【歓喜】エミレーツ、123機目にして最後のA380を納入

音声解説はこちらをどうぞ。

 

【歓喜】エミレーツ、123機目にして最後のA380を納入

うがんじんうがんじん

エミレーツ航空で最後のA380(オール2階建て飛行機)が納入されました。エジプト往復するときに何度も乗りましたが、機体のデカさと内装の素晴らしさに感動したのは、今でもハッキリ覚えています!!

Dr. キャメルDr. キャメル

オール2階建ての飛行機とはすごいな。わしも一度は飛行機というものに乗ってみたいのお。

 

エミレーツから興味深いニュース、最後のA380の機体を納入、というものがありました。

 

 

エミレーツについてカンタンに紹介しますと、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイに本拠地を構え、中東の石油産業の恩恵を受け豪華なサービスを提供する世界でも超有数の航空会社です。

 

なんといっても同社の特徴は、超大型の機体であるA380を最も多く保有していることであり、その空間を惜しげもなく大胆に使うデザイン、サービス力にあると思っています。

 

実際、A380の機内には、空の上でも楽しめるシャワーブース(ファーストクラス専用)、バーカウンター(ビジネスクラス以上が利用可能)があります。機内にこのような設備があるのは、同じA380の機体を持つ航空会社でも、同じくUAEの首都アブダビに本拠地を構えるエティハド航空くらいです。

 

全日空(ANA)でもA380は所有しており、フライングホヌ、という相性で親しまれていますが、上記のようなサービスはありません。同じ機体を使っていても機内のレイアウトは、航空会社によってさまざまです。

 

そんなエミレーツでも、今回納入したA380が最後の発注になります。もともと同社ではコロナ前から同機体の納入は減らしていく予定でした。というのも、昨今の航空機の性能や安全性アップにより、主要都市間でさえ大型機が使われることが少なくなってきています。

 

今までのように、国をまたいでの主要都市間の移動に大型機を使って、そこから国内各地の空港へ行くという流れから、出発地と目的地を直接結ぶ流れにシフトしてきています。

 

そんな流れを受けつつ、今回のコロナパンデミック。客が少ない状況での収益化が難しい大型機の終焉を加速させてしまった形となってしまいました。

 

飛行機での移動を好きにさせてくれた機体

この飛行機でのフライトを経験するまで、わたしは飛行機での移動が大嫌いでした。というのも、エコノミークラスの狭いスペースに押し込まれての10数時間はホントに苦痛でした。

 

しかし、エジプトまでのフライトを何度も経験していくうちに、その気持ちにも変化が出てきました。そして、それを決定付けてくれたのは、なんといってもビジネスクラスでのフライトです。

 

エコノミークラスでのそれとは全く異なる世界に終始感動したのを今でも覚えています。

 

ビジネスクラスでのサービス

  • フルフラットになるシート、

  • ゆったりとした座席空間、

  • 機内のバーカウンター、

  • 豪華な機内食。

 

一口にビジネスクラスといっても、航空会社によってサービスのグレードはまちまち。そんな中で、エミレーツのそれは常に上位に食い込む品質であり、わたしの人生初めての経験だったので、余計に眩しく見えました。

 

知らない世界ってたくさんあるんだ、と思いつつも、知ることや体験することって楽しい、と改めて実感しました。

 

それは、ビジネスクラスだけでなくエジプトでの生活も同じです。現地では、ビジネスクラスとはまさに雲泥の差がある生活でしたが、それでも楽しみを見つけ、最終的には日本での生活よりエンジョイできていました。

 

次は、どんな未来が待ち受けているのか、今から楽しみです。

 

飛行機はだいたい10年で役目を終えてしまいます。それまでにまたA380に乗れる機会があることを楽しみにしたいです。それは、今回体験した成田ードバイ間なのか、はたまた違う区間になるのか、それはいつ訪れるのか、未来に思いを馳せつつ今できることを粛々とこなしていきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Have a lovely evening!!

 

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エコノミークラスでの旅は準備が大切。これらがあると、より快適に過ごすことができます。

 

ビジネスクラスもあると便利なものがあります。それでもシートの満足感には勝てません(笑)。

 

わたしはたいてい機内では寝ていますが、寝なくてもリラックスできるようにするのが大切です。

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