単身エジプト滞在を決断した理由

音声解説はこちらをどうぞ。

 

単身エジプト滞在を決断した理由

日本において国内での単身赴任は、さして珍しいものではありません。

 

辞令が出れば、何処へでもいかなければならないのはサラリーマンの宿命ともいえます。

 

しかし、それが海外になると、少し事情は異なります。

 

多くの会社で、内示の前に本人への意思確認があるかと思います。

 

わたしの勤めている会社も同じです。当時のわたしたちは結婚して1年が経とうとしている時期で、新婚したての夫婦といえました(笑)

 

そんな中、結果して単身での渡航を決意しました。その理由は以下の2つです。

 

エジプト滞在を決断した理由

1.海外での仕事が夢だった、

2.チャンスを掴みたかった。

 

①海外での仕事が夢だった

海外での仕事は入社以来からの夢でした。絶対に実現するという強い意思のもと、それまで勉強に仕事に打ち込んできました。

 

人間関係を良好にするため嫌な飲み会にも参加し、人脈づくりも行いました。

 

その結果として舞い込んできて会社からの打診。

 

正直、夢がかなったと思いました。

 

舞台がエジプトという想像を遥かに超えるものでしたが、さして問題ではありません。

 

また結婚したばかりということもあり、妻に対する思い入れがそこまで大きくなかったことも決断をした理由の1つだったと思います。長く連れ添ったらその分、離れる寂しさも大きくなりますので。

 

それでも結婚前に、わたしの海外での仕事に対する思いをきちんと伝えていたことが根底にありました。

 

結婚前にも駐在の打診があり、可能性があることは妻に伝えていた

妻と付き合い始めたばかりの頃に1度だけ、アメリカ駐在への打診がありました。わたしが望んでいたものとドンピシャな提案に、デートの途中に寄った公園で、湖を眺めながら話をしました。

 

アメリカへの思い、

結婚前だった妻についてきてもらいたい、

ことを伝えました。その場で返事はもらえなかったものの、最終的に了承してくれました。

 

アメリカ駐在へのきっぷはもう1人との最終選考まで残りましたが、ライバルの華々しい経歴(東大卒、海外プロジェクト参画経験あり)に敗れ、わたしの希望はそこで潰えました。

 

ちなみに、そのライバルだった方とは、現在同じ部署で仕事をしています。自他共に認める優秀な方だったので、負けたのも今なら納得できます。

 

少し話が逸れましたが、そんなこともあり、エジプトにもきっとついてきてくれる、という勝手な思い込みもわたしの中にありました。

 

結局、それは叶わずエジプトへは単身での渡航となりましたが、、、

 

②チャンスを掴みたかった

エジプトへのきっぷは、一度掴みかけた「海外での仕事をするチャンスを今度こそものにする」という、より一層の思いもありました。

 

「ライバルもいなく手を挙げさえすれば行ける」、ところまできていましたので、答えはもう決まっていました。

 

まとめ

・家族をとるか、

・仕事をとるか、

といういわば究極の選択で、当時のわたしは仕事をとりました。

 

今思うと無茶な部分もありましたが、結果してよかったと思います。

 

妻とは普段会えない分、日本に帰ったときは一番に考え、エジプトにいるときは仕事のみに集中する。

 

どちらも中途半端にすることなく、しっかり打ち込むことができ、やると決めたら徹底的にやり込む自分の性格に合っていたと思います。

 

現在は子供もできたので、今度は家族みんなで駐在するのが新しい目標です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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