【結論】短時間勤務をオススメしない理由3選
ちょうど半年間、前職で短時間勤務を申請していましたが、これは正直オススメできません。
なるほどな。全てがぴったりな制度は中々ないじゃろうからな。
転職する前の会社では、短時間勤務を申請していました。
本来9-18時での仕事のところ、前後30分ずつ短くして9:30-17:30での勤務です。そもそも副業をやるために選択、たしかに副業の時間は確保できましたが、それでも正直メリットは少ないです。
女性社員ならまだしも、男性社員には全くオススメできません。その理由は次の3点。
短時間勤務がオススメできない理由
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理解してくれるメンバーがいない、
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結局、仕事量は変わらない、
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メンバーからの嫌味を受ける。
理解してくれるメンバーがいない
せいぜい理解してくれるのは直属の上司くらい。場合によっては、その上司でさえ理解してもらえないこともあります。わたしの場合、勤務表を承認してくれる上司のみ理解してくれましたが、それ以外は全くダメでしたね。
アサインしているプロジェクトのリーダーやメンバーをはじめ、頻繁にやりとりがある他グループの方に事前に伝えてはいましたが、数週間もすればわたしが短時間勤務していることなど忘れ去られてしまいます。
結果して、振られる仕事量は変わらないし、時間外に会議はセッティングされるしで、残業もそれなりにこなしました。
さすがに残業が常態化したときには仕事を断りましたが、そのときには”ふざけるな!”とリモート会議で罵倒される始末。
もし、転職を考えてなかったら完全にメンタルがやられてましたね。
結局、仕事量は変わらない
勤務時間が短くなっても、やらなければならない仕事量は他メンバーと変わらないので、なんのためにとっているのかわからなくなります。
わたしがとった方法は仕事を断ることと、他メンバーとの会話を無くすこと。
仕事を断ってできた障害は前述したとおり。そんな上司とは早くおさらばしたい一心で転職活動に打ち込みました。
後は、他メンバーとの会話、とくに無駄話は一切しませんでした。仕事の合間にあるちょっとした無駄話、情報共有の一切をシャットアウトし、不必要な会議は出ず仕事に集中しました。
それでも残業はありましたので、もはや残業ありきの仕事の采配になっていたんですよね。
会社の非効率にも問題がありましたが、人員が不足していて回しきれる量ではなかったのも原因でした。
メンバーからの嫌味を受ける
そもそも短時間勤務自体が浸透していませんし、仮に認識されていても女性がとるものと思われているので、男性社員がとっていると余計に好奇の目にさらされます。
自分は自分、人は人と思ってくれればいいのに、中にはよく思わない人もいるのが社会です。わたしは直接嫌味を言われたり、影口が聞こえてきたりの両方がありました。
でも、転職活動していたわたしには全く気になりません。人は人です。言いたければ言わせておけばいいだけのこと。
そんなのをいちいち気にしていては短時間勤務はおろか、育休、転職活動なんかできませんからね。
育児のためなら、短時間勤務よりも育休をとろう!
育休と短時間勤務、両方を経験したわたしから言わせてもらうと、圧倒的に育休をオススメします。
そのほうが、育児に専念できますし、自分の将来についても考えることができます。
少しずつ法改正が進み、仮にそれらが取得できるからといって、会社が育児に対して積極的かどうかは別問題です。
とくに、育児を対して経験してこなかったorしたことがない人、仕事しか考えていない我々より上の世代には疎ましがられます。
であれば、すっぱり職場からいなくなる育休がベスト。
もし、育休明けにパワハラを受けようものなら辞めてしまえばいいだけです。そのリスクを予め認識し、準備をしておくのが大事です。
1社に従順なのもいいですが、外を見てみるのも決して悪い選択ではないと思いますよ。
人生100年時代に入り40年、もしくはそれ以上の長い時間をずっと1社で過ごすのではなく、社会の変化に合わせて対応できる人材が活躍できる時代になっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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