【出雲】海も山も歴史もある山陰の都市
終日市内を観光してきましたが、海もあるし山もある、おまけに歴史も残るとってもいい街でした。歩くのも楽しかったです。
行ったかいがあったわけじゃな。エジプトみたいになにもないのでは、つまらんからなによりじゃ。
昨日の続きです。
サンライズ出雲を降りてからその日の折り返し便が出発するまで、ずっと市内を観光していました。
1日で訪れた場所は以下の2つ。
訪れた場所
-
日御碕(灯台、神社、経島(ふみしま))
-
出雲大社、伊佐の浜
日御碕(灯台、神社、経島(ふみしま))
サンライズ出雲から降りてすぐバスに乗って日御碕へ向かう予定でしたが、タッチの差でバスが出てしまいました。
乗り換え時間に数分あったので、ギリギリ乗れるかと思いましたがダメでした。
次のバスは1時間後です。なので、同じ電車で来られた観光客の多くは出雲大社から先に行くんですね。出雲大社なら一畑電車でいけますし、日御碕行きのバスは出雲大社のバス停を通るので、観光してからバスで向かうのが王道ルートのようです。
予定を変更するのが面倒だったので、わたしはタクシーで日御碕へ直行しました。
ここでみなさんに注意です。バスだと約1,000円で行けますが、タクシーでいくと7,000円近くかかります。勢いで行くのは止めましょう。
それでもわたしのように、日御碕がメインであれば全然アリです。日御碕には灯台、神社、経島などの観光スポットにはじまり、ウニ丼で有名な花房商店もあります。個人的には、出雲大社よりも訪れるべきスポットと言えます。とくに、歴史にあまり興味のない人には楽しめます。
灯台は、日本でも数少ない登って景色が見られるスポットで、高いところから日本海を一望できます。高さも石造りのものでは東洋一と言われており、急勾配の階段を上ること自体がアトラクションとなっています。
日御碕神社は、桃山時代から建造物であり、海のすぐ近くに建っているにも関わらず、きちんとメンテナンスがされており、当時の輝きを現代に運んできています。新緑に映える赤が眩しいですよ。
神社からすぐのところにある経島はうみねこの繁殖地です。立ち入ることができませんが、うみねこの大群を対岸からみることができます。
ケータイのカメラでは拡大ができないので、デジタルカメラがあるとズームして彼らの動きをよく観察することができます。
ここにきて忘れてはいけないのが花房商店。ウニ丼で有名ですが、海鮮丼のほかお刺身も絶品です。写真は古事記丼ウニ入り(2,200円)とのどぐろのお刺身(2,800円)です。
のどぐろのお刺身は、そのままと炙ったものが提供されますが、それぞれ味が違います。わたしはそのままのほうが甘みが強くて好みでした。
ウニ丼(3,300円)も含め、いずれも値は張りますが、訪れたならぜひ食べたい一品です。ちなみに、クレジットカードなどキャッシュレス関連は全てNGですので現金をお忘れなく。
また、日御碕から出雲大社へのバスは2時間に1本のペースで出ています。
出雲大社、伊佐の浜
バスで出雲大社に向かう途中に見えてくるのが伊佐の浜です。夕日がキレイに見えるスポット、またパワースポットとしても有名な浜辺です。
ここの砂をもって出雲大社に参拝に行くと厄除けになるといわれているので、出雲大社の前に訪れるべきスポットですね。
また、砂を持参するための袋を持っていきたいところ。普通の海岸と同じく、サラサラの砂なのでポケットはしんどいです。
出雲大社は言わずとしれた観光スポットですね。しめ縄は日本最大で全長13.6m、重さ5.2tにもなります。
しめ縄に投げ銭をするとご利益がある、と名探偵コナンでやってましたが今は禁止になっていますし、お金は全然引っかかっていませんでした。
本来であれば参拝の前に参道を通るところですが、伊佐の浜からいくと参道は後に通るので、甘味処やお土産をゆっくり見て回ることができます。
わたしは、日御碕での昼食がボリューム的にも金額的にも予想以上だったので、参道での買い物は諦めました(笑)。
あとは旧大社駅(復旧工事中でした)に寄りつつ、ひたすら市内を歩いて出雲市駅まで向かいました。
こんな不思議な建物にも出会いました。どうやら市のスポーツセンターのようです。
最後に出雲名物の割子そばを食べました。少し平べったくなっているそばはコシが強く、つゆにつけてもその存在感をアピールしており、とてもおいしかったです。
また、1枚ずつの割子になっているので、食べすぎることもないかなと思います。とはいえ、歩いて疲れ果てたわたしには3枚では足りず、スーパーで惣菜を買って車内に持ち込みました。
まとめ
サンライズ出雲から降りたその日にまたサンライズ出雲に乗って帰る、寝台特急に乗るための弾丸旅行でしたが、十分に満喫することができました。
サンライズ出雲はもとより、出雲市内もしっかり観光できましたので大満足です。サンライズ出雲がまだまだ現役のようなら、今度はぜひ家族で訪れてみたいですね。
駅前にはタイムスカーシェアの基地もあったので、レンタカーを使えば家族での旅行にも使えますので、やはりタイムスカーシェアは使い勝手がとてもいいですね。
普段使いだけでなく、こうして旅行にも使えるわけですから。ますますマイカーへの欲求が無くなる旅でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
➠関連記事
サンライズ出雲は2022年現在、日本で最後の定期寝台列車です。鉄道ファンでなくとも、廃止になる前に一度は乗っておきたい電車です。
1人旅は食事と歩くことがもっぱらのメイン行事になっています。一昔前の自分には、とても考えられない心境の変化です。
家族でもこれからドンドン色々なところに出かけていきます。