は訪れたい場所、それがエジプト!
ものすごく濃い国、エジプト。日本とは全く文化も歴史も異なり、想像つかないことが連発します。
「教科書で習った表側」だけではなく、裏側までをも自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか?
一度体験すれば、みなさんの中にあったエジプトの概念、培ってきた常識をぶち壊し、今後の生き方を変えてくれるです!
わたしの中で、エジプトの経験は大きな変化をもたらしました。
本ブログが、みなさんの挑戦の一歩を後押しできたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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