資産形成への道:固定費の再点検でFIREに一歩近づく

FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指すうえで、絶対に欠かせない2つの要素があります。
- 潤沢な投資元本
- できる限り抑えた生活費
どちらが欠けても、FIREへの道は遠のいてしまいます。
そして今回、私は転職をきっかけに初めて年収が下がるという経験をしました。
この経験が、自分にとって「お金の重み」をよりリアルに感じさせてくれました。
だからこそ今、固定費の見直しに本気で取り組んでいます。
固定費とは「生活に染み込んだ支出」
ここでいう“固定費”とは、単に家賃や水道光熱費だけではありません。
私は以下のような、毎月自動的に引き落とされていく支出すべてを「固定費」と定義しています。
固定費に含むもの
- クレジットカードの年会費、
- サブスクリプション系サービス(例:Netflix、ジム会費)、
- ルーティンに必要なコスト(例:サウナ)、
- スマホ・通信費などのインフラコスト。
つまり、食費以外の生活コスト全般を再点検の対象としました。
固定費を洗い出した結果 → 毎月約26万円
今回、自分の毎月の固定費をすべてリストアップしてみました。
その結果は、約26万円/月。

3人家族とはいえ、少し高めだと感じました。
もちろん、これはすでにいくつかのサービスを整理・解約した後の金額です。
これまで年収が右肩上がりだったときは、正直それほど気にしていませんでした。
しかし今回、改めて数字を見てみると、「こんなにかかってたのか…」という驚きがありました。
固定費の定期点検=投資額アップへの近道
今回の見直しを通じて、改めて感じたことがあります。
固定費は、一度見直せば毎月の支出を“自動で”減らしてくれる、ということ。
収入が減っても、支出を減らせば差額で投資を増やせます。
つまり、FIREへのハードルを下げる最も手っ取り早い方法なんです。
年収を増やすのは時間がかかりますが、固定費の見直しは今すぐできる。
この効果は思っていた以上に大きいものでした。
固定費は「増やさない」が鉄則
今後の家計運営で特に意識していきたいのは、この2つ。
- 「見直した固定費を、もう増やさない」
- 「生活水準をむやみに上げない」
家族との時間や自分の楽しみも大事にしつつも、“本当に必要なもの”だけにお金を使う習慣を根づかせたいと思います。
収入アップにも取り組むフェーズへ
今回の固定費見直しはあくまで第一段階。
次は、「収入を取り戻し、さらに増やす」フェーズに入っていきます。
- 本業での年収アップ(前職の水準への回復)
- 副業での収益確保
この2軸で、投資に回せる資金を増やしていくことが、FIREを現実にするための次のアクションです。
まとめ:家計の“土台”を整えて、FIREへの道を一歩ずつ

今回の固定費の再点検は、まさにFIREに向けた「地ならし」だったと感じています。
- 固定費を見直して投資余力をつくる
- 支出のコントロール力を身につける
- 増やした分はすべて“未来の自由”へ投資する
このサイクルを回していくことで、いずれ「好きな人と、好きな場所で、好きな時間を過ごせる」暮らしにたどり着けるはずです。
FIREは夢じゃない。ただし、地味な努力の積み重ねこそが鍵。
これからも一歩ずつ着実に、前に進んでいきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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投資先は決めているので、あとは投資のための資金をできる限り多く調達するのみです。
投資と貯金のバランス。崩れるとモチベーションの低下にもつながるので、確認しておきたいところ。
稼ぐばかりではなく、余計な支出を払いすぎないようにすることも資産形成を早める方法です。