【悲報】鬱になっても仕事を辞められない日本人
先日、転職を伝えるために久しぶりに同期に連絡したんですが、仕事が原因で体調不良になってしまい出社していないことがわかりました。体を壊しても、今の会社に居続けてしまうのが日本人の悪いところですね。
勤勉な日本人ならではの問題じゃな。エジプトではそんな人はおらんぞ。みんな仕事が嫌ならさっさと辞めて次に行ってしまうからな。
引継もすべて完了し、あとは辞めるだけになりましたので、お世話になった方々への退職報告を兼ねて連絡をしています。
その中で、個人的に一番信頼している同期に連絡してみようと社内の電話帳で電話番号を調べて連絡してみると、平日にも関わらず繋がりませんでした。
休暇をとっているのかと思いスケジューラを確認してみると、1人だけスケジュールが真っ白になっていました。これはおそらく仕事をしていないなと思い、プライベートの連絡先にかけてみると、案の定、仕事を休んでいました。
幸い、電話から聞こえてくる声には、とくに変わった様子はなく、鬱までなってしまったことを感じさせない元気な様子でした。
転職する話をすると、さすが仕事を休んでいるだけあって、わたしの状況はすぐに理解してくれました。
できることなら、自分もチャレンジしてみたい、とその同期も言ってくれました。
そんな彼を応援するため、時間を作って先日会ってきました。
わたしが今いる会社では、新入社員は入社後の半年間、全員研修所での寮生活となります。それぞれ40人のクラスに割り当てられての研修となるため、同じクラスでの同期の結束は強いです。
とはいえ、入社後10年も経過すると次第に希薄になっていきますが、それでも仲が良かったメンバーとはその後も継続して関係が続き、たまにはお酒を飲むこともありました。
最後に呑んだのは2017年、わたしがエジプトに行く前でした。その時には他の同期も含め、みなさん元気でしたが、その後の人事異動等で新しい職場に馴染めなかったようです。
休む前の職場の雰囲気を伺うと、かなり険悪ムードだったようです。連日のように22時まで会議が続いたり、日中にメールはするな、と課長から強く言われたりしたと言っていました。
メールと電話しかコミュニケーションツールがない現職にて、メールをするなという上司は嫌がらせ以外の何者でもないと思いますが、そんな状況がまかり通ってしまう環境では、体を壊してしまうのも納得です。
幸い、わたしはそんな上司ガチャでハズレを引くことはありませんでしたが、それでもTV会議中に”ふざけるな”、と現在の上司から罵られたことがあります。そんな人たちが上司として居座る会社は、残念な会社と言わざるを得ません。
わたしがいる会社は大企業でとても安定している、と周りの人は口を揃えて言います。しかし、外から見ればいいように見える会社にいても、体を壊してしまっては元も子もありません。
わたしは、そんな状況を早く脱してもらいたいという思いを同期へ熱く語ってしまい、店員に注意されてしまいました(汗)
人事異動で、上司の意のままにそれまでとは全く関係のない部署に飛ばされ、ときには単身赴任までさせられるのではなく、自分の意思でやりたい仕事に臨む。そんなあたり前のことができる会社が、今後は伸びてくると思います。
日本の大企業のやり方は、今後廃れてくることは間違いありません。そうなったときに行動するのでは遅すぎます。常に時代の流れに合わせて変化させていくことで、取り残されないようにしたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Have a lovely evening!!
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話が通じない人とは距離を置くに限ります。社内でムリなら思い切って会社を飛び出すことも視野に入れるべきです。