【考察】上司から子供の英語の勉強方法について聞かれたので回答しました

【考察】上司から子供の英語の勉強方法について聞かれたので回答しました

うがんじんうがんじん

先日、前の職場でお世話になった先輩から、高校生の子供の英語教育について質問を受けました。わたしは、学生時代は英語が嫌いでしたが、いまこうして海外で活躍できるまでになったので、そのエッセンスを紹介できればと思い回答しました。

Dr. キャメルDr. キャメル

他人に教えることで、自分でのやり方について考えるじゃろ。やっている理由などを考えることで、自分にもプラスになるはずじゃ。

 

会社の先輩から、以下のような質問をいただきました。

 

ご質問:子供の英語教育(抜粋)

  • 高校1年生のお子さん、

  • 準一級にチャレンジするも一次試験で不合格、

  • リスニングが問題だと自覚している、
  • 英検2級は中学生のときに合格。

 

ぶっちゃけ、わたしも準一級は数年前に受験した際に一次試験で落ちてしまいました。しかし、当時は海外事業部に異動する前であり、今とは全く状況が違います。

 

という前提で、以下のとおり回答しました。

 

回答:わたしの英語勉強法

まず、英検準一級を受験なさっているということで、普段の読み書きは問題ないという前提で話を進めます。

 

ご相談のとおり、以下の順番で回答差し上げます。

 

1.リスニング力を手っ取り早くあげるには

2.総合的に英語力をばすには

3.わたしがやっていること

4.わたしがAさんの立場ならどうするか

 

リスニング力を手っ取り早くあげるには

残りできることは、よくいう”多聴多読”かと思います。

 

”多読”に関しては、ネットで検索すれば、いくらでも英文がでてきますので、好きなジャンルの記事を定期的に見ればいいと思いますので詳述しません。

 

”多聴”は、英会話へ行ったり映画を見たりと、お金をかければいくらでも教材が手に入ります。

 

ただ、お金をかける≠身になる、わけではありませんので、わたしがお勧めするのはYouTubeです。

 

YouTubeは、娯楽にも使えるし勉強道具にもなります。

 

わたしがみているチャンネルをいくつか紹介します。

 

オススメYouTubeチャンネル

このほかにも、たくさんの英語の動画があります。

 

YouTubeは英語字幕が出せますし、仮に自動生成であっても英語であれば精度は十分です。

 

なので、それを使ってオーバーラッピング、シャドーイングを行います。

 

補足説明

  • オーバーラッピング:発言者の声にかぶせるように(マネるように)発声、字幕は見てOK。
  • シャドーイング:発言者に対しワンテンポ遅らせて追いかける方法、字幕は見ない。

 

動画はたくさん必要ありません。

 

好きなもの1つピックアップ、字幕なしで90%シャドーイングできるようになるまでひたすら繰り返し⇒次の動画へ、というスタイルです。

 

総合的に英語力を伸ばすには

インプットは多くの方ができますし、機械翻訳もかなり精度が上がってきているので、さほど問題ではありません。

 

しかし、アウトプット(ライティング、スピーキング)が日本人は苦手な人が多いですので、それらができる機会を与えてあげればよろしいかと。

 

具体的にはDMMやレアジョブなどのオンライン英会話が一番手っ取り早いです。

 ⇒それらのより効率的な使用方法は後述します。

 

わたしがやっていること

いろいろ申し上げてきましたが、発展途上なわたしが行っているのは次の3つです。

 

わたしが実際にやっていること

  1. 英語で日記を書いて添削してもらう、
  2. 外国人の友人を作る、
  3. 友人と英語で話す。

 

①は”Tenyear Diary”というアプリを使っています。

 

こちらは、過去10年分の同日の書いた内容が表示されるので、過去の同じ日にどんなことを書いたかがわかるようになっています。

 

わたしも、数ヶ月前から過去のものがみられるようになり、それを見て自分に恥ずかしくなったり面白くも感じています。

 

書いた内容の添削は、オーストラリア人の友人にお金を払って頼んでいます。

 

②は記載の通りです。

 

手っ取り早くやるなら、対面の英会話スクール(NOVA、イーオン等)に安いコースで入会し、先生と連絡先を交換すれば達成できます。

 

③の相手は日本人です。

 

英語ができるor勉強している近しい友人、先輩、同僚との連絡は全て英語で行っています。

 

同じ目的をもった人たちなので、こちらから提案し、快く受けてくれています。

 

わたしがAさんの立場ならどういう手段をとるか

①まずはアウトプットを増やすために、YouTubeでシャドーイング&日記を書きます。

 

そして、それをオンライン英会話を使って添削してもらいます。

 

添削は、文法だけでなく発音も矯正してもらえるので、オンライン英会話は有益です。

 

それに、毎日やらなければならないという強迫観念が、やる気関係なく突き動かしてくれるはずです。

 

参考費用

  • ・YouTubeプレミアムファミリー:1,780円/月、
    YouTubeで広告を消すための費用(家族全員分)

  • 日記アプリ:0円(App Storeでダウンロードしてください)、

  • オンライン英会話:月額約6,000円/人。

②外国人の友人を作るのに英会話スクールはお金がかかるので、SNS(ツイッター等)で探すのもありです。

 

日本語⇔英語、双方を教え合える相手を探せば、お金がかかりません。その分、SNSを使うため、ある程度リスクが伴います。

 

③学校の友達では難しいかもしれませんが、それでもLINEでのやりとりは英語にするとか、やりようはあるかと思います。

 

あとは、独り言を英語にするだけでも、けっこう変わりますよ。

 

英語の勉強はお金をかけるだけが全てではない

ご質問者のように、お子さんへの教育ということで、良質な環境を与えたいというのは親心というもの。

 

しかし、それが絶対にオススメかといえば、そんなことはありません。

 

お金をかけずにできることもあります。0円でやろうとすると、効率が悪い場合もありますが、YouTubeプレミアムなど少額の課金で多くの英語動画に触れることができ、広告も消せるので、勉強が妨げられることはありません。

 

これからの未来、英語はさらに必須になることが想定されますので、ご検討してみてはいかがでしょうか。

 

わたしも、子供には英語を早いうちから使えるようになってもらいたいですし、そのためにお金をかけすぎることなく、今あるものをフル活用して行きたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

➠関連記事

 

多読するならThe New York Timesも1つの候補として十分検討できます。

 

英語教育は子供の頃からやりたいものですが、早すぎるのは子供にとってよくありません。

 

その他、わたしがここまで来るまでにやってきたことはこちらで詳しく紹介しています。

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